内定者に聞く、レバレジーズに就職を決めたワケ
ひと
2022年4月、約150名の新卒社員がレバレジーズに入社します。今回は、2名の内定者に学生時代の話から入社後の目標まで聞きました。(ライター:篠原)
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布袋(Hotei)
2022年度 レバレジーズ内定者(営業職)上智大学文学部在学中。アイドルのコピーダンスサークルに所属し、大学3年時には副部長としてチームを牽引。就職活動開始当初は広告代理店やメーカーへの就職を希望していたが、就活軸の見直しをきっかけに最終的にレバレジーズへ入社を決める。
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寺田(Terada)
2022年度 レバレジーズ内定者(マーケティング職)一橋大学経済学部在学中。所属している陸上部で、箱根駅伝予選会や「競歩」で全日本選手権に出場するなど、多くの成績を残す。レバレジーズでは営業職で選考を受けていたが、就職活動を進めるなかで自身のキャリア観を見直し、マーケティング職で選考を受け直す。2021年11月より、内定者インターンを開始。
22卒内定者インタビュー
学生時代に打ち込んだこと
大学で最も注力したことを教えてください。
布袋
私はアイドルのコピーダンスサークルの活動に力を入れていました。なかでも、毎年夏と冬の年2回開催され、全国から約200チームが参加する大会で優勝することを目指し、日々練習に励んでいました。
大学2年時には副部長として必死にチームを牽引してきましたが、夏の大会ではミスが続き、入賞を逃してしまったんです。その悔しさから次期の大会では「絶対に入賞する」と心に決め、チーム全体のスキルを底上げすることに注力しました。
なぜなら、今回入賞を逃してしまった最大の原因は、チーム内での実力差が大きくパフォーマンスの質にばらつきがあったことだと思ったからです。それが結果的に、隊列の乱れなど細かなミスに繋がっていました。たとえば、初心者や経験の浅いメンバーに対しては、個別に課題を整理しながら練習時間外も指導をおこない、丁寧なサポートを心がけました。その成果もあり、冬の大会では大きなミスもなく、3位入賞を果たすことができました。「チームで何かを成し遂げる」という快感を知れた、本当に良い経験だったと今でも思います。
ストイックですね。寺田さんはいかがですか?
寺田
僕は、陸上競技に自分の学生生活の大半を捧げてきました。中学では長距離走をしていましたが、高校からは競歩にもチャレンジし始め、大学ではこの2種目で箱根駅伝予選会と全日本選手権に出場することを目指していました。
この2つの種目では使う筋肉がそれぞれ異なるため、両立するためには独自の練習メニューを開発しバランスよく身体を鍛えながら、成果につなげていく必要があります。とくに「競歩」は競技人口も少ないので、顧問や競技経験者にアドバイスを聞きにいったり、論文を読んだりしながら、練習内容を日々アップデートさせていきました。その結果、大きなけがをすることもなく2つの目標を達成させることができました。
レバレジーズを選んだ理由
続いて、お二人がレバレジーズを選んだ理由を教えてください。まずは布袋さんからお願いします。
布袋
レバレジーズに惹かれた理由はいろいろとありますが、一番の理由は自分が心の底から「解決したい」と思える課題に取り組める環境があるからです。
就活を始めたばかりのころは、「自分の好きなものや興味のあるものに関わることができたらワクワクできそう!」という理由で、化粧品メーカーや広告代理店などを受けていました。しかし選考をすすめていくなかで、なぜか自分が楽しそうに働く姿がイメージできないでいることに気づいたんです。
この違和感がどうしても拭えなかったので、就活の途中ではありましたが、自分の根本にある価値観をあらためて考え直してみることにしました。過去の体験を遡ると、私は目の前にいる困っている人を救えたときに、1番モチベーション高く活動できていたことを思い出したんです。
大学1,2年のときに所属していた学生NPO団体での話なのですが、私はネパールの教育問題に取り組むプロジェクトに関わっていました。親世代からの「押しつけ型教育」がいまだに根強く残っているネパールでは、元からある慣習や、親の固定観念によって自分の人生を当たり前のように決められてしまう子供が多くいるんですよ。日本でも「親ブロック」という言葉があるように、たしかに親の意見が子供の意思決定に強い影響を及ぼしている家庭も少なくないと思います。ですが、日本はネパールとは違い、最終的には「自分で」決断できる人が大半ですよね。
私が就活しているときは、自己分析や就活軸、企業の選定など、いろいろと考えなければいけない要素が多く、正直それを面倒に感じた瞬間もありました。ですが、この悩みは本当は贅沢な悩みだったんですよね。「自分の将来は自分で決める」ことが当たり前だと思っていた私にとって、異国での現実は心にくるものがありました。そのとき、「日本の当たり前」が「世界の当たり前」ではないという、自分が既に理解していたはずのことを、情報としてだけではなく身をもって知ったんです。そして同時に、「何とかしなくてはいけない」と情動的になっている自分がいることにも気がつきました。
私が「個人の価値観に依存しない絶対的な需要」を満たすことにやりがいを感じるタイプだったと思い出してからは、それに沿う事業を展開している企業を探し直しました。それから、「関係者の幸福の追求」という企業理念にも共感できたレバレジーズに入社を決めたという経緯です。
そのためにどんなキャリアプランを考えているのですか?
布袋
自分が価値貢献できる幅を極限まで広げるために、縦横の両軸でキャリアを伸ばしていきたいと考えています。
まず縦のキャリアは、チームとしての価値を最大化させることが目的です。私は、サークル活動の経験から、マネジメントの重要性を身を持って知りました。
ダンスはチームスポーツであるため、良いパフォーマンスをするためには、誰か1人だけではなくチーム全体のスキルアップが必要です。先ほどお話した夏の大会で、「個の力の限界」と「チームで出せる成果の大きさ」を本当に痛感しました。この経験から、仕事でもチームを牽引できる人材になりたいと思ったんです。
次に横のキャリアは、貢献できる範囲を広げるために、自分のできることを増やしていくことが必要だと考えているからです。
レバレジーズには、年次関係なくチャレンジできる環境があるため、若いうちからさまざまな経験を積み、スピード感をもって成長することができると感じたんです。
この縦横の掛け算で、価値貢献できる人の数を増やし、解決の深度を深めていきたいと思っています。
事業方針に共感できるのはとても大事なことですよね。続いて、寺田さんがレバレジーズを選んだ理由は何でしょうか。
寺田
端的に言ってしまうと、レバレジーズには「自分が関わりたい」事業があり、かつ顧客との関わり方が自分にとって理想的だったからです。
僕は「生産性を向上させる」事業に携わりたいと考えていて、そのきっかけは大学時代にしていた塾講師のアルバイトでした。当時僕は少し変わった教え方をしていて、文系や理系関係なく、どの科目でも「言語能力」を第一優先として指導していたんです。
自分の考えを言語化させる能力は、基礎中の基礎でありながらも本当に大切なスキルなので、疎かにすると飛躍的に成績を伸ばすのは難しいんですよね。たとえば、数学は証明問題を解くのが1番理解が深まるんですけど。そのためには「自分の言葉で説明する」必要がありますよね。ここで言語能力が必然的に問われてくるので、理系であってもまずは国語から教えていたりしました。他にこんな教え方をしている講師はいなかったので、親御さんへの説明は欠かせなかったですけどね(笑)
そうやって、自分なりに考えた「本質的な」勉強の仕方を、受け持った生徒全員に教えていたんですよ。しかし、同じ指導をしているのに成績の上がり方が一人ひとりあまりにも違っていて。第一志望の大学に無事合格してくれた学生さんもいれば、思うように成績が伸びずに涙を流させてしまった子もいました。
そのときに、当たり前のことかもしれませんが「本質的で意味があること」であっても、万人に同じような効果があるわけではないと実感したんですよね。
すべての人に効く万能薬はない、ということでしょうか?
寺田
そんなニュアンスです。公式的に「良いとされていること」が全員にとって「良い」とは限らないのだと、実体験を通して理解した経験でした。それから「万人の共通解がないとするなら、一人ひとりの正解を一緒に探していくことで初めて、個人の生産性は最大化できるのではないか」と考えるようになりました。
SaaSのように、何か1つのプロダクトで生産性を担保していく事業にも興味はあるのですが、「一人ひとりの最適な答え」を顧客と伴走して見つけていくことができる環境があることに、特に魅力を感じています。
あとは性格の話になってしまうのですが、僕は「自分と関わる人に幸せになって欲しい」という思いが強いです。偽善っぽく聞こえてしまうかもしれませんが、結構本気で思ってるんですよ(笑) そんな僕なので、レバレジーズの「関係者の幸福の追求」という企業理念に心の底から共感しましたし、「ここなら本気でステークホルダーの幸せを追求できる」と思い、レバレジーズへの入社を決めました。
ありがとうございます。お二人が選考中に感じたレバレジーズの魅力を教えてください。
布袋
そうですね。一人ひとりのキャリアを本気で考えて寄り添ってくださるところに魅力を感じました。
私は営業職で選考を受けていたのですが、実をいうと「社会に良いものを届けたい」という漠然とした考えを、どんな仕事で実現したいのかわかっていなかったんです。そんなとき人事のかたが、私の考えを紐解いてくださり、「もしかしたら布袋さんはマーケティング職のほうがやりたいことを実現できるのでは?」と提案してくださったんです。自分一人では想像できなかった新しい選択肢だったので驚きましたし、これをきっかけに自分のキャリアを見直すこともできました。レバレジーズは面接で能力を見極めるだけではなくて、個人の幸せを本当に考えてくれる会社なんだなと思いましたね。
寺田
僕も布袋さんと同じで、社員の人柄や熱さに惹かれました。「寺田くんと一緒に仕事がしたい」と何度も言ってくださりながらも、レバレジーズ以外の選択肢の可能性も含めて本当に親身になって僕の将来を考えてくださりました。その厚い信頼感が、レバレジーズに意思決定する最後の一押しになりましたね。
レバレジーズは「人がいい」という噂は本当でした(笑)
未来について
お二人の入社後の目標を教えてください。
布袋
先ほどお話したように、縦にも横にもキャリアを広げて自分ができることを増やし、他者貢献の幅を広げていきたいです。選考途中で、マーケティングと迷って結局営業を選んだ理由は、「営業=他者貢献の基礎」という考えが自分のなかからどうしても抜けず、まずは現場で目の前の顧客の課題を解決することから始めたいと思ったからなんです。営業で現場を学んだ後にマネジメント経験を積み、そこからさらに企画やマーケティングなど横にもキャリアを広げていきたいです。
寺田
僕は将来、日本の生産性向上に寄与できるサービスを世の中に生み出したいと考えています。そのためには、まず事業づくりに必要なスキルを習得し、さまざまな経験を積むことが必要です。
現在はその第一歩として、営業職で内定者インターンをしています。現場を知ることで、より課題に対して的確で実現可能性の高い戦略を立てられるマーケターになれると考えているからです。入社後は、この営業の経験を活かして、より現場とのコミュニケーションをスムーズにおこなえる高水準なマーケターになれるよう、精進していきたいです。
最後に、23卒の就活生にメッセージをお願いします。
布袋
自分の就活の結果にすこしでも納得できないポイントがあれば、妥協しないでほしいです。「仕事」は人生で多くの時間を費やすものであり、自分の生きる理由にも繋がっていく大事なものです。その仕事選びを、中途半端な状態でやめてしまうのはもったいないと思います。
実は私は、ある大手の企業から内定をもらったあとに、就活を続けることがめんどくさくなってしまい、一度就活を終えようとしていた時期がありました。しかし、それを理由に第一志望のレバレジーズで働く夢を自分から途絶えさせるのはあとで必ず後悔すると思い、そこから約2ヶ月就活を続け、内定をいただくことができました。
就活は人生で一度きりです。自分は将来どうなりたいのか、何に打ち込んだら幸せを感じられるのかなど、最後まで自分としっかり向き合ってみてください。頑張ってください!
寺田
最終的な意思決定をする際に、論理だけでなく「この会社で働きたい」という感情も大事にしてほしいです。なぜなら、僕がレバレジーズに意思決定するのに「成長期フェーズ」「オールインハウスという環境」といった情報も重要でしたが、社員のかたから伝わってくる「社会を良くしたい」という熱い想いが僕の決心を後押ししたからです。
数ある選択肢のなかから、直感で「いいな」と思える会社があったのであれば、その会社で働く未来がしっかりと見えているからではないかと僕は思っています。仕事に対して前向きに捉えられる会社と出会えたのであれば、それは「就活の成功」だと思います。応援してます!
ありがとうございました!
自分の将来と真剣に向き合い、レバレジーズに入社を決めた布袋さんと寺田さん。お二人に共通しているのは、「誰かの役に立ちたい」という外向きの感情と、自分のやりたいことやなりたい姿を妥協せずに具現化する姿勢でした。就活は、普段あまり向き合うことがない「自分」としっかりと向き合える貴重な期間です。満足のいく決断ができるよう、ぜひお二人の経験を参考にしてみてください。
お二人が出演しているYouTube動画もぜひご覧ください!