与えられたのは経営課題と億単位の予算。 どう実現するかは、入社3年目の僕に一任された

マーケティングリーダー新卒

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彼はなぜレバレジーズを選んだのか。入社1年目から高い成果を残し続け、社内からの信頼が厚い彼が語る「マーケティング組織の魅力」と「顧客起点のマーケティングが持つ可能性」に迫ります。

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  • 千葉(Chiba)
    マーケティング部 プロモーションチーム ブランドマネージャー

    慶應義塾大学を卒業後、2019年度に新卒入社。入社後、介護事業のリスティング広告、DSP広告、SNS広告を経験。その後、看護事業のクリエイティブ担当へ。現在は同事業にて、マーケティングコミュニケーション全般の設計および中長期戦略を見据えての複数プロジェクトを担当している。

 

担当領域は、Webプロモーション全般からマーケティングコミュニケーション全般へ。

 

入社後、最初に担当したのは介護領域を扱うケア事業部です。ここでは主にWebプロモーション全般を見ていて、リスティング、SNS、ディスプレイ系の広告など、入社してから半年間でほとんどの広告経路を担当しました。

 

そして1年目の10月には、看護師の人材紹介や派遣をおこなうメディカル事業部のマーケティング担当になりました。そこではWeb広告の運用から離れ、広告クリエイティブの品質担保と量産体制の構築をおこないました。

 

特に印象的だった仕事は、リブランディングプロジェクトです。これまでメディカル事業で培ってきた信頼や安心を保ちつつ、より良い価値提供のために、LPやオウンドサイト、広告クリエイティブなど「ユーザーの目に触れるもの」すべての制作物を刷新しました。刷新と言うと聞こえは良いかもしれませんが、ユーザーインタビューや営業ヒアリングをおこなったり、膨大な量のコピーをリストアップしたりと、かなり地道なプロセスを踏みましたね。また、このようなアウターブランディングだけではなく、いわゆるインナーブランディングまで多方面に動きました。外向けにリブランディングだけしていては情報統制が取れません。社内の、特にユーザーと密接に関わる営業の方々に細かく説明し、新しいブランドを浸透させるために尽力しました。

 

他にも、品質の高い広告クリエイティブを生産する仕組みをつくるプロジェクトでは、改善したものを都度新しい基準として設定し、クオリティを担保する仕組みづくりを行いました。

 

 

入社2年目からは、広告プロモーション領域だけではなく、マーケティングコミュニケーション全般に関わっています。
これは、事業の中長期のビジョンに基づき、競合の動きも見据えながら、どのように事業を成長・拡大させていくかを考えていく仕事です。

 

事業部長などの意思決定者に対しては、エクスターナルマーケティングの立場からプレゼンすることが多いです。市場調査やユーザーヒアリングの両面から得た情報をもとに、サービス認知を高めていく施策を提案するイメージですね。

 

マーケティングコミュニケーション全般の仕事となると、自分の下でいくつものプロジェクトが並行して動いています。たとえば、オウンドメディアのチームメンバーとはユーザビリティ調査などで関わることが多いです。ユーザーにUIを触ってもらって課題を見つけ、それがどんなジャンルの課題なのかを整理、分類化し、改善点を見つけて細かいABテストを実施します。関わるチームが多い分、複雑で大変なことも増えましたね。

 

「顧客起点での課題解決」という考えが共有され、みんなが一丸となる。

 

僕の組織では、ユーザーに話を聞くという文化が醸成されているため、UXリサーチやユーザビリティ調査などが常におこなわれています。そういう点では、まさに「顧客起点での課題解決」が共有されている組織だと思います。

 

たとえば、UXリサーチ・ユーザーヒアリングをおこなった結果、「サービス利用者である看護師の方は、キャリアを大事に考えてはいるが、なぜそのキャリアを歩みたいのかや、そのために必要な経験は何かなど、具体的な言語化まではできていない人が多い」という仮説が出てきました。

 

ただ当時の組織は、「看護師にとってのキャリア」や「なぜキャリアを大事と考えるのか」そして「どのタイミングで『キャリアは大事』と思うか」などを、きちんと把握できていませんでした。
そこで、これらを確かめるため、看護師向けのワークショップを開催することになりました。

 

 

開催を実現するには、ワークショップを進行していく人が必要でした。そこで、普段から看護師と接している営業の方が適任だと考え、事業部長に打診をしてみたところ、すぐに人材を探してくれることに。そして、半日ほどで営業側のトッププレイヤーが進行役を引き受けてくださり、事前の打ち合わせなどにも積極的に取り組んでくれました。
看護師の方から直接話を聞いて理解を深めようと立ち上がったワークショップのプロジェクトに、営業の方も喜んで参加してくれた。まさに「顧客起点での課題解決」を組織全員が共有していることを示すエピソードだと思います。

 

さまざまな協力を得たことでワークショップも大成功を収め、多くの看護師の方から生の声を聞くことができました。その結果、サービス利用者である看護師の方に情報をどのように提供したらより質の高い行動を起こしていただけるのか知ることができました。このUX理解は、その後のプロモーション施策に活かすこともできました。
僕自身、ワークショップに参加することで「ユーザーは、本当はこんなことを考えているんだ」と多くの気づきがありました。「顧客視点が大事」というのが個人的にも腑に落ちた瞬間でしたね。

 

上流から下流までを見られるからレバレジーズのマーケティングを選んだ。

 

レバレジーズのマーケティング組織を選んだ大きな理由は、「上流から下流まですべてに携われる」からです。
もちろん他にも多くの魅力がありました。たとえば、成果を出した上で新しい仕事に立候補したら若手の内から挑戦できる環境であることや、年次やポジション関係なく意見を聞いてくれること。社員同士が家族のように仲がいいこと。それでいて事業や顧客への価値貢献、そしてメンバーの人生に真剣に向き合い、時には厳しい言葉もかけてくれることなど、挙げるとキリがないほどです。

 

 

「上流から下流まで」というとあまりイメージが湧かないかもしれませんが、実際、他の会社で働く友人の話を聞くと、レバレジーズの裁量権はかなり大きいものだと実感します。
以前、中途営業職の採用ブランディングプロジェクトに関わった際、提示されたのは「中途採用市場における会社の認知向上」といった大枠の課題感と、億単位の予算のみ。どう実行していくかはすべて僕に任されました

 

そのため、何もない状態から最大限の成果を出せる方法を模索するところから始めました。まずはユーザーの状態を描き、未認知から内定(入社)までのフロー内で想定し得るすべての課題を挙げていきます。そして、それをもとに各所でユーザーに与えたい気づきと、気づきを喚起するための情報、そして適切なKPIを設定していきました。いわゆるパーセプションフローですね。それをもとに施策を立て、コストを勘案しながら実行していきます。

 

このプロジェクトが特別というわけではなく、このようなことが社内では日々当たり前におこなわれています。
ユーザーのことを考えた施策であれば、年次やポジションに関係なく任せてくれます。実際に、何千万円という予算を持ってWebマーケティングを担当しているインターン生がいるくらいです。

 

先輩が僕のキャリア、WILLになぞらえたアドバイスをしてくれる。

 

裁量権が大きい話はここまでたくさんしてきましたが、一人ひとりのスキルが高い点もレバレジーズの魅力だと考えています。
社内には領域の異なる専門性の高いメンバーがそろっています。それはもちろんマーケティング部に限った話ではなく、エンジニアやデザイナー、セールス組織に関しても同様のことが言えます。そのようなメンバーが大きな裁量権を持って業務をおこなうため、より大きな成果を生み出すことができますし、新しいことにチャレンジすることができます。つまり、ただ裁量権が大きいのではなく、それを実行するための高いスキルが揃っているのです。

 

手がける事業も決して小さくはありません。業界トップシェアを誇る事業や、トップクラスに位置する事業、今後継続的な成長が見込める領域での幅広い事業展開など、さまざまです。そんな事業をどのようにNo.1にしていくかは自分にかかっているため、仕事のスケールも大きく、個々の成長にとっても最適な環境と言えます。

 

 

また、一緒に働く先輩たちは優しさと厳しさを併せ持っていて、まるで「兄姉」のようでした。それは入社時から変わらないですね。
事業運営や専門性の観点から厳しくフィードバックされることもあれば、僕のキャリアやWILLになぞってアドバイスしてくれることもあります。「今このくらいのレベルのアウトプットを出して満足しているようじゃ、千葉のやりたいことはできないよ」と、優しいけれどきちんと厳しい言葉を投げかけてくれる素晴らしい先輩方です。そのおかげで、慢心することなく、常に高い目標を掲げながら仕事に励めています。

 

マーケティング部に所属している人たちは、論理的に物事を考えるロジカルな人が多いのは当然ですが、だからといって頭が硬いわけではありません。意外にも、アーティスティックに実行する人が多い印象です。
たとえば僕のチームでは、論理的におかしな点はみんな追及してくるけれど、顧客のためにやったほうがいいとなれば、実現するHOWの部分は定量面だけではなく定性面も考慮しながら設計していきます。また、ユーザーのことを考えて「なぜやる必要があるのか?」さえ伝えられたら、大きなプロジェクトだとしても大胆に任せてもらえる。そういう文化がありますね。

 

基礎と努力をおざなりにしないからこそWILLが実現できる。

 

レバレジーズに入社を希望する方は、「新規事業をやりたい」など自分なりのWILLをもってその実現に向けてチャレンジしたいという人が多いと思います。
ただ、自分のやりたいことを実現させるためにはスキルや知識、経験が必要です。そのベースとして、当然、基礎を身に付けなくてはいけない。そのための努力も必要になります。そこは避けては通れないポイントです。

 

レバレジーズの社員は、本当によく勉強をしています。基礎をおざなりにせず、業務プラスアルファの時間を使ってでも自らスキルや知識習得に励む。だからこそ、たくさんの社員が自分のWILLを実現できているんじゃないかなと思いますね。

 

だからこそ、レバレジーズを目指すすべての人には、ぜひそうあってほしいと思います。

 

 

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