一人でも多くの人生を前向きに。福岡から全国を動かす新卒2年目の話

営業企画地方の魅力人の役に立ちたい新卒メディカルケア

ひと

セールス職でありながら、企画・マネジメントと活躍の幅を広げ続けている永岡さん。大学時代は、教師の道を志していました。しかし、あることをきっかけにビジネスの道に進路変更。現在までさまざまな困難に直面し、都度乗り越えてきた永岡さんのキャリアや仕事の価値観について聞きました。(ライター:青江)

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Profile
  • 永岡(Nagaoka)
    レバレジーズメディカルケア株式会社 メディカル事業部 九州グループ リーダー

    2021年新卒入社。福岡支店所属。入社から現在まで一貫して、九州全域の看護師のキャリア支援をおこなう。2年目の2022年4月に事業部のベストルーキーを受賞。その後、活躍を続け同年7月からリーダーとして複数名のマネジメントをおこなう。業務範囲を自ら広げ、勉強会や研修などの企画立案・運営を推進し、さらにはエリア全体の組織マネジメントと幅広く活躍している。今後の事業部拡大に欠かせないキーパーソンの一人。 趣味は、絵を描くこと。毎年個展を開催していて、今年は福岡・東京で実現することが目標。

逆境からの再挑戦

永岡さんはこれまで一貫して福岡で活躍されていますが、レバレジーズはどのように知りましたか?

就活を通して出会った友人に紹介してもらいました。
地方は大都市圏ほど人数が多くないので、早期に就活を始めると各会場で同じ人と何度も出会うんです。なので、だんだん顔見知りになっていき就活仲間のように仲良くなるので、自然とグループになっていきます。そのグループ内で情報交換をしていて、そのなかでレバレジーズを知りました。

 

教員になりたいと思った理由は、キャリア教育を通して人生や仕事に対して前向きな学生/社会人を増やすことができればいいなと思ったからなんです。しかし、塾講師のアルバイトをしている際に、高校生までは親の影響を大きく受けているなと感じることが多くあり、「子どもは関わる大人以上の気づきや出会いはない」と気づきました。なので、子どもより大人に直接働きかけるほうが、大きな影響を与えられるのではないかと思ったんです。そのためには、教師になるよりも、大人になにか直接的に働きかけることができる仕事の方がいいよねということになり大きく方針転換をして、民間企業に就職する道を選びました。

 

民間企業への就職を決めた翌日にはもう就職活動を始めていました。就職活動を進めていくうちに「レバレジーズのインターン内容が良い」と話題になっていることを知って、特に準備などはせずに受けたんですよ。当然ですが、結果はダメでしたね(笑)完全に準備不足だったので僕が悪いのですが、かなり悔しかったです。

レバレジーズのサマーインターン選考に一度落ちていたのですね。再びレバレジーズの本選考を受けようと思った理由を教えてください。

当時は「見返したかったから」というだけでしたね(笑)

 

ただ、サマーインターンの選考に落ちてから時間があったにも関わらず、あまり時間をかけて準備をしていませんでした。というのも当時の僕はかなり尖っていて、自分の実力やスキルを過信し、あらゆる面接で「この僕が落ちるはずがない」と自信満々に選考を受けていました。結果として、いくつか内定をいただくことはできたのですが、企業選びの軸は明確になっていないままでした。そんななか、レバレジーズの最終面接で執行役員の藤本さんから「総合的に見て、活躍できる見込みが少ない。永岡くんのやりたいことを明確にしたほうが良い」と言われてしまい再面接のような形になってしまいました。軸が定まっていなかったため、「自分のやりたいことが、どんな環境だったら実現できるのかわからない」状態だったのを見抜かれてしまいましたね…。

 

そこから自分のなかで譲れない部分だったり、社会人になってから叶えたいことを改めて言語化することにしました。すると「人生を前向きに考えられる人を一人でも多く増やす」「そういう人で溢れた街をつくりたい」という軸が明確になり、その軸をぶらさずに改めて企業選びをしましたが、社会問題を解決する事業を複数展開しているレバレジーズしか当てはまらなかったんです。そこで再面接を受けさせていただき、レバレジーズでビジネスを通して一人でも多くの人の人生を前向きにしていきたいという思いを伝えて、晴れて内定をいただくことができました。当初は見返したいという一心で受けた面接だったんですが、社会人としてやりたいことやレバレジーズでしかできないことの2点が明確になったので今となっては本当に良かったと思っています。

過酷な状況を乗り越えて

紆余曲折を経て内定を獲得したのですね。内定から現在までの業務内容を教えてもらえますか。

そうなんです、やっとの思いでもらった内定でした。

 

内定をいただいた後は、内定者インターンから現在まで一貫して看護師のキャリア支援に携わっています。最初は、アシスタントとして先輩社員の仕事を間近で見ながらサポートなどを経験しました。その後、正式に入社し看護師さんのキャリア支援を経験し、2022年の7月からリーダーとしてチームマネジメントもおこなっています。2023年の1月からはエリア全体の組織マネジメントも任せていただいています。そして自分の業務範囲を広げるために、事業部単位での研修やプロジェクトの企画・立案・実行にも携っています。

 

ただ一見順調に見えるかもしれませんが、内定者インターン時代の最後の1ヶ月がかなり過酷な状況だったんですよね。

最後の1ヶ月が過酷…なにがあったのですか?

僕が担当していた求職者全員の支援に失敗してしまいました。

 

というのも、最後の1ヶ月は僕自身のこれまでの働きが評価されて、5名の求職者の支援をさせていただいていました。担当を持つのが初めてだったので、「絶対に結果を出すぞ!」とかなり意気込んで取り組んでいたのですが、営業スキル全般が圧倒的に不足していて結果を残すことができませんでした。日頃から求職者目線に立って物事を考える癖がついていると思っていたのですが、結果を目の当たりにして、自分の無力さに絶望しました。これに関しては今でも、おそらく別の方が担当していたら上手くいっていたんじゃないかなと思い返すことはあります。

そんなことがあったのですね。具体的にはどのような点でスキル不足を感じていたのですか?

事前準備の質が圧倒的に悪かったなと感じています。

 

仕事の基礎中の基礎がまったくできていなかったということです。当時の僕は「なんとかなるだろう」と楽観的に考えて、事前準備をおろそかにしていました。

 

これが原因で、普通に対応していれば成功していたはずのキャリア支援に失敗してしまいました。事前準備をしっかりおこなっていれば、結果は違っていたのかなと今でも悔しい気持ちでいっぱいです。

 

当時の求職者には本当に申し訳ないという気持ちもありますが、これが僕の社会人としての大きな分岐点にもなったこともまた事実です。

苦難の末に生み出した、離脱者を生み出さない環境整備

入社前から大きな困難に直面されたのですね。どのようにして乗り越えたのですか?

事前準備の質の向上」「仕組み化」という2つの施策をおこない乗り越えることができました。

 

この2点を実現することで、すべての求職者に対して高品質な状態を維持し続けたままサービスを提供することが可能になります。もちろん、僕自身が同じ失敗をしたくないという思いもありますが、僕と同じような失敗を他の人にしてほしくないという思いが強くありました。

 

これらを実現するために最初に取り組んだことは、自分自身の営業手法のパターンを整理することでした。具体的に、まず最初に多くの求職者と面談していくなかで、反応がよかったトーク内容など評価してもらえているポイントを集約し、系統立てることにしました。さらに、相談が多い内容をパターン化して集計し、それぞれに対し基本となる打ち手を考えていきました。これによって、基本的なパターンは体系化されているので求職者個々の悩みや特性に応じて適切な対応することが可能なうえに、応用パターンを考えることに注力できるので、より魅力的な価値を提供することが可能なんです。この点に関しては、僕だけが知っていても事業部の発展にはつながらないなと思い、ナレッジをシェアし合うという事業部企画を立案し、企画から運営まで携わっています。

具体的にどのような企画をされているのですか?

ナレプロ」という、事業部全員を対象にナレッジシェアを目的としたプロジェクトを企画・推進しています。

 

このプロジェクトは、教育担当の工数削減とナレッジをシェアし全体の底上げを目的として2021年の8月に立ち上がりました。営業成績がトップクラスの全国各地のメンバーが運営として参加してくれていて、僕はそのプロジェクトの統括という形で参加させてもらっています。

 

プロジェクトの進捗は3ヶ月毎に振り返り、企画内容を毎回ブラッシュアップしているので、発足当初と比較すると比べ物にならないくらいクオリティの高いものになっていると思います。ただ、まだまだ改善の余地はあるので事業部の方の意見などを取り入れながら唯一無二のものにしたいなと考えています。

 

今後については、トッププレイヤーの営業スタイルなどから成功の要因を抽出し、誰もが真似できるような仕組みをつくっていきたいです。営業組織の中では、順調に成果をあげられている人とそうではない人がいると思います。順調に成果をあげられている人について「あの人はもともとセンスがあるからできるんだよ」のような形で片付けられることが多くあるんですが、僕自身の経験からセンスという言葉のみで片付けられるものではないと思っています。

 

センスで片付けてしまうと、営業でなかなか成果をあげることができていない人が、いつまでも苦しい思いをしてしまいます。さらには営業することや顧客に対して後ろ向きになってしまう可能性が高くなります。だからこそ、うまくいってる理由やノウハウをきちんと言語化・仕組み化して、共有したいと考えているんです。

 

求職者様へ貢献できることについて考えるなど、きちんと悩まないといけないところに時間を割き、そうでない部分を仕組みで補い再現性を持たせる」そうすることで、組織全体としてうまくいくことができると信じています。

幅広い分野で活躍されていますね。昨年からリーダーとしてマネジメントにも挑戦されているとお聞きしました。マネジメントで意識している点を教えてください。

メンバー個人の強みを正確に把握するということは最も意識しているポイントの一つですね。そのために、数値的根拠はもちろん、業務中の会話などもある程度は把握するように心がけています。
 

この根底には、強みを活かせる場所や機会をしっかり提供したいという考えがあるからです。間違っても管理したいわけではないんです(笑)あくまで僕個人の考えなんですが、環境によってパフォーマンスが左右される人は一定数いると考えています。なので、そのような人のために強みを正確に把握して、最大限発揮できる環境をなるべく与えてあげたいと思っています。これはその人のためでもあるんですが、チームのためでもあるんです。チームで活動する最大のメリットは、お互いの弱みを補いつつ強みを高め合うことができることなので、チームであることのメリットを最大限に活かしたマネジメントを心がけています。チーム成績は好調を維持していますが、高みを目指しながらより事業部と顧客に貢献できる最強のチームにしていきたい思っています。

業界No.1を目指して

最後に、これからの目標を教えてください。

今携わっているサービスを業界No.1にしていきたいです。というのも、サービスに関わっている社員一人ひとりが本気で求職者の人生をもっと良くしたいと思っているし、業界No.1を実現するために本気で努力しています。このようなサービスだからこそ、もっと多くの人に知ってほしいし、知られるべきだと思っています。

 

そのためには、僕自身がさらに成長する必要がありますし、事業部のボトムアップが不可欠です。私は研修などの企画が得意なので、営業という職種にとらわれることなく、強みを活かし、さまざまな方法で可能なかぎり貢献していきたいと考えています。企画した研修やプロジェクトで、仕事に対して前向きな気持ちに変化してもらうことができて、その結果として個人のパフォーマンスが最大化し、最終的にサービスが業界No.1になれれば理想ですね。

 

僕ができることはなんでもやりたいと思っていますし、やっていこうと思っています。今後にぜひ期待してください!

 

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