すべては課題解決のために。セールスを軸に広がった私のキャリア

営業企画社会課題の解決女性のキャリア新卒レバテック

ひと

今回取材したのは、営業企画戦略室の梶山さんです。「20代で成長し、キャリアの幅を広げたい」と考え、レバレジーズに入社しました。「レバレジーズのセールスは、職域を越えて業務範囲を広げることができる」と話す梶山さん。そんな梶山さんのキャリアの変遷を紐解きます。(ライター:飯野)

Contents
Profile
  • 梶山(Kajiyama)
    マーケティング部 営業企画戦略室

    北九州市立大学に在学中、アメリカへ留学し、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドでインターンシップを経験。帰国後の2019年、レバレジーズに新卒で入社し、レバテッククリエイター事業の法人営業に従事。2年目からプレイングリーダーとしてマネジメントを兼任し、その数ヶ月後にはチームリーダーとして約10名のメンバーを統括する。2022年7月に営業生産性とサービス品質の最大化をミッションに掲げBPR・DX化を推進させる現部署に異動し、プロジェクトリーダーとしてレバテックの生産性改善を推進中。 趣味は、音楽(R&B、HIPHOP)、漫画を読むこと。

「やりたいこと」がなかった就活時代。軸は「20代で横に広げられるキャリア」

まずはレバレジーズに入社した理由を教えてください。

私が企業選びの軸として掲げていた「キャリアの幅を広げながら成長できる」「風通しが良い」の2点を満たし、「働くイメージ」を持つことができたからです。

 

学生時代の私には明確な「やりたいこと」がなかったのですが、将来やりたいことが出てきたときに、自分で選択してチャンスをつかめる人間になりたいと思っていました。また、ライフステージが変化してもキャリアを諦めずに仕事を楽しみたいという想いもあったので、20代前半でどれだけ成長できるかが鍵になると思っていたんです。正直、5年後、10年後のやりたいことはわからなかったですし、そのときになったら変わってくるものだと思うので、「その会社で働いているイメージができるか」が私にとっては重要で、そのために必要な条件がこの2つでした。

 

また私は、自分のキャリアやライフプランをより良いものにしていくために成長し続けていたいと思ってる一方で、「成長を目的にはしたくない」とも考えていました。なぜなら、成長を目的にしてしまうのは自分のエゴだと思っていたからです。なので、「自分の成長が誰かのためになる環境」や「顧客に対して純粋にコミットできる環境」を探していたところ、レバレジーズに出会いました。レバレジーズには自分の成長が顧客や一緒に働く人に還元される環境や考え方があったので、安心して目の前のことにコミットできると感じたんです。

セールスの本質は課題解決。職域の上限はない

梶山さんはなぜセールス職で入社されたのでしょうか?

結論からお伝えすると、職種や業界に関しては気にしていませんでした。やってみないと何が自分に向いているのか、何がやりたいのかわからないからです。そのため、「職種」よりも自分のスキルをしっかりと伸ばすことができて、将来選択の幅を広げられる「環境」の方が大事だと思いました。その軸で考えたときに「オールインハウスの体制」や「事業部横断プログラム」などの制度や文化がある、いつでも自分の意思次第でスキルをインストールできるレバレジーズという「会社」に惹かれました。

 

入社後の業務内容を教えてください。

フリーランスのクリエイターを支援する「レバテッククリエイター」という事業で、法人営業をしていました。2年目からはリーダーとしてメンバーのマネジメントにも携わるようになり、顧客や事業に対して自分の仕事が与える影響が徐々に大きくなるのを感じていました。

 

そうなのですね。レバレジーズのセールス職の特徴はありますか?

レバレジーズのセールスは、顧客の課題解決を目的としています。つまり、「セールス」という職域を越えて業務内容をどこまでも広げることができるんです。

 

一般的に「セールス」というと、顧客に対して課題解決のためのソリューションを提案し、契約を締結して、売上を上げるというイメージを持たれる方が多いと思うのですが、それは課題解決に必要なフローの一部です。私の考えではありますが、数字目標は達成責任であり、当たり前のことだと思っています。レバレジーズではそれ以上に「本質的な課題は何で、自分は何をやるべきか」を考え、自ら「やった方がいい仕事」を見つけに行くことが求められています。

「本質的な課題解決」を実感したエピソードがあれば教えてください。

私が新卒1年目のころ、より多くの企業に「フリーランス」という新たな選択肢を考えてもらうための施策がチームで動いていて、そこに携わる機会がありました。

 

当時、企業の採用において「正社員」のニーズが強く、「フリーランス」を検討しない企業が多いという課題がありました。その理由を調査したところ、フリーランスを選ばない理由は「実績がないから」「正社員採用が当たり前だから」という漠然とした理由ばかりだったんです。しかし、企業の本来の目的は「優秀な人材の獲得」です。そういった固定観念や情報不足が原因となり、リソース不足で事業を成長させることができないのは本質的ではありません。企業の真の課題にしっかりと向き合い、「フリーランス」という新たな人材獲得の手段を提案した施策では「本質的な課題解決」を感じました。

 

このように顧客の声を直接拾えるという点で、「セールス」という職種は無限の可能性を秘めています。これからも「セールス」にキャリア軸をおいて、顧客の課題解決のために必要なことには何でもチャレンジしたいと思っています。

 

より本質的な課題解決を目指し、営業から企画へ

梶山さんは、昨年7月に営業企画の部署に異動されていますが、なぜ異動しようと思ったのですか?

自チームだけでなく事業部全体の改善行動をおこなうことが、より本質的な課題解決につながると思ったからです。

 

きっかけは、2年目でプレイングリーダーになったときに、顧客や事業に対する自分の影響力や責任が大きくなっているのを感じたことです。メンバーのときは自分の成果を出すことが自分のミッションでしたが、リーダーになってからは自分だけではなくメンバーの成果も自分の責任になります。チームリーダーに昇格したあとは、自分のチームの成果が事業部の成長に大きく影響することを実感しました。

 

徐々に責任範囲が広がり影響も大きくなっていくのを経験したことで、より本質的な課題解決である「必要だけど重要で、できていなかったこと」に携わりたいという気持ちが強くなったんです。事業部そのものをより良い方向に動かすことができれば、顧客に対してもさらに大きな価値提供ができるのではないかと考えました。

 

実際に、チームのときは多くてもメンバー20人に対しての責任、チームの売上への影響でしたが、現在は数百人単位が所属する事業全体に影響が出る仕事を任せてもらっています。影響範囲が大きく広がったことで、仕事に対する視座が高まりました。

 

実際に提案した施策があれば教えてください。

質の高いサービスをより多くの顧客に届けるために、商談対応業務を効率化する施策を提案しました。プロジェクトリーダーとして立ち上げから運用までを推進させ、少しずつ成果が表れてきました。先日事業部でも表彰していただき、とても嬉しかったです。

 

この施策はセールスでリーダーをやっていた頃に提案したもので、現在の部署に来てからプロジェクトが始動しました。「営業としてやった方がいいことがいっぱいあるけれど、目の前の業務が多すぎてなかなか着手できない」という現場の課題に着目した施策です。

 

レバテックが掲げているビジョン「エンジニアとPMの日本一の相談相手」を目指すうえで、顧客が抱える課題に親身に寄り添い、解決に導いていくことは必要不可欠です。そのためにレバテック全体に視座を上げ、誰もが高いパフォーマンスを発揮できる基盤をつくることが本質的だと考えました。

 

施策を実行した結果、大幅な生産性向上につなげることができました。今後は顧客のニーズに深く向き合い、課題解決のためのソリューションを提案するという点に時間を使うことで、新しい価値を提供していきたいと思います。

どんなことにやりがいを感じますか?

一番は、事業を成長させる本質的な問題解決に携われている実感があるところです。私の部署のミッションは、営業生産性とサービス品質の最大化をミッションとしていて、いわゆる「現場で解決できなかった難しい事業課題」を解決していく部署です。直接的な数字を追っているわけではないですが、顧客や事業部へのインパクトが大きい点が特徴です。難易度の高いプロジェクトが多いですが、企画が形になったときや0からコツコツと積み上げて実績が出てきたときの達成感はひとしおです。

 

あとは部署の特性でもありますが、正解がないものをつくったり、やっていなかったことを動かしたりと手探りでの仕事が多いです。そのため、日々プレッシャーを感じながらも新しい知識をインプットして形にしていくのはやりがいのひとつです。

 

またレバレジーズのどの部署にも当てはまることなのですが、自分のスキルより2つくらい上のレベルの仕事を任せてもらえる点は私にとって大きなやりがいに繋がっているポイントですね。

 

今後の目標について教えてください。

大きく2つ考えていることがあります。

 

まず1つ目は、より課題が大きく、重要度の高い問題を解決していくことです。
セールスやマーケティングといった職種にこだわらず、顧客が求めていることや顧客が抱えている課題に向き合い、「そのために今自分が求められていることは?」「自分ができることは?」を考え抜きたいと思っています。

 

2つ目は、自分で仕事をつくれるようになることです。
長期的に事業を安定させ顧客への価値貢献をするために、解決しないといけない問題がたくさんあるのですが、目の前の業務に手一杯になってしまい手がつけられていないことや言語化されていない問題が多くあります。

 
顕在化している問題を解決していくことも大事ではありますが、顧客にとって必要な問題を自ら特定して、理想を描き、事業を前進させる力を養っていきたいです。

 

Read More
こんな記事も読まれています