
『社員の成長こそ、希望』岩槻代表が語る、新年間テーマと組織づくりへの情熱。
カルチャー
4月の全社総会にて、2025年度の年間テーマが発表されました。今年掲げられたのは「最適配置、全力採用、相互育成〜人の成長、質の向上」。レバレジーズにとって、社員の成長は原動力であり、希望でもあります。岩槻代表に、このテーマに込めた想いや取り組むことについて伺いました。 (ライター:丸田)
「土台」を創った2024年度
2024年度は「次代を、創る。土台を、創る。」というテーマを掲げて走ってきましたが、振り返ってみていかがでしたか?
まず、年間売上1,400億円規模まで社会貢献を広げられたことは感慨深かったです。事業成長の裏側では「予算管理体制の再構築」「経理・労務システムの整備」など、組織の基盤創りに力を入れてきました。いずれも足の長い取り組みになるので答え合わせはこれからですが、今後のさらなる拡大に備えた一歩を踏み出せた感覚があります。
働く「人」に向けた土台創りにも取り組んでいると伺いました。
社員数が3,000名を超えた今、社員がやりがいを持って働き続けることができる環境の整備が急務となっています。
そこで、人材に関する統合データベースを作成してピープルアナリティクスの土台固めをしたり、自社のモチベーション管理ツール「NALYSYS」を用いて配属ロジックを改善したりしました。早速後者の取り組みは定着率の向上に繋がっており、一定の手応えがあります。実際に、Great Place To Work(R) Institute Japanが実施した2024年「働きがいのある会社」ランキングの従業員1,000名以上の大企業部門にて、大規模部門ベストカンパニー第9位を受賞することができました。
また、渋谷サクラステージに新たなオフィスをオープンさせたのも大きなトピックでした。海辺のリゾートをイメージしてデザインしてもらったのですが、これまで以上に社員からのポジティブな反響が大きかったです。社員が誇りを持って働けるオフィスを創りたいと思っているので、嬉しかったですね。

事業を伸ばすだけでなく、仲間を大事にすることに対しても想いがあることが伺えました。
純粋に、レバレジーズに入ってくれた社員には仕事を楽しんでほしいと願っていますし、長く働き続けられる環境を創っていきたいと考えているんです。
2024年度は給与水準の改定によって、社員への還元も増加させました。頑張ってくれた成果には他社以上に報いていきたいと思っているので、これからも前向きに見直し続けていきます。
実は、ライフステージを迎えた社員が働きやすくなるような制度も細かく用意しているんです。直近も、子どもがいる層へのリモート勤務拡充のトライアルを行っています。一人ひとりのキャリア・人生に対して、何かしらプラスになる環境であってほしいです。
2025年度の年間テーマに込めた想い
今回の年間テーマ「最適配置、全力採用、相互育成〜人の成長、質の向上」設定の背景を教えてください。
正直今の組織は、社会に対して貢献したい影響範囲から逆算すると量・質ともにまだ伸びしろしかないんです。
私たちは、採用こそが組織の成長を大きく左右すると考えています。そして、採用した人材がその能力を最大限に発揮するためには、適切な配置と育成が不可欠です。基本的なところではありますが、実行力を強めるため、誰が見てもわかりやすいテーマとして「最適配置、全力採用、相互育成〜人の成長、質の向上」を掲げました。

具体的には、どのように改革へ取り組んでいく予定なのでしょうか?
採用に関してはまだ余力を持たせているので、内部体制を強化していきたいです。自分自身も深く入り込みながら、アクセルを踏むタイミングに備えていきます。比較的新卒社員の多い会社ではありますが、他社の良い部分を持ち込んでくれる中途社員も不可欠なので、いずれからも選んでもらえるよう仕込んでいくつもりです。
配置においては、個々の適性に応じた部署への配属はもちろんのこと、管理職の選抜もさらに重要視していきます。創業時から「信頼」「知性」「情熱」を兼ね備えた人材を年次・年齢関係なく抜擢する文化を大切にしてきましたが、優秀な人材が続々と入社している今、リーダーに求められるレベルはますます高まっています。新人の成長には、ロールモデルとなる上司の存在が不可欠です。これから採用人数が増えていっても、一人ひとりが成長できる環境を用意したいと考えています。
育成において「相互育成」という言葉を選んでいるのは、誰かに教えることで自分自身も成長できるということを心に留めてほしいんです。自分の成長だけに囚われると結局成し遂げられることも頭打ちするので、利他性を大事にしてほしいですね。
年間テーマと言いつつも、三年くらいかけて腰を据えて向き合わないといけない領域だと思っています。今後組織のフェーズが移っても、社員の成長が希望であることは変わらないので、変化に耐えうる仕組みを作っていくつもりです。

仲間とともに描く「次代」に向けての展望
今後の展望について教えてください。
喫緊は日本の復興をしたいと思っていて、 長期的には世界的に通用するようなプロダクトを輸出していきたいです。
そのプロセスにおいて、「関係者全員の幸福追求」という理念は絶対にブラしません。「幸福=感情への貢献」と定義しているんですが、お客様の感情に貢献することが自分たちの幸福にも繋がると考えています。お客様からは、人の付加価値も含めて「レバレジーズのサービスは質が高いな」と思っていただけたら嬉しいです。
壮大なビジョンですね。
どうせ会社をやるなら大きな社会貢献をしていきたいし、一度きりの人生なら何か大きなことを成し遂げるために使いたいという価値観があるんです。
社内に対しても同様で、たくさんの仲間の感情にプラスに働く仕事の提供をしていきたいです。会社としてやりたいことは数え切れないほどあるので、一人ひとりが活躍できる機会は作り続けられるはずです。その結果、優秀な社員が活躍し続けているような印象を社外にも与えていきたいです。
最後にメッセージをお願いします!
日本が危機的な状況にある中で、レバレジーズはタグラインに掲げている「次代を、創る」ことに向けて社会課題解決に全力を注いでいきます。志に共感して、一緒に取り組みたいと考えてくれる人はぜひ仲間になってほしいです。その頑張りに報いるような成長も絶対にできるので、ぜひレバレジーズに飛び込んできてください。
