職種の壁を超え、キャリアを拡げる。新卒入社マネージャーが語るキャリア論とは

新卒セールス

ひと

【Summary】
■「誰かの幸せや成長を促せる仕事」を軸に就活を実施。最終的には、社員一人ひとりが企業理念とミッションを体現している姿が決め手となり、入社を決意。
■入社後半年でユニットリーダー、1年後にはベストルーキーを受賞。2年目にはセールスグループの新規立ち上げも経験。現状分析に基づいた新規チーム立ち上げや戦略立案などを経験し、早期に失敗や挫折を経験しながら圧倒的成長を続け、2024年度にベストリーダーを受賞。
■明確な目的意識を持ち、目的と結果を切り分けて考えることが、成果を出し続ける秘訣。原動力は、共に働く仲間の存在と、切磋琢磨できる環境。レバレジーズの「裁量権を与え、失敗を許容し、再挑戦の機会を与える文化」も成長を後押しした。
(ライター:青木)

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Profile
  • 古川(FURUKAWA)
    2021年新卒入社

    入社後は、レバテックのキャリアアドバイザーグループに配属。入社後半年でユニットリーダーに就任し、2022年度の全社総会でベストルーキーを受賞。その後、セールスチームの新規立ち上げや採用業務などを担当し、グループリーダーに就任。2023年にサービス登録後のユーザー体験設計をおこなう「カスタマーロイヤルティ推進室」の責任者へ異動。2024年度の全社総会では、ベストリーダーを受賞。趣味は、家探し、抱き枕集め。

誰かの幸せを仕事に。やりがいあるキャリアを見つけるヒント

まずは、学生時代の就活軸についておしえてください。

私の就活軸は「誰かの幸せや成長を促せる仕事」でした。頑張っている人が報われる世界、もっと頑張ろうと思える環境をつくりたいと考えていたんです。

 

そのため、同じようなビジョンを持つ人が多い会社で、誰かのために何かをしてあげたい人を原動力に自分がもっと頑張れるような組織で働きたいと考えていました。

具体的にはどのような業界や企業を見ていたのでしょうか?

コンサル系や人材系、教育系企業などの、無形の商材を扱う業界をメインに企業研究を進めました。

 

というのも有形商材は、どうしても物の価値が顧客に提供できる価値と同義になってしまうもの。でも、無形商材の場合、自分の成長をダイレクトに相手に提供し顧客への価値に繋げられるため、自分の就活軸に合っていると考えたんです。

さまざまな企業を見たうえで、レバレジーズへ入社を決めた理由は何だったのでしょうか?

一番の理由は、社員と組織全体が企業理念とミッションの体現をしている、一貫性を感じられたからです。

 

選考を受ける中で、他社にも素晴らしい理念やビジョンを掲げ、良い事業を展開している企業はありました。しかし社員一人ひとりと話をする中で、理念やビジョンを体現しようと、具体的な行動まで落とし込むことができていると感じられたのは、レバレジーズだけだと感じたんですよね。接する社員の日々の仕事に対する向き合い方やふとした言動から、理念やビジョンへの共感が強く伝わり、組織への誇りを持っている姿が伝わってきたんです。

 

私にとって、同じビジョンを持つ仲間と働くことができる環境は最も重要だったため、レバレジーズへの入社を迷いなく決断しました。

【企業理念】

顧客の創造を通じて、関係者全員の幸福を追求し、各個人の成長を促す

【ビジョン】

国や業界をまたいで素早くかつ健全に拡大し

参入した業界において最も競争優位性のある会社になる

その為に、人的価値の向上と成果への貢献に全メンバーが努力する

枠にとらわれない成長を。セールスから広がる、無限のキャリアの可能性

入社後のキャリアについておしえて下さい。

ITエンジニア・クリエイター専門の転職エージェントであるレバテックキャリアのキャリアアドバイザーとしてキャリアをスタートし、入社から半年後には3人程度のユニットリーダーを担当しました。そして、1年目の終わりには、ベストルーキー(※1)を受賞。2年目からは7〜8人規模の組織を束ねるチームリーダーに加え、セールスグループの新規立ち上げに伴う企画や戦略立案業務も経験しました。3年目には、約40名のセールス組織のグループリーダーに就任し、組織の採用計画から入社後の育成にまつわる企画業務も兼務。その後、サービス登録後のユーザー体験設計をおこなう「カスタマーロイヤルティ推進室」の責任者として異動し、現在に至ります。

セールス職の1〜3年目にも、セールスグループの新規立ち上げに伴う企画業務や戦略立案などの業務経験を積んでいたんですね。この業務に携わるきっかけは何だったのでしょうか?

当時の事業部長との面談で「価値提供できるユーザーをさらに増やすにはどうしたら良いか考えてみて」とふわっと投げられた課題に対して解決策を提案したことをきっかけに、セールスグループの新規立ち上げや戦略立案業務に携わることになりました。

 

解決策考案のため徹底的な現状分析、特に事業の現状・営業状況・登録者属性に着目した分析を実施。その結果、ある年収層においてレバテックへの登録者数は多いにも関わらず、転職支援に繋がっていないという課題が明らかになったんです。

 

これらを踏まえて、セールスチームのセグメント分けを細分化し、セグメントごとにより専門性の高いチームを立ち上げることを提案しました。その結果、実際に新規チームの立ち上げが決まり、戦略立案や企画業務などに携わることになりました。

「企画・セールス職」といっても、経験できる業務の幅がとても広いですよね。なぜ、こんなにも広い業務領域に携わることができる環境なのでしょうか?

事業企画やセールスといった役割が1つの組織として事業部に存在し、一人ひとりが事業運営に対して責任を持っているからこそ実現できているのが大きな要因だと考えています。

 

具体的には、マーケットの状況を踏まえた細やかな事業運営や、マーケティング部門との予算にまつわる連携、必要な採用数の算出から実際の採用業務、入社後の育成計画の策定などもセールス組織内ですべておこないます。もちろん、チームマネジメントや事業部内のプロジェクトマネジメント、チーム戦略の立案などもセールス職の担当業務領域です。俗に言う「セールス職」という枠を超えて、事業企画や営業企画といった領域まで、担当業務領域は本当に広いんですよ。

 

感覚的には「プチ事業創り」をおこなっているようなイメージです。(笑)

リーダー業務も入社から半年と、かなり早い時期から経験していますよね。早期に大きな裁量を任せてもらうことで、個人と組織にもたらすメリットにはそれぞれどんなことがあると思いますか?

個人へは、自分の技量以上に難しい仕事を早期に任せてもらうことで、失敗や挫折の経験を早期に味わい、未来のキャリアの選択肢を増やすことができるメリットがあると考えています。

 

「20代で付いた差は一生取り返せない」とよく言われるように、この時期にどれだけ多くの経験を積めるかが、その後のキャリアを大きく左右すると思うんです。たとえば、30人規模のマネジメントを担当することになったと想像してみてください。20代で初めて経験する場合、仮に失敗したとしてもまだキャリアのやり直しがききますが、40代で初めて経験する場合は失敗のリスクが大きくなりますよね。絶対に失敗できないというプレッシャーがかかると、未経験の業務にも挑戦しづらくなりますし、失敗した先のキャリアの選択肢も狭まってしまうと思うんです。だからこそ、若いうちに難易度の高い仕事に挑戦し失敗や挫折を経験しておくことは、未来のキャリアの選択肢の選択肢を増やすことにつながると考えています。

 

組織に対しては、組織エンゲージメントの向上に大きなメリットがあると考えています。若いリーダーが奮闘する姿は、周囲の社員の成長意欲を高め、健全な競争が生まれるきっかけになると思うんです。私自身、新卒1年目の時に、年上の先輩方にたくさん支えてもらいながら、リーダー業務をおこなっていました。多くの会社では年下のリーダーに悲観的な人も多いと聞きますが、レバレジーズの社員は全くその逆。むしろ、年下のリーダーが奮闘しているところを、チームメンバー全員が支えてくれる風土なんです。若手リーダーを支えるためにも、チームが一丸となって頑張ろうとしますし、若手に負けるものかと向上心を掻き立てる環境は、組織にもいい影響があると考えています。

※1 半期に一度開催される全社総会にて、1年間で最も活躍した新卒社員1名に贈られる賞

目的と結果を切り分けて考える。トップリーダーのモチベーションマネジメント術

2022年度にベストルーキー、2024年度にベストリーダーを受賞し圧倒的成果を出し続けていますよね。モチベーションを保ち成果を出し続ける秘訣は何だと考えますか?

明確な目的意識を持ち続け、目的と結果を切り分けて考えていることが、成果を出し続ける秘訣だと考えています。

 

私の仕事の目的は「受賞すること」などの個人目標の達成に置いておらず、中長期的に見た組織課題の解決に置いています。受賞などの評価は、組織に貢献できていることの「結果」であり、目的を達成するための手段だと捉えているんです。結果と目的を切り分けて考えているからこそ、ある意味燃え尽きることがないんです。ベストルーキーやベストリーダーを受賞した後も、そこで満足するのではなく「次になにをすればお客様や社会に貢献できるか」を考え、次のステップへ努力を続けられています。

それほどまでに目的の達成にこだわることができる原動力は何なのでしょうか?

レバレジーズの「人」にあります。具体的に言うと、一緒に働く仲間が優しく、共に頑張ろうと思える環境があるところですね。

 

仕事をする上で、「何をやりたいか」と同じくらい「誰と働くか」が重要だと考えています。実際、キャリアアドバイザーをしていた頃に聞く転職理由の多くは人間関係に関するもので、成長意欲の高い人や尊敬できる人と一緒に働きたいという思いが、仕事へのモチベーションに大きく影響するんです。

 

レバレジーズには切磋琢磨できる環境があり、努力はきちんと評価され、周りの人は成長するまで優しく支えてくれます。このような環境だからこそ、自然と「頑張ろう」「やってやろう」という気持ちになり、高いモチベーションを維持できるのだと思います。

なるほど。レバレジーズで働く仲間を原動力に、明確な目的意識を持つことが、圧倒的な成果につながっているのですね。レバレジーズの組織体制が、成長に大きく寄与したと感じる点はありますか?

裁量権を与えられるだけでなく、失敗を許容し、再挑戦の機会を与えてくれる文化です。

 

裁量権があるだけでは、挑戦をためらってしまうこともあります。もし一度の失敗で出世の道が閉ざされてしまうなら、誰もリスクを取りたがりません。でもレバレジーズには、失敗を受け止め、そこから学び、再挑戦をさせてくれる土壌があります

 

ときに営業で思うような成果が出なかったり、担当したプロジェクトをうまく進めることができなかったりしても、失敗の経験を糧に活躍できる新たな挑戦の機会を与えてくれたり活躍できるポジションを探してくれたり、個人が輝ける場所を一緒に探してくれることもあります。

 

これは、レバレジーズがオールインハウス組織で、社内にセールス・マーケター・エンジニア・企画などあらゆる機能を賄っているから叶えられるものでもあります。社内でどんな職能でも身につけることが叶うのは、レバレジーズならではだと思います。

古川さんのキャリアを見ると、常に成功をしている印象があります。キャリアの中で辛かった時期や挫折を味わった経験はあるのでしょうか?

キャリア全体で見ると順調に見えますが、3年目に新規チームを立ち上げた頃に、辛い時期を経験しました。

 

具体的には、それまで15〜20名程度のマネジメントだったのが、チームを統合し新規チームを立ち上げ、メンバーが30〜40名弱にまで増加したんです。中核メンバーの異動も重なり、チーム運営に苦労しましたね。チームとしても成果が出せない時期が続き、もどかしかったです。当時、夜遅くまで同僚と議論を重ね、試行錯誤を繰り返していたことを鮮明に覚えています。

どのようにその辛い状況を乗り越えたのですか?

シンプルですがメンバーとのコミュニケーションの重要性を再認識し、時間の使い方を見直したからです。

 

メンバーと議論する中で、チームのあるべき姿や改善策について深く話し合うことの重要性に気づいたんです。マネジメントを担う立場として一番大事にするべきことは、メンバーの育成や組織風土の醸成に徹底的に向き合うことが大事だと再認識しました。

 

そこからは自分が関わっていたプロジェクトを整理し、優先順位を明確にすることで、時間の使い方を改善しました。特に、育成や組織風土作りには、リーダーが最優先で時間をかける必要があると痛感し、徹底的に時間を使うようにしました。

 

これらの取り組みが功を奏し売上が改善し始め、チームとしても成果を上げられるようになりました。

常に努力を欠かさず、成長し続けている古川さんですが、仕事のやりがいはなんなのでしょうか?

仕事のやりがいは、大きく2つあります。1つは、自分の掲げるビジョンの実現に近づいているという実感を持てること、もう1つは、信頼できる仲間と一緒に働くことができる環境があるからです。

 

前述したように、私はレバレジーズが提供する全てのサービスを通して、顧客の人生をより良くできるような世界を実現したいというビジョンを掲げています。今、自分にできることが今までより増えたことで、サービスの方針決定やプロダクト設計など、影響力の大きい意思決定に携わる機会も増え、自分のビジョンに近づいているという実感を得られています。

 

また、レバレジーズのサービスは自信を持ってすすめられる質の高いものであり、そこで働くメンバーは、自分の成長や事業の利益だけを目的とするのではなく、顧客や社会への貢献を意識して仕事に取り組んでいます。このような利他的な精神を持つ仲間と切磋琢磨し、互いに刺激し合いながら成長できる環境は、私にとって大きなやりがいになっています。

さいごに

最後に就活生に向けて、メッセージをお願いします!

就活生の皆さんには、ぜひ時間をかけて自己分析に取り組んでほしいと思います。就活中は、企業選びに目が行きがちですが、自分の価値観や強み、興味などを理解することは、納得のいくキャリアを築く上で非常に重要です。

 

私自身、就活時に徹底的に自己分析を深めたことで、自分に合った会社を見つけ、入社後もモチベーション高く仕事に取り組めています。自己分析によって、自分がどのような仕事にやりがいを感じ、どのような環境で活躍できるのかを理解できたことが、キャリア形成において大きなプラスとなっています。だからこそ、就活中に徹底的に自分自身と向き合い、本当に合った会社を選んで欲しいです。

 

レバレジーズは「成長したい」「誰かに貢献したい」という想いを持っている人にはこれ以上ない環境だと自信を持って言える会社です。挑戦と失敗を繰り返し、社会に大きく貢献できる会社を一緒に創っていけることを楽しみにしています!

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