ファッションに携わる人のキャリアに寄り添う「FASSIONE(ファッショーネ)」

誰もが楽しく働ける業界を目指して

アパレル・ファッション業界に特化した転職支援サービス「FASSIONE(ファッショーネ)」。なぜレバレジーズがこの業界で事業を始め、「FASSIONE」を通じてどんな社会づくりを目指しているのか。事業責任者の飯沼さんに聞きました。(ライター:岡) f:id:leverages200546:20190730135644p:plain

プロフィール

飯沼(Iinuma)
ヒューマンキャピタル事業部 「FASSIONE」 事業責任者

繊維商社を経て、2013年1月に中途入社。レバテック事業部で1年間法人営業を担当したのち、自らの希望で「FASSIONE」を運営するヒューマンキャピタル事業部へ異動。同事業の法人営業、キャリアアドバイザーを経験し、2015年7月にリーダー兼事業責任者へ昇格。チームメンバーのマネジメントから売り上げ等の数字面の管理までを担う。辛いものとお酒が大好き。

転職パートナーとして、ベストなキャリアプランを提案

「FASSIONE」はどんなサービスですか?

 アパレル・ファッション業界に特化した転職支援サービスです。ブランドのショップ店員をはじめ、デザイナー、プレスなどファッション業界で転職を考えている方のキャリア形成をお手伝いしています。

 アパレル関連の会社は本部が関東にあることが多いため、主に関東エリアの求人を扱っています。最近はアパレルブランドがカフェや雑貨屋を経営することも増えており、登録者にご提案できる職種の幅が広がっています。

「FASSIONE」はどのような背景から生まれたのでしょうか。

 「FASSIONE」は、2012年に立ち上がった第二新卒やフリーターなどの若年層の就職を支援する「ハタラクティブ」が母体となっています。当時、ハタラクティブでは女性が活躍している業界や会社の求人が少なく、女性の求職者に対して満足のいくサービスを提供できていないことが課題でした。そこで事業部長の間山が目をつけたのがアパレル・ファッション業界でした。

 アパレル・ファッション業界について調べていくと、他の業界に比べて求職者と企業側の雇用ミスマッチが大きいことが分かってきたんです。その理由を探っていくと、アパレル・ファッション業界で働く人たちの間では、縁故採用や販売員の派遣も多く、自身のキャリア形成について考える機会が少ないという課題が見えてきました。そこで、私たちの就職・転職支援ノウハウを活かしてキャリア形成を改善しようと立ち上がりました。

スピーディーさと徹底的に寄り添う姿勢の両立

「FASSIONE」の特徴や強みを教えてください。

 1番はキャリアアドバイザーが全員ファッション業界出身であること。「FASSIONE」のアドバイザーはみんな中途採用かつ前職でファッション・アパレルに携わっています。そのため、専門用語や業界ルールに精通しているのはもちろん、実体験を踏まえたカウンセリングができます。また出身業界が同じだからこそ、求職者の方が気づいていない本質的な悩みや転職で本当に叶えたかったことを発見するお手伝いができることも強みの1つです。

 次に求職者へのスピード対応。アパレル・ファッション業界での転職を考えている方が「FASSIONE」のサイトに訪れやすくするために、インハウスマーケティングに注力しているレバレジーズらしく専任を置いて日々サービス改善に取り組んでいます。また求職者が会員登録してから対面カウンセリングや企業面接を実施するまでもスピーディーで、求職者や企業から「『FASSIONE』さんは登録後の対応スピードがほんとに早いですよね」と驚かれることも多いです。問い合わせ対応専門のスタッフも常駐しており、オンライン・オフライン両面でこのスピード感を実現しています。

 最後に、他業界の情報と比較できること。「FASSIONE」は、若年層の就職支援をする「ハタラクティブ」や新卒の就活支援をする「キャリアチケット」と同部署にあるので、転職市場全体の動向や他業界の転職事情を交えた上で求職者のキャリア設計をお手伝いできます。アパレル・ファッション業界に精通する一方で、業界のルールに縛られすぎず、「求職者にとって幸せなキャリアとは」ということを第一に考えた提案を心掛けています。

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具体的にはどのように転職を支援しているのですか?

 求職者の方から「FASSIONE」に会員登録をしていただいたら、まずカウンセリングの日程を決めます。その後、当社のキャリアアドバイザーと対面で1.5時間ほどカウンセリングを実施します。これまで求職者が経験してきたことの棚卸しから、これからやりたいこと、将来の方向性までを1対1でじっくり話し合います。それらの情報をもとに「このスキルがあればこんなキャリアが描ける」といったアドバイスや具体的な求人のご提案をしていきます。

 平均して1~3か月間転職支援を行うことが多いですが、期間の制限は一切ありません。短期集中で1週間で決められるようにサポートすることもありますし、3ヶ月以上の期間をかけてサポートすることもあります。

企業側とはどのようにコミュニケーションを取っていますか?

 定期的に企業側にヒアリングをして、採用状況はもちろん困っていることをお伺いして私たちにできることをお手伝いしています。例えば、ヒアリングだけでなく、ビジネスマン向けの特別販売会のイベントを提案し実施したこともあります。現在は人材紹介がメインとなっているので、今後はより企業の採用活動に深く入り込んで採用イベントやRPOなどを実施して、企業の採用活動を喚起していける存在になりたいです。

 当たり前ですが、求職者や企業によって抱えている課題はさまざまです。シューズ専門のデザイナー、ニットのパタンナーなどかなり専門的なキャリアを歩んできた方や、そういった方を探している企業もいます。どんな人や企業の悩みにも寄り添えるよう、1人ひとり、1社1社とコツコツ向き合い続けていきたいですね。

 また求職者の方へのサービス改善に向けて、メンバー同士でアパレル・ファッション業界の最新情報を共有する勉強会や国家資格であるキャリアコンサルタントの資格取得に向けた研修も積極的に行っています。私自身も自らの意思でキャリアコンサルタントの資格を取得しましたが、「FASSIONE」をはじめヒューマンキャピタル事業部でカウンセリングを行うメンバー全員がプロフェッショナルであるよう、みんなで切磋琢磨しています。

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変化し続けるアパレル・ファッション業界で幸せなキャリア設計を

自身も前職がアパレル業界とのことですが、サービスに懸ける想いを教えてください。

 「FASSIONE」のサービスを通じて、アパレル・ファッション業界で働く人たちが働くことを楽しいと感じ、この業界で働くことにを誇りに思えるようにしていきたいです。業界で働く人の中には、給与や勤務形態など様々な悩みを抱えている人も多くいるのが実情です。転職支援という枠組みを超えて、仕事の紹介、人の紹介に留まらず業界全体の働き方や意識改革にも寄与できるサービスでありたいですね。

 本社で働きたいのにずっと店舗勤務のままだったり、年を重ねるにつれ好みが変わってブランドへの愛着が薄れたり、大好きなブランドの閉鎖で突然全く違うブランドに異動となったり。いろんなことがきっかけでキャリアを考え直すタイミングがあります。でも業界一筋で歩んできたがゆえに、キャリアをどう考えるか自体分からない人も少なくありません。その人にとって本当に幸せなキャリアが描けるよう、目の前のユーザーにとことん寄り添っていくサービスであり続けたいです。

 私個人としては、実は1年半前から、「FASSIONE」と同じようにアパレル・ファッション業界の転職支援をする会社を20社ほど集めたコミュニティを作っています。3ヶ月ごとに集まって業界の動向や仕事の悩み相談をオープンにしています。みんなで協力してアパレル・ファッション業界を盛り上げたいという想いで団結しています。

では最後に、「FASSIONE」を通じて実現したいことを教えてください。 

 この10年でファッション業界は大きく変わりました。以前は百貨店で買い物をすることが消費者にとってのステータスでした。しかし、時代が変化し、ファストファッションが主流になったり、ECサイトで商品を買うことが当たり前になったり。デジタルやIoTの普及で今後も社会変化に合わせて業界自体がどんどん変わっていくことは容易に考えられますよね。そのような急激な変化の裏には、変化に取り残されるという危険性も多くはらんでいます。情報の早期獲得と取捨選択が重要になると思いますが、私たちから積極的に介入して情報を提供することで、誰もが時代を先取りしながら楽しく働ける世の中にしていきたいですね。