できない自分を受け入れ、もっとできると信じる

営業からマーケターへ転身、1年でVPに輝いた行動力の秘訣

 自他共に認める「超行動派マーケター」として2017年度上半期ベストマーケターを受賞した高橋さん。実はレバレジーズに転職するまでマーケティングは未経験だったそう。新しい領域への挑戦に果敢に挑む行動力の秘訣を伺いました。(聞き手・広報部 吉田)

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プロフィール

高橋(Takahashi)
マーケティング部メディカルマーケティングチーム プランナーユニット所属

2014年に新卒で医療系のITベンチャー企業に入社。営業部に配属後、新人賞やMVPなどを受賞。2016年1月にレバレジーズへ転職。webディレクターを経て現在は「看護のお仕事」のブランディングを担当。イベントの企画運営や広報活動に注力している。趣味は宅飲み研究で、お気に入りメニューは「筑前煮」。

「営業コミットしたのになんで?」2つの事業撤退から見えたマーケターへの道

ー 高橋さんは2016年1月の中途入社ですよね。レバレジーズに転職した経緯を教えてください。

 新卒では医療系のベンチャー企業に入社しました。研修で1台20万円もするオゾン発生器を1ヶ月売り続けるところから始まり(笑)、医療機関向けコスト削減のコンサルティング営業と新規事業でメディアの立ち上げを経験しました。その後別の新規事業に営業としてアサインされたのですが、それぞれ半年で事業は撤退してしまって……その時思ったんです。「朝から晩まで飛び込み営業をしてコミットしたのになぜポシャったんだろう」って。事業を成功させるためには、営業力だけではなく、プロダクトの強さやマーケティングが大事だと気づいたんです。マネタイズやマーケティングが強い会社で経験を積もうと考え、事業会社かつドメインが異なる複数の事業で成功していたレバレジーズに入社を決めました。

ー 現在のお仕事について教えてください。

 看護師の転職支援をする「看護のお仕事」のブランディングを担当しています。オウンドメディア運用、広報、顧客満足度の改善など幅広い業務に携わる中、2017年4月に看護師向けのワークショップ「ナースときどき女子会」を立ち上げました。スイーツを食べながらキャリアやお金、ライフプランについて学び、参加者同士で意見交換ができる場所です。これまで自身のキャリアについて学ぶ機会や横の繋がりが少なかった看護師の方々に好評で、口コミで広まっていき、最近では大阪でも開催しています。

 入社当時はオウンドサイトのwebディレクターとしてCVR(コンバージョンレート:ウェブサイトに訪れた人のうち、最終成果に至った人の割合)の改善などを行なっていました。入社して1年ほど経った時、「看護のお仕事」でブランディングに注力したいという話があがり、「やりたい」と挙手したんです。

ー 社内に経験者がいない新しい分野へのチャレンジ。不安はありませんでしたか?

 むしろ何も分からないからこそ大丈夫だと思っていました(笑)業務範囲が広げられそうだったし、誰もやったことないからゼロイチでいろんな挑戦ができそうだなと。ただ教えてくれる人が社内には誰もいないので、書籍等で学んでは行動に移していく日々でした。経験がないなら行動するしかないですよね。「何かやったら成果が出る」という予感はしていたので、行動することに苦は感じませんでした。

 1年間やってきて、事業の中にブランディングという「市民権」は得られたなと思っています。泥臭く自分の業務内容をシェアしたり、営業担当を巻き込んでいったりしてみんなに当事者になってもらったのは大きいかもしれません。

「Will」を持って理想に届かない自分を直視する

ー 行動力あふれる高橋さんですが、そのパワーの源はいつから生まれたのでしょうか?

 きっかけになったのは大学2年生の時の「女性学」という授業です。そこで広告等を通じて女性は幼い頃から「女性はこうあるべき」と刷り込まれ、知らないうちにコンプレックスを生み出し自分を縛り付けてしまっているという話しを聞いて。ああ、自分もそんな一面あるなと気付かされたんです。

 ちょうどその頃語学留学を考えていたので、いい機会だと思って難易度の高い単位交換型の学部留学にチャレンジしました。そしたら努力が認められて1年間イギリスへ行くことができて。学部留学のお陰で新しい世界が開けたと思っているので、限界を決めずにひとつ上の目標に挑むことの大切さを痛感しました。

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イギリスでのホームステイのようす、写真右から2人目

ー 留学へのチャレンジを通じて今も活きている学びはありますか?

 「できない自分を受け入れること」ですかね。留学試験のチャンスは2回あったのですが、1回目の結果が想像以上に低くてショックで大泣きして。でも自分のことは自分がやるしかない。ボーダーラインに届かなかった自分をまず潔く認めて、どこの点数がどのくらい足りないのか結果に向き合い地道に対策を立てていきました。あとはここを目指せば絶対合格すると信じて動くだけ。

 だから「Will」を持つのは本当に大事。普通に過ごしていてたまたまそこにたどり着くことって少ないですよね。「Will」が持てて初めて現状とのギャップが見えてくるわけで。理想に届かない自分を直視しなきゃいけないんです。少なからず落ち込むけど、もう開き直るしかないんじゃないかな。それが自分の実力だって。今の自分を認めることさえ出来ればあとはどう変えていくかだけなので、その先は行動あるのみです。

自分で課題を見つけ、価値を生み出していく

ー 高橋さんが将来実現したいことを教えてください。

 1人でも多くの人が自己実現するためのお手伝いができたらと思っています。実際にも自己実現できる環境は整い始めていますよね。自分で働きやすい制度を作り上げている方、自分らしい働き方を実践されている方も多くいらっしゃいます。私がやるべきなのはそもそも自己実現したいと思う人を増やすこと。そのためにもまずは私自身の自己実現をしていきたいです。

ー では高橋さん自身が実現したい「自己」は?

 会社の名前に頼らない人になれたらかっこいいですよね。この時代、いつ会社が潰れるかもわからないし。それができる人って事業に価値を出せる人だと思うんです。だからレバレジーズでは、自分のミッションである担当事業のブランド力向上にコミットします。

 実は、4月からビジネススクールに通い始めました。経営やマーケティングの戦略を学んでいます。レバレジーズって何でもできるんですよ。ある程度規模が大きくて成長し続けているから、失敗するリスクも低いし。ただ若くて勢いがある分、経験豊富な方にじっくり教わる機会がない。そこを外部に求めただけなんですけどね。びっくりしたのは、生徒は年上の方が多いのに実務で戦略立案に携わっている方がほとんどいないこと。それだけ自分って恵まれた環境にいるんだなと感じました。だから今後は教わったことは出来る限り実務に生かし、もっともっと自ら仕事を作り出す課題発見に力を入れたい。会社は学びの「実践の場」として向き合っていこうと思います。

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ー 新たな環境で新しいチャレンジを続ける一方で変わらない理想像はありますか?

 私の実家は動物病院で、幼い頃から両親がお客様に感謝される瞬間をずっと真横で見てきました。私もあんな風に自分で価値を生み出していきたいし、そういう想いを持ってやりきれる人と一緒に働けたら最高ですね。これからも親や大切な人に誇れることをし続けたいです。それが仕事の本質だと思うから。