【2021年上半期ベストセールス】 夢を叶えるために地方へ。福岡支店の成長を支える2年目エースの目標
ひと
2021年10月に開催されたレバレジーズグループオンライン全社総会で、ベストセールスに輝いた野田さん。福岡支店で働く野田さんは、新卒2年目にもかかわらず、業界では後発参入にあたる九州エリアで営業目標7ヶ月連続達成を記録し、さらに支店の組織づくりにも積極的にかかわっています。成果を出し続けられた秘訣や、仕事に対する価値観などを聞きました。(ライター:名井)
-
野田(Noda)
レバレジーズメディカルケア株式会社 ケアキャリア事業部 西日本グループ 福岡チーム リーダー広島大学を卒業後、2020年にレバレジーズ新卒入社。入社後は、介護業界の人材支援を担うケアキャリア事業部・福岡支店に配属され、キャリアアドバイザーと法人営業の両面型で人材支援をおこなう。2021年10月からユニットリーダーに昇格し、現在はマネジメント業にも力を入れている。趣味は、パワースポット巡り。
理想を求め飛び込んだ、レバレジーズ
新卒でレバレジーズに入社されていますが、入社の決め手は何だったのでしょうか。
就職活動では3つの観点から企業選びをしていて、当時求めていた環境に1番近かったのがレバレジーズでした。「この企業なら自分の理想とする姿を叶えられる」と思い入社を決めました。
企業選びの3つの観点について教えてください。
1つ目は、会社の方向性や理念に自分が共感できるか。2つ目は、一緒に働きたいと思える人たちが組織にいるか。そして3つ目は、早くから組織づくりやマネジメントの経験を積める環境であるか、という点です。
当時の野田さんが考えていた「理想の姿」についても教えてください。
ぼんやりとはしていましたが、「関わる人が目標に対して前向きに働ける環境をつくれるようになりたい」と思っていました。
この目標を叶えるためには、まずマネジメント能力を身につける必要があると考え、配属先も、自分が理想とする姿に一番早く近づけるか、という観点から選択しました。
地方支店に興味をもったのは、配属希望を出す前におこなわれる事業部説明会で、「東京本社より地方支店のほうが、野田が目指す姿に早く近づけるんじゃない?」とアドバイスをいただいたのが、きっかけでした。というのも、地方支店は、本社に比べて整備されていないところも多かったり、エリアによっては立ち上げから始めているところもあったりして、組織づくりに関われるチャンスも多いんです。
それで、配属希望エリアは東京本社以外で出して、事業部はこれから急拡大フェーズにはいるケアキャリア事業部を第一希望にしました。
就職活動時からすでに意識がマネジメントに向いていたのはなぜですか。
大学3年生の終わりにはじめた学生団体での経験が大きく影響しています。
当時は、団体の代表としてサービスの広報活動に力を入れていました。ですが、それを一緒にやっていくメンバーのモチベーションがなかなかあがらなくて、組織としてのパフォーマンスが出せず、苦労した時期があったんです。
そのときに、自分の力不足を感じるとともに、目標を達成していくためには強い組織をつくり、そこで働く人たちのモチベーションを高く保つ状態をつくることが大事なのだと学びました。それがきっかけで、「人が活き活きと働ける環境や組織をつくるスキルを得たい」と思うようになりました。
仕事における価値観・成果への考え方
入社してから現在までの仕事内容を教えてください。
企業への人材紹介から個人の転職支援まで一気通貫型でおこなっています。
配属当初は、早く成果を出したくて、とにかく目の前の仕事をがむしゃらにこなしていました。また僕が配属された当時の福岡支店は、設立されたばかりで、これから組織をつくっていくというフェーズでした。そのため仕組みづくりやチームビルディング系の企画など、営業以外のことも積極的にやるようにしていました。
2年目の10月からリーダーに昇格し、現在は営業の仕事をしながら、後輩の育成やサポートなどもしています。
プレイヤーとしては7ヶ月連続達成とのことで、継続的に成果を出せた秘訣を教えてください。
僕の場合は、ただ泥臭く行動したというところに尽きると思います。ただそのなかで、行動量を落とさないことは意識をしていました。これまでの経験から「自分に向き合い努力すれば一定の成果が出る」と思っていたので、当たり前の基準をつくらないで時間や労力は惜しまず投資していましたね。
福岡支店は、立ち上がってまだ2年のチームです。そのため法人営業に関しては、取引が開始できていなかったり、これまで一度もアプローチができていない事業所もたくさんあったり、新規開拓のアクションが非常に重要になります。
求職者向けの個人営業に関しても、目の前の顧客にアプローチするだけでなく、過去利用者といった層への営業活動も進んでおこなうようにしていました。
ご自身の経験もあって、まずは行動量を意識されていたのですね。
そうですね。
たとえ経験値が少なくても、ある程度の量をこなしていくと顧客のパターンや傾向などが見えてくるので、対策も打ちやすくなります。とくに人材営業の仕事は、求人提案や面接の対策など手段が無限にあるので、現状をより良くするアイデアを思いついたら、日常的にメモをとるようにしていました。
成果が出るまで、苦労した時期はありましたか。
大学3年生の終わりにはじめた学生団体での経験が大きく影響しています。
正直、「苦労した」という意識は持っていないかもしれません……。
ただ安定して成果が出るようになったのは1年くらい前からで、「自分の常識や感覚でものごとを判断してはダメだ」と気づいてから、僕自身の行動も変わり数字も安定して出せるようになりました。
たとえば世間一般的にみて、面接にスーツで臨むことは当たり前のことですよね。しかし、介護業界のなかでは当たり前ではなかったりします。施設や事業所とのやり取りに関しても、業界ならではの常識やルールがあります。
それらを少しずつ理解していくことで、先回りして物事を考えられるようになり、事前にトラブルを回避できるようになりました。その積み重ねが数字にも出て、成果に繋がったと思います。これも量をこなしたからこそ、わかってきたことです。
つねにモチベーション高く仕事に取り組んでいる印象を受けましたが、その原動力はどこからきているのでしょうか。
「この会社で頑張れば自分の理想に近づける」と日々思いながら仕事ができていますし、会社の目指す方向や自分の仕事の意義などにも納得して仕事ができているので、この辺りがポイントかもしれません。
それからもう1つあるとすると、「死ぬこと以外なんとでもなる」という僕自身の考え方も影響していると思います。
高校生のときに母親がある病気になってしまって、あがいてもどうしようもない、もどかしい経験をしたことがあります。自分は医者ではないし、何もできないと……。
あのときを思えば、病気や死ぬこと以外、大抵のことは自分の力でなんとでもできる。そう思えているのが、困難でも前に突き進んでいける源になっているのだと思います。
だから、うまくいかない時期があっても悲観して思考を止めるのでなく、何がだめで、次にどうするのかを考えることが大切だと思うんです。さらにいえば、その思考サイクルを短くしながら、原因と対策を考えていくことが成果に繋がる近道になるのではないかと。
地方支店ならではの苦労と面白さ
野田さんが、これから取り組んでいきたいことを教えてください。
先ほどお伝えしたように、これから事業部全体が拡大フェーズに入っていくので、九州エリアでしっかりと基盤をつくって事業全体を拡大させていけるよう貢献していきたいです。
先月からチームメンバーもあらたに1人増え、これから新卒が配属される可能性もあります。自分以外のメンバーが安定して成果を出せるような仕組みづくりや教育にも今以上に力を入れていきたいです。
また、やはり僕自身のなかで「目標に対して前向きに働く人を増やしたい」という強い想いがあるので、一緒に働くメンバーがそうなれるよう自分のスキルも向上させていきたいです。
日々仕事をするなかで、支店ならではの苦労や楽しさがあれば教えてください。
苦労でいうと、「こうすればうまくいく」という成功方法やマニュアルがまだ確立されていないので、そこを考えながら自走する必要があったり、営業に関しては最初にお伝えしたとおり「行動力」を大前提で求められたりするので、その辺りの難しさはあると思います。
とくに地方支店は、東京などの大都市と比べて求人数が少ないですし、競合先が地元企業になってきます。そういった制約のなかで戦っていく難しさもありますね。地元企業に負けないようサービスの差別化を考え、少ない求人の中から求職者の希望に合う条件をどうマッチングさせていくか。つねに思考と行動を繰り返し、スピード感をもって結果を出していくことが求められます。
楽しさについては、いままさに仕組みづくりをしているところなので、「こうした方が良い」という意見や提案は通りやすいことだと思います。そういった意味で、自分たちが主体となって組織づくりをしていける楽しさや、やりがいはありますね。
最後に、読者に向けてひとことお願いします。
ケアキャリア事業部はとても風通しが良い組織です。レバレジーズにある「自由と責任」というカルチャーのとおり、手を挙げたらそれを認めて任せてもらえる文化がしっかりと浸透しています。
ここから事業部はさらに拡大していくので、ベンチャーならではの醍醐味を味わいながら、自分自身も成長させていける環境だと思います。転職を考えている方やケア事業部を志望する学生の方はもちろん、現在は違う事業部にいて異動を考えている社内の人がいたら、是非一緒に働きましょう。
野田さん、ありがとうございました。