後世に語り継がれる事業を。ファーストキャリアで営業を選んだ理由

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ファーストキャリアの選択は、今後のキャリア形成の土台となる非常に重要な場面です。今回の記事では、キャリア選びの参考として、新卒でセールス職に入社した矢野さんに、職種の魅力や、入社後のキャリアの広げ方などを伺いました。(ライター:名井)

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Profile
  • 矢野(Yano)
    レバレジーズメディカルケア株式会社 ケアキャリア事業部 セールスマネージャー 兼 営業推進

    立教大学卒業後、2017年にレバレジーズに新卒入社。当時、社員が3名しかいない創業期のケアキャリア事業部に配属される。キャリアアドバイザーを務めたのち、2018年にリーダー、2020年にマネージャーに昇格。現在は、約20名のセールス職をマネジメントしながら営業推進を兼務し、組織の生産性向上の仕組みづくりや組織の体制づくり、事業戦略策定などをおこなっている。 趣味は、スポーツ観戦・フットサル・サウナ。

事業創りのために飛び込んだレバレジーズ

はじめに大学時代の経験や、就職活動について教えてください。

大学時代は、体育会に入りながら、授業やゼミも頑張っていました。

 

就職活動では、大手有名企業をはじめ、金融、外資系コンサルなどを受けましたが、実際に内定をもらってからは、なにか腑に落ちない感覚が僕のなかで続いていました。

 

その頃から周囲にいる社会人に「どんなキャリアを歩んできたのか」「どんな仕事をしてきてきたのか」などを聞くようになり、そこではじめて自分の目指したい姿や人生の目標のようなものが見えてきました。

 

そこからベンチャー企業に絞って就職活動を再スタートさせ、出会ったのがレバレジーズです。

お話にもあった矢野さんの人生の目標とはどんなものなのでしょうか。

後世に語り継がれるサービスや、日本を代表するような会社をつくることです。この目標は就職活動当時から変わっていません。

 

きっかけは僕の祖父でした。祖父は戦後、大手自動車メーカーで開発者として勤め、当時アメリカ車で実用化されていた「AT(自動変速機)」を開発し、紫綬褒章を受賞した人なんです。

 

「新たなサービス基盤を築き人びとの生活を豊かにし、現在も残る大企業の礎を築いてきた」そんな祖父を超えられる事業・会社づくりを、自分も経験したいと思いました。

お祖父様の影響を強く受けていらっしゃるのですね。事業創りを目指して、レバレジーズに入社された理由も教えてください。

大学で社会経済や人体動態学を学ぶうちに、日本の超高齢化社会が進展することに課題を感じ、ヘルスケア、医療・介護領域に強い関心を抱いていました。

 

そのためこの領域に絞って企業選びをしました。また、新卒から新規事業に挑戦できれば経験値やスキルをより高められると考えていたところに、ちょうどレバレジーズが介護業界の人材紹介事業を立ち上げたことを知り、応募しました。

事業創りの本質は「顧客を理解すること」

入社されて実際に、どんなことをされてきたのでしょうか。

最初の1年半はセールスを経験し、2年目からリーダーに昇格、4年目の中頃からマネージャーをしています。

 

リーダーのときは、メンバーのモチベーション管理やキャリア支援をおこないつつ、チーム成果の最大化をミッションにおいていました。当時、競合が急成長するタイミングで、市場・3C分析など他社に勝つための戦略・戦術づくりに注力していましたね。

 

また組織改善をするなかで、社内のマーケターやデータ戦略室の人たちと連携を取って、業務を自動化したり、事業のさまざまなデータを突合・分析して課題を設定し、解決プランを実行したりしていました。

 

現在は約20名のメンバーをマネジメントしながら、2022年10月ごろからプラスアルファで営業推進も担当しています。営業推進チームでは、事業部全体の生産性を向上させるための仕組みづくりをしています。営業組織の体制変更や、事業運営に関する戦略などを立案・実行していくようなイメージです。

セールス職で入社されてから幅広くご経験されていますが、一般的にレバレジーズでセールス職として入社した場合、どのようなキャリアを歩むことが多いのでしょうか。

僕のように、リーダー、マネージャーと縦にステップアップする人が比較的多いですね。ただ、別の職種に挑戦したり、バックオフィスに異動する人もいます。

 

レバレジーズらしさという点でいうと、ある程度のビジネス経験を積むと個人の強み・適正なども見えてくるので、そのときの会社のタイミングにもよりますが人に合わせてポジションが与えられるケースがありますね。

 

たとえば僕の場合、「営業推進」という部署はもともとなかったのですが、おそらく会社が僕の適正を考えて部署を新設してくださったのだと思います。リーダー時代から事業運営上の問題を自分事と捉え、自分のスキルを高め、解決してきたところが評価されてきたのかと。

 

本人と志向性と、会社の方向性がマッチしたときに、僕のような事例が発生しているケースがありますね。弊社のデータ戦略室やブランド戦略室なども、同じような経緯で新設された部署になります。

矢野さんが考えるセールス職で新卒入社する魅力を教えてください。

そうですね。ファーストキャリアをセールスから始めることは良い選択だと思いますね。これは、実体験から思うことです。

 

社会課題を解決する上でやはり一番大事になるのが、顧客の声です。その顧客の声を直接聞くことができるのがセールスになります。その人がどんな状況で何に困っているかを会話のなかの細かいニュアンスや仕草から汲み取ることが求められます。セールスの仕事は、実際に顧客が抱える課題を肌で感じられる面白さもありますし、結局それが社会課題を解決することにも繋がると思っています。マーケターは市場や顧客の動向をマクロで捉え、セールスは顧客の声からミクロに課題を捉えることが多いため、お互いに協働しながら、全体で顧客の声に向き合っています。

 

また、マネジメントや営業企画の仕事をするうえでも営業経験は活きていて、顧客起点を軸に、メンバーへのフィードバックや、フロー設計・仕組みづくりなどができています。

業界を変え、日本を代表する会社を創る

矢野さんが感じる仕事のやりがいや楽しさを教えてください。

1つはセールス時代の話ですが、顧客から直接感謝の言葉をいただくときが1番のやりがいでしたね。「矢野さんだからお願いしました」と言われることが、なによりも嬉しかったです。

 

もう1つは、自分たちで事業を成長・拡大させていく面白さです。事業が拡大することで顧客からの評価が変わっていき、世の中への影響範囲を広げられている感覚を直接肌で感じることができます。僕が入社したころのレバレジーズは、社外評価もなく顧客からもまったく認知されていない状況。「どちらさまですか」と言われることもありました。ですが、サービスが拡大し認知度も上がってくると、「レバさん、大きくなったよね」と声をかけていただけるようになり、自分たちで事業をつくってきた感覚が大いにあります。

 

また、事業拡大によってメンバーが成長する姿を見るのも、大きなやりがいに繋がっています。

今後の目標について教えてください。

事業部としては、介護業界の3K (「きつい・汚い・危険」の頭文字「K」3つを表した言葉)と呼ばれる風潮や、内向きでアナログだなと思われている風土を、変えていきたいと思っています。そのために、業界のDX推進や、テクノロジーを活用した新しいサービスづくりにも事業部として取り組んでいるところです。

 

また、個人としては2つあります。

 

1つは、僕自身のキャリアが会社のロールモデルになれたらと思っています。

 

僕自身は、メンバー、リーダー、マネージャーと縦のキャリアを歩んできたタイプですが、ここをベースに戦略や組織改善など少しずつ専門領域を広げられているので、セールスからもどんどんキャリアの幅を広げられることを体現していきたと思っています。 過去にはキャリアの選択が少ないという理由から退職した人もいるので、僕の事例がそういった人たちの参考になれたら嬉しいです。

 

2つ目は、叶えられるかどうかは分かりませんが、ずっと携わってきた事業部で誰よりも信頼される人材となり、事業責任者になりたいと考えています。

最後に学生に向けてメッセージをください。

国内の高齢化進行を背景に、医療・介護業界は今トレンドの事業領域で、海外でも注目されています。まずは、挑戦してみるメリットが大いにあると思っています。

 

僕自身、この事業部をもっと拡大させていきたいですし、最終的には業界No.1、そして日本を代表するサービスになるまでもっていきたいと思っています。

 

そういった成長のタイミングを楽しんでくれる人たちと、一緒に働きたいですね。

 

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