リケジョが数字分析を武器に、ベストセールス受賞
2018年10月に行われたレバレジーズグループ全社総会で、ベストセールスに輝いた和田さん。1年目で圧倒的な記録を作り、異動を経験しパワーアップして戻ってきた彼女はプレッシャーの中、さらなる記録を樹立。課題と真摯に向き合い続ける和田さんが考えるキャリアアドバイザー像とは。目標達成にこだわるようになったワケを彼女にあれこれ聞きました。(聞き手:藤田)
プロフィール
和田(Wada)
ヒューマンキャピタル事業部 キャリアアドバイザー
大学は工学部を卒業後、2016年新卒入社。ヒューマンキャピタル事業部に配属され、若年層就職支援サービス「ハタラクティブ」のキャリアアドバイザーとして従事。1年目で営業ギネス記録を更新後、人事部へ異動となり、専門職採用の経験を経て、再度ヒューマンキャピタル事業部所属となり現在キャリアアドバイザーとして活躍。人事での経験を活かし、3年目でハタラクティブの単月・クォーター営業ギネス記録をダブル更新しベストセールスを受賞。得意料理はブリ大根で、旦那の舌を唸らすために料理の腕を磨いている。
好きだった数学が功を奏して、数字と向き合うことでギネス記録を更新できた
大学時代や就職活動、レバレジーズに入社を決めた理由を教えて下さい。
大学時代に一番頑張ったことは勉強でした。元々行きたい大学があったのですが、第二希望だった大学の工学部に通うことになりました。その時の受験の悔しさを「絶対主席で卒業する」という目標に変えて、大学時代は反骨精神で勉強に励みました。
反骨精神で4年間勉強に力を入れていて、自分の熱量が高いまま就職活動が始まり、この熱量をキープした状態で社会人に突入して目標に向かって頑張りたいという思いがありました。ベンチャー企業の営業職をメインに受けて、大学での主席を狙う反骨精神を認めてくれたのが当時のレバレジーズでした。認めてくれたのが嬉しかったのと、これからもそういう環境だったら、また頑張れると思い入社を決めました。
入社後、1年目で事業部営業ギネス記録を更新されたそうですね。1年目での学びを教えてください。
若年層就職支援サービス「ハタラクティブ」のキャリアアドバイザーとして、1年目で事業部営業ギネス記録を更新しました。入社後、まずは「求職者に真摯に向き合い全力になる」と決めて「一人ひとりの就職活動を成功に導くために何ができるか」と向き合っていたら、結果も後からついてきました。その時に「もしかして、記録更新を狙えるかもしれない」と思ったことがきっかけで、記録更新までの具体的な目標を立てていきました。
具体的にやったことは「数字を常に見て、不足分を補填していくこと」。決定率・実施率・稼働率を他の人と比較しながら一つひとつ分析して、ギネス記録更新に対して足りない自分の数字を補填していきました。
あとは当時のギネス記録保持者の数字から逆算して、自分の過去の実績データを参考に、最終的にギネス記録を更新するためのシミュレーション数字を算出し、週次で「今週ここまでいけば達成できる」というラインを引き、それをクリアし続けていく作業を繰り返しました。理系出身なので、数学が好きで数字を信じて向き合ってこれた点が、功を奏したのかなと思っています。
この頃から、私を育ててくれたリーダーたちへ恩返しをしたいという気持ちが強くなり、私が結果を出し続けてチームや事業部に貢献していくぞという思いで成果にコミットしていきました。
2年目で人事部へ異動、3年目でヒューマンキャピタル事業部へ異動
ギネス記録更新後、人事部へ異動された時のエピソードを教えてください。
実はギネス記録を更新する3ヶ月前に、代表から異動の話をもらっていました。「1年目でギネス記録更新」を目標に走ってきて、ちょうど達成の道が見えそうな時だったのですごく悩みました。「ギネス記録を更新したいので、2ヶ月待って欲しいです」とお願いをして、結果更新した次の月から人事部に異動となりました。ヒューマンキャピタル事業部が大好きだったので心情的には複雑でしたが「レバレジーズ」が好きだったからこそ、好きな会社が困っているなら力になりたいという気持ちに後押しされて異動を決意しました。
人事部の新卒エンジニア・デザイナーの採用チームに異動し、わからないことだらけで本当に最初は苦労しました。元々、受験や入社後の営業職で「1人で結果を出す」ことが得意だった私は、困っている時に人に頼ることが苦手でした。でも、異動後苦戦している時に、「僕らの会社を一緒に創っていく仲間の採用だから、一緒に頑張ろう」と先輩がいつも手を差し伸べてくれました。「頼っていいんだ」と気づかされ、そこから社内のエンジニアとデザイナーの先輩を巻き込んで、学生に刺さるコンテンツを模索しながら1年間やり遂げることができました。人事部採用チームは、営業職とは違う難しさがありましたが今の自分の糧となる企画職の経験ができたと感じています。
異動して1年後、ヒューマンキャピタル事業部に戻られたそうですね。印象的なエピソードはありますか?
異動して1年後、いろいろなタイミングと自身の希望が重なり、元々いたヒューマンキャピタル事業部に戻ることになりました。戻った時には事業部人数もほぼ倍に拡大し、業務上の情報も全てアップデートされていて、さらに私が1年目で更新したギネス記録も別の人に更新されていました。まずは結果を出さなくてはという気持ちで再始動しました。
戻った時にリーダーに言われた「前の成果は関係ない。新しい成果を出さないとみんな信じてくれないよ」という言葉。当時の私は「あんなに頑張った1年前の記録は、意味なかったのかな」と少し悲しい気持ちにもなりましたが、この言葉のおかげで自分に火がついて「絶対にもう1回記録を更新して、事業部と会社に貢献する」と決めました。その後に支店の立ち上げに参画して現在に至ります。
周りに支えてもらった分、これから還元し続けたい
2018年度上期ベストセールスを受賞された際の成果を教えてください。
異動した月に、単月で事業部営業ギネス記録を更新し、四半期を通しても事業部営業ギネス記録も更新することができました。今回の達成は、人事部での経験がすごく活かされました。人事部では、採用する立場を経験できたため人への伝え方の配慮ができるようになったり、企業の採用基準を見抜くのが早くなりました。人事側の目線でもキャリアアドバイザーとして求職者さんにサポートできたと感じています。
私が面談中に意識していることは「絶対に妥協をしないこと」です。1面談1面談を大事にしないと最終的な結果には結びつかないと思いますし、1面談でも妥協したら、妥協グセがついてしまいます。面談に入るときは自分の中のスイッチを切替えて全て真摯に対応するように強く意識しています。また、1年目と同じように数字の推移は日次で確認していました。あとはギネス記録を更新した後も「継続すること」を次の目標として掲げ、上期は走りきりました。
今後の展望を教えてください。
個人では、働く女性のロールモデルになりたいです。これからも成果に貪欲にコミットして、事業部だけでなく全社に対して、アピールできるような成果を出していきたいと思っています。私自身ここまで成果が出せたのは周りの人への感謝が源となっています。仕事は1人では成り立たないですし 、皆さんに支えられて今の自分がいると日々感じています。わたしを成長させてくれたレバレジーズが大好きなので、レバレジーズを定年退職したいと思っています(笑)。プライベートで9月に結婚してバタバタしていましたが、これからは落ち着いて仕事に集中できることが今すごく嬉しいです。
事業部人数も増えてきた今、チームやユニットが混在しています。どのチームも達成できる状態にできるように貢献したいです。仕組みづくりや教育にもこれから挑戦していきたいです。