業界No.1を目指す「医療事業」の挑戦
事業 / サービス
2009年から医療事業を開始し、複数の関連事業を展開してきたレバレジーズグループ。なぜ医療事業に注力し、そこで働く社員はどんなキャリアを歩んでいるのか。医療領域が抱える課題と、その解決に向け奮闘する社員のキャリア、展開する各サービスの展望をお伝えします。(ライター:徳永)
第二創業期を迎える組織で広がるキャリアとは?
レバレジーズの医療事業の魅力
魅力1:社会的意義の強さ
日本の社会問題のなかでも、大きな課題となっているのが「医療・福祉領域における労働力の供給不足」です。この問題に対して、医療福祉に関わる方々への介在価値最大化を通じて解決を目指すのがレバレジーズの医療事業です。世界の先進国のなかでもトップクラスの少子高齢化社会である日本では、医療・介護を必要とする方の数は増す一方です。しかし、医療・介護領域における労働力は、以前に比べると若干の改善は見られるものの、まだまだ大きく不足している状態が続いています。
レバレジーズではこの医療・福祉領域が抱える問題へ正面から立ち向かい、採用支援を中心に、離職率改善や組織コンディションの見える化、個人のライフ・キャリアに関わる情報発信をおこなうメディアやセミナーなど、さまざまな事業・メディアを展開しています。そのなかで、我々が目指しているのは採用課題の解決だけではなく、本質的な問題解決へ伴走する「医療・福祉業界になくてはならないパートナー」です。
レバレジーズの事業創造の観点は「市場が大きく成長性が見込める領域」であることはもちろん、もう1つ「ニーズが長く続くこと」という観点があります。誰かが対応しなければ困る人が増え続けてしまう領域にある「社会問題」を解決できるかを判断軸に、医療領域で事業を展開してきました。日々、目の前の顧客に向き合い一人ひとりの問題解決をすると同時に日本の抱える大きな課題解決を目指している、社会的意義の非常に強い事業です。
魅力2:急激な組織拡大によるチャンスの多さ
医療事業では「業界No.1を目指す」方針を新たに決定しました。レバレジーズの医療領域への挑戦は2009年の看護師紹介事業の開始から始まりました。2020年に入り、業界No.1へ向けてさらに事業を一気にドライブさせていく「第二創業期」のフェーズに入っています。事業売上・組織人数など、事業全体で今の3倍の規模を目指し、またその展望を現実のものにできるチャンスが訪れています。
実際に現場では組織体制の変更も実行され、組織の拡大を肌で感じながら「他社では経験できないようなスピード感」を持って仕事に取り組むことができます。またさらなる拡大に向けてざまざまな役割が必要になるため、ポジションが急激に増加していきます。当然個人の努力や成果によりますが、キャリアの選択肢やポジションが次々に増え、より多くの社員がチャレンジできる環境へと変化しています。
サービス提供で大切にしていること
レバレジーズメディカルケア株式会社 執行役員 兼 メディカル事業本部 本部長 森口
ミッション:医療・福祉に関わる全ての人へ 期待を超える安心と出会いを提供する
ビジョン:『はたらく』のベストパートナー
ミッションに基づいて「1人ひとりのユーザー、クライアントの期待を少しでも超えていくことを大事にしよう」と事業部でよく発信しています。会社が急成長していくなかで、1人あたりの対応量が増えることもありますが、そういう時こそ1人ひとりの顧客に対する対応を丁寧にしていくことが大切だと考えているためです。大げさなことでなくても、相手のことを相手以上に考え、相手の期待を少しでも上回ることの積み重ねがサービスに対する信頼に繋がります。そうすることで、ビジョンとして掲げているように『はたらく』という領域において何でも相談してもらえるようなパートナー関係になることができ、顧客のためになる「より良い価値提供」ができる組織になると考えています。
レバレジーズが展開する医療事業
看護師紹介事業
看護のお仕事が展開するサービスのうち「医療・福祉に関わるすべての人へ期待を超える安心と出会いを提供する」ことをミッションに掲げ、2009年に看護師専門の人材紹介事業としてリリース。47都道府県に対応しており、月間ユーザー数は約25万人にのぼります。(2020年9月現在)
日本では病院やクリニックでの医療提供に加え、高齢者を支えるサービスを地域で一体的に提供する「地域包括ケアシステム」を推進しています。しかし、実際には慢性的な看護師不足による、現場の負担増・地域包括推進の鈍化が起きているのが現状です。たとえば、看護師が足りず労働環境が改善しない病院やクリニック、ニーズはあるのに担い手が足りず在宅医療が推進できない訪問看護、看護師の働き方としてまだメジャーではなく十分なサービスの提供が難しい介護施設など、各施設形態で問題は山積みです。それぞれの施設形態の正しい情報を伝え、看護師の背中を押すことで最適な職場環境をつくっていくことも我々の使命です。
看護師紹介事業で最も注力しているのが「高いマッチング力による、長期就業可能な職場紹介」です。看護師の転職では、給与や立地など目に見えやすい条件や、現状発生している問題だけをもとに転職先を決めてしまっている方も多いのが現状です。しかし転職理由を深掘ってみると、人間関係・職場環境のミスマッチ、結婚・出産などのライフイベントの発生、キャリアアップ・キャリアチャンジなど、転職理由は人によってさまざまです。「看護のお仕事」では1人の専任アドバイザーが最後まで転職をサポートすることで、表層的な条件の合致だけではなく、求職者の価値観やキャリア観など潜在的ニーズを引き出し、提案をおこなうことにより、長期就業しやすい職場へのマッチングに力を入れています。
また多くの法人は常に看護師不足の課題を抱えており、人材確保に苦戦しています。採用活動でミスマッチが起きることで離職に繋がり、現場の看護師の負担が増え、さらに離職に繋がる悪循環に陥っている事業所もあります。1人でも多くの看護師を紹介することでその地域の医療が安定し、安心して医療を受けることの出来る環境をつくっていくことが出来ます。それぞれの医療機関・介護施設の特徴を踏まえ、マッチング精度の高い紹介をおこなうことで、人材確保への一助となることを目指しています。
看護師派遣事業
看護のお仕事が展開するサービスのうち、2015年に看護師専門の人材派遣事業としてリリースされました。「医療・福祉に関わる全ての人の多様なニーズに対し、最適なキッカケを提供することで、より良い社会を実現します」というミッションを掲げ、首都圏でのサービス開始以降、都市部でのサービス展開を目指して現在4拠点で展開しています。(2020年9月現在)
日本の看護師不足は際立っていますが、事情があり正社員では働けない看護師や、新しい職場へのチャレンジが不安で転職に踏み出せない看護師が多くいます。たとえば、家庭の都合で期間限定でしか働くことの出来ない看護師や、自分のやりたい事が見つからず正社員として次の職場で働くことに不安を感じている看護師など、理由はさまざまです。そういった方へ「派遣」という働き方を提案することで、看護師として再度働く新たな一歩を踏み出すきっかけを提供し、人材不足の解消を目指しています。
また、実際に働く側の看護師の声としてよく挙がるのが「面接時に聞いていた話と違う」「自分のイメージしていた職場と異なる」という入職後のギャップが大きな要因として挙げられます。入職してみなければ分からないことが求職者側・法人側双方にあり、そこを解消する手段として「紹介予定派遣」というサービスを提供しています。派遣期間を経た後に正社員に切り替えるか選べる雇用形態で、派遣期間を設けることでお互いを理解し合う時間が生まれ、長期雇用へ繋げています。
看護師定着コンサルティング事業
「医療・介護サービスの供給不足を本質的な解決へと導く組織」をビジョンに、看護師の定着支援をおこなうコンサルティング事業を2019年に開始しました。看護師に特化したマネジメントシステムを用いた人材定着サポートや、看護師の離職に課題を持つ事業所にへエンゲージメント把握ツールを用いた定着支援を提案しています。こうしたツールを用いることで職場環境の状態を可視化し、離職可能性が高く対応が必要な人材を抽出し、面談等の実施をサポートしています。
ほかにも「採用→離職→採用」という負のスパイラルに歯止めをかけるため、看護師人材の定着にスポットを当てたセミナーを実施しています。レバレジーズが人材事業で培ってきた採用ノウハウに加え、自社内で効果を上げた定着ノウハウを提供しています。また自治体の共催・後援を受けて、助成金活用セミナーをこれまで複数回に渡って実施しています。
看護師向けメディア事業
「ナースライフをより充実させること」を軸に、看護のお仕事の関連サービスとしてナースときどき女子を2014年にリリースしました。 人命を預かるプレッシャーの大きい職場で、昼夜問わず懸命に仕事に打ち込む看護師へ、何か1つでもプラスになる情報を提供することを目的としています。キャッチコピーに「ナースではたらき、女子で遊ぶ」を掲げ、仕事や勉強といった情報だけではなく、 恋愛、美容などのプライベートも含め看護師の生活全体の質を向上させるコンテンツを配信しています。
また、看護師資格は持っていても出産や育児などの何かしらの理由があり働きたくても働くことのできない看護師の方は多く存在します。転職・就職という直接的なアプローチだけではなく、潜在看護師の方が働ける状態になった時に「看護のお仕事」を選んでいただけるように、メディア運営で顧客とサービスの接点を増やしています。
看護師向けQ&Aサイト事業
看護技術に対するナースの疑問を解決するQ&Aを配信するサイトとして、ハテナースを2016年にリリースしました。看護師は配属先によって覚えるべき知識や身につけるべき看護技術が多様であり、周りに聞きたくても聞きづらい状況に悩む方も多くいます。そこでハテナースでは、看護師の手技に関する疑問を解決することで、質問した看護師の看護技術・知識を磨くだけでなく、同じ疑問・課題を持っている看護師の悩みの解決もサポートしています。看護師の看護技術・知識が磨かれることで、よりレベルの高い医療を患者へ提供することが可能になり、日本の医療業界に貢献することを目指しています。
社員が語る、歩んできたキャリアとレバレジーズの医療事業の魅力
新卒入社:メディカル事業本部 青木
2016年に新卒入社し、1年目は看護師紹介事業のキャリアアドバイザーとして従事しました。人材事業は、正解がないなかで求職者・法人それぞれの顧客と向き合い、最適解を導き出すプロセスにやりがいがあります。求職者の人生を大きく変える節目に関わるからこその難しさはありますが、顕在化している希望だけで判断せず、考えや価値観を掘り下げることで選択肢が広がります。その選択肢は、その企業や人にとって従来あった選択肢よりも最善な可能性があるので自分が介在する価値を強く感じることができます。
2年目は支店長、4年目からエリアマネージャーとして30名のマネジメントを経験し、職能を広げられたのは常に自身で仕事を獲りにいったからだと考えています。入社時から「やりたい」と言ったことを1度も却下されたことがなく、むしろ上司からは「仕事の大小に関わらず、関われるもの全てに関われ」と言われてきました。挑戦した結果の失敗については、必ずフィードバックを与えてくれます。環境が変わることを待たず、興味がある仕事や違和感を感じた仕事に対して自分で手を挙げて獲りにいくことで、僕はキャリアを広げてきました。
これらの経験から得た自分なりの結論は「不完全な事業や組織である方が裁量がある」ことです。看護師紹介事業も業界No.1に向け道半ばでまだまだ成長余地がある組織ですが、前向きに捉えて良い事業・会社をつくっていきます。
中途入社:メディカル事業本部 今井
2018年に中途入社し、看護師紹介事業のキャリアアドバイザーに配属されました。前職はIT通信業界の法人営業をおこなっており、実力主義で成果さえ出せば年次・年齢に関係なく役職に就ける点が魅力的でした。実際に昇進を経験し、役割が増える楽しさを感じる一方でどこか満たされないものがありました。それは「お客様のためになっている」という感覚でした。自分自身の営業数字の進捗と、喜んでくださる顧客の数が比例していないように感じてしまったんです。
そこで転職の際に軸にしたのが「Win-Winの営業が可能な会社」でした。業界は絞らず幅広く転職活動をおこなうなかで、レバレジーズは理念に「関係者全員の幸福の追求」を掲げ、本気で目指している会社だと感じました。転職は、私自身もそうであったように「人生の大きなターニングポイント」だと考えています。求職者が内定を泣いて喜んでくださる時や、法人の担当者から求職者の活躍と感謝の言葉をもらう時、前職では感じることのできなかった「顧客のためになっている」という感覚を強く感じることができています。
また社歴や現状の成果に関わらず、全員が成果を期待される雰囲気もレバレジーズならではです。前職では、数字を上げるメンバーにしか会社が成果を求めておらず全員が同じ熱感で仕事をおこなうことが難しい環境で、マネジメント上でも大きな課題になっていました。レバレジーズは全員が成果を出せる前提で仕事を任せるため、各メンバーがやりがいを感じやすくモチベーションに繋がりやすい雰囲気だと感じます。私はレバレジーズの入社当初は、思うように成果が上がりませんでした。しかし身近にいた事業部ギネス記録を持つ上司や、トップ営業マンに営業手法を学ぶことで徐々に結果が出るようになりました。今後は他のメンバーを私自身も支えられる存在になりたいです。
最後に
レバレジーズの医療事業で掲げているのは「業界No.1を目指す」という目標です。当然容易に達成できるものではなく数々の困難を乗り越える必要がありますが、本気で業界No.1を目指し、医療・介護の供給不足を本質的な解決へ社員全員で取り組んでいます。レバレジーズの医療事業では、そのビジョン実現に向け、一緒に活躍してくれる社員を募集中です。ご興味を持っていただいたみなさんのエントリーをお待ちしています!
※掲載内容は取材当時のものです。一部現在のサービス名称とは異なる場合があります。