「何もできない」入社3日で挫けた僕が、2年で事業を背負うまで

未来を最高にするために。できることは何でもやった2年間

毎年多くの新卒社員が早期のリーダー経験や事業立ち上げを望んで入社します。しかし、実際責任ある仕事は簡単に務まるはずがなく、自分の不甲斐なさに悩んだり、任される仕事のスピードが早いあまりにキャリアに悩んだりすることは無いでしょうか。憧れの新規事業に配属されるもわずか3日で挫折を味わったという浦岡さんに、事業を背負うようになるまでの知られざる努力について話を聞きました。(聞き手:徳永)

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プロフィール
浦岡(Uraoka)

レバテック株式会社  ITリクルーティング事業部 新卒紹介グループ リーダー

2019年新卒入社。内定者インターン時より新規事業レバテックルーキーの立ち上げメンバーとして法人営業を担当し、事業の基礎を創り上げる。2年目にキャリアアドバイザーチームのリーダーに抜擢され、メンバー6人の教育に従事。マネジメントを行う傍ら、自身もキャリアアドバイザーとして圧倒的な業績を残し、2020年度ベストセールスを受賞。さらに大学・専門学校にて、ITエンジニアを目指す学生に向けたキャリア講義の講師を務める。趣味は映画鑑賞と漫画を読むこと。

成果を出さずには、周りの期待に応えられない

内定者で事業立ち上げに抜擢された浦岡さんですが、すぐに成果は出せましたか。

 実はすごく苦労したんです。内定者インターンとして入社して早々、責任者の泉澤と2人で「レバテックルーキー」の立ち上げをすることになりました。憧れの新規事業立ち上げメンバーに抜擢され、すぐに成果を出して事業拡大に貢献しようと、気合いが入っていましたね。

 入社1日目、最初に任されたのは企業の新規開拓でした。でもいざ開拓しようと思っても、効率的な開拓方法はおろか、営業トークすら分からなかったんです。責任者として奔走する泉澤に相談するのは気が引けましたし、他事業部の先輩に相談しても上手く転用することができず、全く正解が分かりませんでした。「自分で解決して、一刻も早く成果を出さないと」と思い試行錯誤しましたが、結局3日経っても1つもアポイントが取れませんでした。たった2人の新規事業で、自分には1/2の責任があるのに何もできない。そんな自分は「会社にとって本当に期待ハズレなんだろう」と、申し訳無い気持ちで押し潰されそうになりました。

 あまりの不甲斐なさに限界を迎えて、初めて泉澤に全てを打ち明けました。すると「良い意味で期待してないよ」とあっさり言われたんです。成果を出せないなら居る意味が無いと思っていた自分にとっては、あまりに予想外の回答でした。「諦めずに成果に繋げることでやっと周りの期待に応えられるのに、順番が逆だよね。」と言われて、自分はまだ何の成果も出していないのに、先に認められようとしていたことに気付いたんです。ちょうどその頃読んでいた本の中の「未来が最高なら、過去も現在も最高になる」という言葉と重なって、今すぐ価値を出せなくても、未来を最高にするために1つひとつ頑張ろうと決意できました。

それからどのように行動を変えていったのでしょうか。

 とにかく自分ができることを最大限やっていこうと決めて、がむしゃらに行動することにしました。まず始めたのが学生のスカウトです。ITエンジニアを目指す新卒学生向けのサービスですが、新規事業のため利用者のデータベースすらありません。そこで提携のプログラミングスクールの受講者から1件1件手作業で対象顧客になる学生を洗い出して、その学生が興味を持つスカウトメールになるように、全て内容を変えて送信していきました。作業には早朝から夜中まで膨大な時間がかかりましたが、自分ができることを探すのに必死でした。

 他にも、集客のために大学でビラを配りをしたり、企業開拓のために朝から晩まで電話をかけたり、提携大学・専門学校開拓のために日本全国を飛び回ったり、できることは全部やりました。決して要領がいいタイプではないので、新しい経験値を1つひとつ溜めて次に活かすということを繰り返したんです。

 それからキャリアアドバイザーを担当することになって、4ヶ月目には当時の月間最高受注数を200%更新することができ、それが自分の中で最初の大きな自信になりました。2年目からはリーダーを任せてもらい、マネジメントと並行しながら自身の営業成果を残せたことで、2020年度ベストセールスを受賞することができました。ここまでの2年間、とにかく行動し続けることで事業拡大に繋がりましたし、自分の職能も広がって多くの成功体験を掴めるようになりました。現在はリーダーとして戦略立案・予算管理も行い、自身の業務範囲が広がったことで、事業部を背負っている感覚があります。

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「責任を全うできているか」を常に自分へ問いかける

次に挑戦したいことはありますか。

 自分には今の事業部でまだまだやるべき事があるので、次の挑戦や他の選択肢を考える事は逃げになってしまいます。そう思うのは「自分の責任を全うできているか」を常に意識しているからで、会社から求められた役割に対して、責任を持ってコミットするのが当然だと考えています。

 3歳からサッカーを続けていて、常に競争環境の中で誰かと比べられてきたので、自分に対して求めるレベルが人よりも高いんだと思います。そのため役割に対する責任ハードルが高く、「できて当たり前」を増やさないといけないと思っているんですよね。何かを成し遂げても次の目標を見つけて成長サイクルを回しているので、自分の役割に一生満足することは無いと思います。

 また、今が非常に楽しく仕事ができているので、正直他の環境を求めていないんです。レバレジーズは「社会が抱える課題に取り組み、顧客と社員の感情に貢献し続ける」ことを大切にしていて、自分が就活時から持っている「世の中の負を解消する」というビジョンと一致しています。だから今任されている仕事にも全力で取り組めているので、他を考える理由が無いですね。

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他の誰でも無く、自分が事業を業界No.1へ牽引する

今後の目標を教えてください。

 「レバテックルーキーを業界No.1にして、学生・企業・日本経済の全てへ貢献すること」です。

 キャリアアドバイザーを担当して学生と関わる中で感じるのは、最適なファーストキャリアを選択する難しさです。ITエンジニアを目指す学生は沢山いますが、どうしたらなれるのか、自分がどの企業に向いているのかが分からない学生が多いんです。企業説明会での情報や雰囲気しか判断材料が無く、入社後ミスマッチを起こして大切なファーストキャリアを棒に振ってしまっていることに歯がゆさを感じています。納得感持った就職活動をサポートしていくのが自分たちの役目なので、その使命を全うしていきたいと考えています。

 また、IT領域は日本で1番の成長産業として注目されていますが、現状でも30万人、10年後には60万人のITエンジニア不足が予想されています。日本には良いIT企業が沢山あるのに、エンジニア不足で事業開発が思うようにできていないんです。この状況が日本の国力を弱めている1つの要因になって、GDPが伸びず世界に勝てなくなっています。その根本原因である「ITエンジニア不足」を解消するため、レバテックルーキーを業界シェアNo.1にして日本経済に貢献していきたいです。

 そして、この業界シェアNo.1という目標は他の誰でもなく自分が事業を牽引して実現させたいと考えています。そのために今僕ができることは、リーダーとしてメンバーに徹底的に向き合うこと。どの組織よりもモチベーションや生産性が高い組織になるため、メンバーのモチベーションの根源を見つけて、なりたい将来像と今の仕事を繋げられるよう、日々伴走しています。それだけでなく、自分自身が一切妥協せず事業に向き合い顧客に価値提供する背中をメンバーに見せることで、事業を引っ張っていきたいです。