2度の挫折を乗り越え、事業責任者に。私のキャリア年表vol.2


連載:私のキャリア年表
本企画では、レバレジーズで働くさまざまな人を取材し、これまでの仕事で自己が誇れること(ドヤ歴史)や失敗経験(黒歴史)を切り口に、普段の姿だけではわからないキャリアの歩みを浮き彫りにします。


今回取材するのは、2013年4月に新卒入社した柴山さんです。現在は、リハビリ業界の転職支援サービス『リハのお仕事』を運営するリハ事業部で事業責任者を務めています。今でこそ事業責任者を担う柴山さんですが、これまで多くの苦難を乗り越えてきました。過去の挫折経験やキャリアに対する悩み、大きく変わった自身の価値観など、柴山さんの9年間のキャリアを紐解きます。(ライター:内田)

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柴山(Shibayama)
レバレジーズメディカルケア株式会社 リハ事業部 部長
同志社大学を卒業後、2013年に新卒でレバレジーズに入社。 IT人材支援事業を展開するレバテック株式会社に営業職として配属され、3年目でチームリーダーに就任する。5年目に介護派遣事業を展開するケアスタッフィング事業部に異動して福岡支店の立ち上げをおこない、翌年、西日本エリアのグループマネージャーに。8年目に、事業責任者として「リハのお仕事」を立ち上げ、現在に至る。

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理想のキャリアを実現できた9年間

ご自身のキャリアを振り返ってみて、どんな9年でしたか。

人生において、時間を惜しまずもっとも努力した、密度の濃い日々でした。自分の過去の選択に後悔はありません。

入社1年目の私は、自分の成果に繋がる仕事しか取り組んでいませんでした。しかし、リーダーやグループマネージャー、事業責任者などのマネジメント経験を経て、自分から組織へと視野が広がりました。そこにたどり着くまでには多くの失敗や挫折がありましたが、その経験があったからこそ、今の自分がいると思っています。

入社してからは、理想のキャリアを歩めていますか。

そうですね。時間軸で見るとタイミングは異なりますが、入社前に掲げていたキャリアを順調に歩めています。

入社当時に思い描いていたのは、「2年目に営業のトップ、3年目でリーダー、5年目までにマネージャークラスになり、30歳までには事業責任者になる」というキャリアでした。これは、レバレジーズの選考中にお会いした社員の方々のキャリアを参考に作ったものです。実際にそのようなキャリアを実現できているので、満足しています。

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自分のことしか考えられなかった暗黒時代

入社後すぐにモチベーションが下がっていますが、どんなことがあったのでしょうか。

営業として入社しましたが、思うように成果が出ず、周りからも評価をされない状況にひどく悩んでいました。そんな状況になった1番の原因は、仕事に対する取り組みかたにありました。

当時の私は、「自分の成果さえ出せばいい」という利己的な考えで、先輩から依頼された仕事や社内イベントの企画など、営業以外の仕事をすべて断っていました。極端な話、自分の営業売上に直結しない仕事はやらないほうが効率的だと思っていたんです。

それでも、最初はそこそこ成果が出ていたし、このまま上手くいくと考えていました。しかし、入社して半年経ったあたりから徐々に周りの同期に追い抜かれ、自分だけ成果が出なくなっていきました。「結果を出せない自分は会社のお荷物だ」と考えるほど落ち込んでいましたね。

そこから、何がきっかけでうまくいかない理由に気が付いたのでしょうか。

きっかけは、当時の上長から「成果が出ないのは、視野が狭いからだ」と言われたことです。その言葉を受けて、成果が出ている同期と自分は何が違うのかを考えるようになりました。私は個人売上のことしか考えていなかったのですが、周りの同期たちは、先輩の仕事を巻き取ることや、組織の問題を解決することも成果に繋がると考え行動していることに気付いたんです。

同期たちは、視野の狭い自分と違い、組織目線で仕事をしていたんですよね。

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個人から組織へ目線が変わった、私の転機

組織という視点を得たあと、考えかたや行動に変化はありましたか。

個人単位ではなく、組織にとってプラスになるかを考えて仕事に取り組むようになりました。自分が成績を出すことが大事なのではなく、チーム全体で成果を出すことが本質的な課題解決なのだと考えるようになったんです。

考えかたが変わってからは、個人売上に直接的に繋がらない仕事も積極的に巻き取るようにしました。その結果、自分自身の成果にも繋がり始めたんです。

そこからさらに、自分の課題を細かく分析して、足りない部分を補うように自己研鑽にも励みました。そういった仕事の取り組みかたの変化やスキルアップのための努力もあり、ますます成果を出せるようになったんです。最終的には事業部ギネスを更新してトップ営業に、その後チームリーダーを任せてもらえました。

ギネス更新後はモチベーションが上昇していますね。この時期について教えてください。

そうですね。辛かった時期から一転し、2年目に営業トップになるという自分の思い描いていたキャリアを実現することができ、モチベーションも上がりました。暗黒時代は毎月の目標達成率が60%ほどでしたが、この時期には200~300%達成を継続し、事業部の月別売上ランキングでも、12ヶ月間ほぼ1位の成績をあげていました。

また、3年目でチームリーダーになるという目標も達成できて、この時期は本当に自分の理想の状態でした。

諦めずに取り組み続けたから、理想のキャリアを実現できた

成果が出たあとに、キャリアについて悩んでいる時期がありますが、ここでは何があったのでしょうか。

キャリアプランのなかで立てていた30歳までに事業責任者になるという目標を、このままでは実現できないという焦りで悩んでいました。

当時はチームリーダーとして安定的に成績を出せていましたし、仲間にも恵まれて毎日楽しく仕事をしていました。ただ、同時に現状に慣れてきた時期でもあり、いわゆるコンフォートゾーンに入ってしまっていたんです。このまま居心地の良い環境にいると、努力を怠ってしまうかもしれないという危機感を持っていました。

自分自身、厳しい環境のほうが燃えるタイプでもあるため、理想のキャリアを実現するためには0から頑張らないといけない状況に身を置いたほうがいいと頭ではわかってはいても、具体的にどうしていいかわからなかったんです。

そのころちょうど部署異動をされていますが、これはなぜでしょうか。

今後のキャリアに悩んでいた時期に、たまたま介護派遣事業部の部長から「福岡支店の立ち上げ責任者を任せたい」とお声がけいただいたんです。立ち上げ経験は事業責任者になるための一歩だと思っていたので、介護派遣事業部への異動を決断しました。

そのうえ、立ち上げの責任者は事業部長の直下で働くことになるため、学びを得られるチャンスだと期待も膨らんでいました。

部署異動をして前進できたのですね。その後はどうでしたか。

じつはその後、また悩んでしまって…。

異動して3ヶ月後に組織体制が変わり、事業部長の直下で働くことができなくなったんです。これにより、自分自身の成長速度が遅くなり、キャリアの実現にも遅れが生じるのではないかと不安を感じていました。組織は変化し続けるものなので、順応しなければいけないと頭ではわかっていても、煮え切らない自分がいたんですよね。

しかも当時は、支店立ち上げの初期だったため業績を上げることにも苦労していて…。これが2度目の挫折でした。

2度目の挫折は、どう乗り越えていったのでしょうか。

さまざまな葛藤はありましたが、30歳で事業責任者になる夢を叶えるために、日々の努力は怠りませんでした。業績には苦戦していましたが、事業分析やメンバーの育成などやるべきことを着実にこなしていきました。

その結果、西日本エリアのグループマネージャーを任せてもらえたんです。私の諦めない姿勢と、組織を良くしようと努力する姿を事業部長が評価してくださってのことでした。苦しいなかでも頑張り続けて良かったなと思っています。

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グループマネージャーに昇格したことが、柴山さんの第2の転機なんですね。

そうですね。グループマネージャーになったことで、再度事業部長の直下になり、事業の意思決定に携わる機会も増えて、ますます仕事に精を出すようになりました。担当エリアの財務状況も見るようになり、経営に近い仕事に携わることでさらにステップアップできましたね。

そんなときに、岩槻代表からリハ事業部の事業責任者の話をいただき、現在に至ります。じつは、この頃がちょうど30歳だったんです。30歳で事業責任者になるために、以前から事業計画の勉強を続けていて、会社に新規事業の提案をしようとしていた矢先の出来事でした。

自分の影響範囲を拡大し続けたい

柴山さんが、この9年間で確信したことはありますか。

やるべきことをやり続ければ、必ず成果は出るということです。

私自身、辛い状況でもうまくいく可能性を信じて行動し続けてきましたし、自分の課題にも向き合い続けてきました。いままで何度も挫けそうになりましたが、やるべきことをやり続けたからこそ、理想のキャリアを実現できたと感じています。それが自信に繋がり、問題にぶつかっても、その先の明るい未来を信じて頑張れるようになりました。今後もこの学びを糧に前に突き進んでいきたいですね。

最後に、柴山さんのビジョンについてお聞かせください。

まだ模索中ではありますが、さまざまな事業フェーズを経験してきたので、その経験を活かして自分の影響範囲を拡大し続けたいです。

私は、個人から組織へと目線が変わった頃から、人のために何かができたときに幸せを感じるようになりました。そのため、これからは事業運営に困っている人に対して、戦略策定から実行、改善までサポートしたり、キャリアに悩む人に対して自分の経験をもとに解決手段を提示したり。事業責任者という立場にとらわれず、誰かのために自分ができることを考えて実行し、影響範囲を拡大し続けたいですね。そうすることで、もっと世の中を良くしていけると思いますし、その結果、自分自身も幸せを感じられると思っています。