人間関係こそ、強力な資産。レバレジーズ社員の結束を支える部活動制度「レバカツ」
カルチャー
ベンチャー企業と聞くと、「競争が激しくてギスギスしていそう」といったイメージを抱く方もいらっしゃるかもしれません。しかし、レバレジーズには互いの人となりを尊重し合う文化があり、さまざまな取り組みによってそれを維持・強化し続けています。今回は、社員の交流を促す部活動制度「レバカツ」に焦点を当て、運営担当と現場部長陣にインタビュー。急成長を支える仕掛けの裏側に迫ります。(ライター:丸田)
【Summary】
■組織拡大に伴う部署間交流の減少を防ぐため、社員間のカジュアルな繋がりを創出する部活動制度「レバカツ」が立ち上げられた。
■体育会系から文化系まで多種多様な部活が存在し、部署や役職の垣根を越えたフラットな交流が活発におこなわれている。
■人となりを知り、尊重し合う土台が、社内の風通しの良さや連携の速さを生み出し、結果として各事業の強力な競争優位性となっている。
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ヤジマ
人事戦略部 組織開発グループ2021年中途入社。立教大学を卒業後、不動産企業に新卒入社し、新規開拓営業・反響営業を経験。レバレジーズ入社後はキャリアチケット事業部のキャリアアドバイザーを経て、現在は人事戦略部で全社の文化醸成を担う。趣味はサウナ巡り。
レバレジーズ社員の結束を支える制度「レバカツ」
まずはレバカツの開始経緯について教えてください。
2022年から開始した制度なのですが、背景には組織の急拡大がありました。かつては全社員が本社に集まっていましたが、支店が増え、本社の人数も増加するにつれて、違う部署の人と関わる機会がどうしても減ってしまっていたんです。
もともとレバレジーズには、仲間や組織を大切にし、「みんなで一丸となって取り組もう」という志向性を持つ社員が多くいます。だからこそ、組織が拡大して物理的な距離ができても、「もっと他部署の人とも関わりたい」という現場の強いニーズがありました。そこで、部署間の交流を促すために何かできないかと考えたのが始まりです。
また、代表の岩槻の志向性も、良い意味でこの制度に強く影響しています。岩槻自身はあまり表に出るタイプではないのですが、実は経営において仲間や組織の繋がりを非常に大切にしているんです。「同じフロアにいるのに挨拶をしない組織は、結果的に弱くなる」という組織論を昔から強く持っていたことも、レバカツが立ち上がった大きな背景にあります。

元々有志の集まりはあったと伺いましたが、それを公式な制度にしたのはなぜですか?
確かに、以前から共通の趣味を持つ社員がチャットツール上で集まるコミュニティは存在していました。たとえば、各自のおすすめを持ち寄る「映画部」や「ボードゲーム部」などがその先駆けです。しかし、いざ参加しようと思っても、面識のない他部署のメンバーばかりだと「参加してみたいけれど、きっかけがない」とためらってしまう人も少なくありませんでした。
そこで、会社公認の「部活動」として位置付け、活動周知の場も提供することで、最初の一歩の心理的ハードルを下げるという意図があったんです。まずは組織の急拡大にともなう孤立を防ぎ、本業だけでは見えない個々の個性や魅力を尊重し合う土壌を育む。そうしたカジュアルな繋がりを会社全体に張り巡らせることが、レバカツを立ち上げた目的です。

現在の部活数や、社員の参加割合はどのくらいなのでしょうか?
現在は28の部活があり、社員の約3分の1が登録しています。
レバカツでは毎年部活を募集し直すシステムをとっており、年に1回、新しく部活を立ち上げるチャンスがあります。会社として公認されるための条件は、「部署をまたいで」6人以上集まること。この条件を満たすために、たとえばエンジニア社員が多い部活が営業部門へ勧誘に行くなど、各所で地道な集客活動がおこなわれています(笑)。
また、スポーツや趣味の集まりだけでなく、最近立ち上がった「AIビジネス部」など実務やキャリアに活きる真面目な部活が存在しているのも特徴ですね。

制度を立ち上げて嬉しかったのは、部活を通して予想以上に深い繋がりができていることです。実は同じ趣味を通じて知り合えた結果、結婚された方もいらっしゃるというご報告をいただくこともありましたし、「パパママ部」ができたことで「同じように子育てをしながら働いている人が社内にこんなにいるんだ」という安心感に繋がったという声も聞いています。
普段の仕事では関わらない人たちが、趣味や共通のテーマを通じて互いの人となりを知る。こうした温かい関係性が、結果として日々の働きやすさや組織への帰属意識を高めてくれているのだと思います。
体育会系から文化系まで、メジャーからニッチまで。縦横無尽なラインナップ
シミズ(ゴルフ部部長 / レバテック セールス)
現在は年4回のコンペを中心に、練習ラウンドや打ちっぱなしなど、徐々に活動の幅を広げています。
メンバー層は実に多彩で、2歳からプロを目指していた本格派もいれば、「まだクラブを握ったこともありません」という未経験の部員も所属しています。これほどレベルに差があっても、経験者の中に「社内にゴルフ好きを増やしたい、魅力を教えたい」という純粋なギブの精神があるからこそ、未経験者やエンジョイ勢とも自然に共存できているのが、この部活の良いところですね。
そうしたフラットな空気感は、新卒1年目〜役員という社歴・役職の壁も溶かしてくれます。最近も、営業職で中途入社したばかりの方とエンジニア部門の責任者がスコアでバチバチに競り合い、後日プライベートでリベンジのラウンドに行くような展開がありました(笑)。
私自身、ゴルフ部への参加をきっかけに、普段は関わりのない方々との繋がりができました。他部署の先輩から気さくに声をかけていただいたり、キャリアの悩みを相談できたりするナナメの関係性は、私の日々のモチベーションを支える大きな財産となっています。
だからこそ、部長となった今は、そうしたきっかけをより多く生み出せるよう、コンペの運営ひとつとっても細部にこだわっています。1組ごとにできるだけ違う部署や役職の組み合わせにするのはもちろん、カート移動やラウンド中の会話がいっそう弾むよう、前後のグループのバランスまで加味して組み分けをおこなっているんです。ゴルフという共通言語を通して、一人ひとりの人間味を繋ぐようなコミュニティへと磨き込んでいきたいですね。

サカウエ(レバオケ部長 / マーケティング部 データサイエンティスト)
主に年2回の納涼祭やクリスマス会といった全社イベントに向けて、最大20名ほどで一夜限りのオーケストラバンドを結成し、演奏を披露しています。練習には、社内にある防音性能の高いミーティングスペースを活用しています。終業後にそのまま集まって音出しができたり、個人練習ができたりする環境があるのは、楽器を演奏する身としては非常に恵まれていますね。
所属メンバーは幼少期からずっと楽器を続けている人から、中学以来のブランクがある人までさまざまですが、皆さん驚くほどレベルが高いんです。本業もあるなかで、毎回職人のようにきっちり仕上げてくる姿にはいつも感動させられます。オーケストラでありながら、ジャンルに縛られず自由な選曲を楽しめたり、ジャズなど出自の違うメンバーとセッションしたりできるのもレバオケならではの魅力です。社内の活動に留まらず、休日はみんなで誘い合って外部のコンサートを聴きに行くこともありますね。
また、部活をきっかけとした業務での思わぬシナジーもありました。「いつも使っている社内ツール、実はサカウエさんが作っていたんですね!」と声をかけてもらえるようになり、普段は関わりの少ない部署のメンバーからも、ツールに関する相談がフランクに飛んでくるようになったんです。
レバレジーズは仕事に対する熱量が高く、成長意欲に溢れた社風です。だからこそ、音楽や芸術といった仕事以外の顔を見せ合える場があることの価値は本当に大きいと思います。パフォーマンスの裏にある一人ひとりの背景に興味を持ち、人間としてのリスペクトを深め合う。そんな特別な機会を、これからも社内に届けていきたいです。

たかが部活、されど部活。レバレジーズの成長を、人間関係から支えていく
レバカツを通じて生み出されるカジュアルな人間関係は、事業運営においてどんなメリットをもたらすのでしょうか?
レバレジーズが急成長してきた背景には、インハウス体制(*)による社内連携の速さがあります。しかし、組織が大きくなり、社員間の関係性が希薄になってしまえば、その強みは失われてしまいます。
*インハウス体制:セールス・マーケター・エンジニア・デザイナーなど、事業運営に必要なあらゆる職種を社内に内包する体制。
普段は別の部署で、全く違う業務をしている人たちが、同じ趣味を通じて考え方の違いや素顔を知る。そうすることで、いざ仕事で連携が必要になった時の心理的なハードルが大きく下がります。ある事業部が過去にぶつかった壁は、新設された別の事業部もいずれ直面するはずです。社員間の横の繋がりがあれば、そうしたナレッジもスムーズに共有し合えるんですよね。
立場に関係なくフラットに意見を言い合い、個性をぶつけ合いながら高め合える風通しの良いカルチャー。これを守り、強化するための仕組みがレバカツであり、一朝一夕では真似できないレバレジーズの競争優位性の源泉だと思っています。

今後の運営として、チャレンジしたいことはありますか?
実は、一部で部員数が増えすぎて、部長や副部長など企画者の負担が大きくなっているという運営面の問題が起きています(笑)。そのため、今後はもっと部員の誰もが気軽に、少人数でも企画を立ち上げられるような仕掛けをおこなっていきたいですね。
また、地方支店での活動がまだ少ないという声もあるので、全国の社員が公平に交流を楽しめるようなサポートを強化していきたいと考えています。
最後に、レバレジーズに興味を持っている読者へメッセージをお願いします!
レバレジーズは「成長環境」というイメージから、ドライな競争環境を想像される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私たちの理念には「関係者全員の幸福」が掲げられており、人と人との繋がりを本当に大切にしている会社です。
これは単なる精神論ではなく、社員同士の繋がりが強い方が会社は確実に強くなります。実際、これまでレバレジーズが成長を続けられているのは、そういった見えない優位性があってこそです。だからこそ、私たち組織開発という専門のチームが存在し、本気で社員間のコミュニケーションを促進しているんです。「互いにリスペクトのある健全な人間関係のなかで、自分らしく成長していきたい」と考えている方は、ぜひ安心して飛び込んできてほしいですね。