若手が飛躍的キャリアアップを実現できる「介護領域」の魅力

事業創造社会課題の解決中途新卒メディカルケア

事業 / サービス

レバレジーズグループで若手社員が「飛躍的なキャリアアップ」を実現する事業領域の1つに「介護」があります。2015年から介護事業を開始したレバレジーズグループ。なぜ「介護事業」に注力し、そこで働く社員にはどんなチャンスがあるのか。介護業界を取り巻く現状と、介護事業の魅力、レバレジーズが展開するサービスそれぞれが解決に取り組む課題をお伝えします。(編集:徳永)

Contents

レバレジーズが介護事業に取り組む理由

日本で最も危惧される社会問題

レバレジーズは、直近5年間で複数の介護関連事業を立ち上げています。その理由は「介護問題が日本で最も危惧される社会問題」と考えているためです。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に突入することで、介護問題がさらに深刻化する「2025年問題」が目の前まで迫っています。介護を取り巻く環境には問題が山積しており、このまま現状が変わらなければ国が破綻しかねないのが日本の現状です。

事業創造の観点は「ニーズが長く続くこと」

日本が苦しむ介護問題を解決しようと、多くのベンチャー企業、若手実業家が事業を立ち上げて注力しています。それらの企業の1つであるレバレジーズの事業創造の観点は「市場が大きく成長性が見込める領域」であることはもちろん、もう1つ「ニーズが長く続くこと」という観点があります。誰かが対応しなければ困る人が増え続けてしまう領域にある「社会問題」を解決できるかを判断軸に、2015年に介護事業へ参入を決定しました。

介護人材事業・介護スクール事業・コンサルティング事業・メディア事業・入居施設マッチング事業など、レバレジーズが取り組む「介護業界の課題解決」に向けてのアプローチは多岐に渡ります。介護業界で多面的に事業を展開し、根本的な解決に導きたい。介護市場のニーズに対して「自分たちが日本の現状を切り拓く」という想いで事業を創造してきました。

圧倒的なキャリアアップが見込める環境

組織拡大のスピード感、若手リーダーの抜擢

介護人材派遣・紹介事業は、社内で比較しても多くの若手社員が活躍しています。事業拡大が急激に進むことで、全国各地に拠点が広がり、チーム・支店数は飛躍的に増加し続けています。これにより急速にポジションが増え、リーダー抜擢・支店立ち上げに関わるチャンスが多く訪れるため、若手のうちに経験できる幅が広がります。

レバレジーズは「いかに若手のうちに多くの仕事を経験し、力を付けられるか」を重視しています。そのため介護人材派遣・紹介事業では、チームリーダーのうち約6割が「入社3年目以下の社員」です。実績のあるメンバーは年齢に関わらずチームリーダーに選ばれ、さらに経験を積むことができるからこそ、キャリアの成長速度が圧倒的に早くなります。

新規事業で「ゼロから作り上げる経験」を

レバレジーズでは2015年の介護人材事業の開始以来、介護業界に関わる新規事業を5年間で6つ立ち上げてきました。社内に営業・マーケティング・開発などの職種が揃うオールインハウス体制があるため、そのノウハウを活かして事業の開発・拡大を続けています。

新規事業が立ち上がる度に、若手社員が事業部長に抜擢されています。例えば、介護施設と入居希望者のマッチングを行う「きらケア老人ホーム」は、当時入社4年目の社員が実績を認められ部長に抜擢されました。新規事業の立ち上げメンバーは「自分たちが日本の現状を切り拓く」という意思のもと、営業・組織設計・採用・教育など全てゼロから作り上げる経験を積んでいます。

レバレジーズの介護・シニアライフ事業が取り組む社会問題

 

(1)「介護人材不足」の解決

介護人材派遣事業

介護人材紹介事業  

(2)「介護系の有資格者不足」の解決

介護スクール事業

(3)「介護人材の早期離職」の解決

労働環境コンサルティング事業

介護人事メディア事業

(4)「介護情報の非対称性」の解消

入居施設マッチング事業  etc.

(1)「介護人材不足」の解決

 

2018年に公表された「介護人材の必要数」は2025年度末には約245万人となり、このままいくと約55万人の不足が想定されています。そこでレバレジーズでは「介護に関わる誰もが輝ける業界にする」をミッションに掲げた介護職向け人材サービス「きらケア」を運営し、介護人材派遣サービスや、正社員・非正規の介護人材紹介サービスを行っています。

【介護人材派遣事業】

2015年に介護職専門の人材系新規事業としてリリース。首都圏でのサービス開始以来急成長を遂げ、国内11拠点に進出しています。(2020年3月現在)

・働き方を選択することで、介護の楽しさをもう一度

介護職で働く人が「正社員として働くことに疲れた」と感じ、派遣職員の選択肢を選ばずに介護業界自体から離職してしまうことが続くと、介護職員の数が不足する要因になりかねません。そこで、あえて契約更新するかを選択できる「人材派遣」という働き方で、新しい職場で働く選択肢を提供し、介護業界自体からの離職を防止することに大きな価値があると考えています。レバレジーズで派遣するスタッフの中には、定期的に施設を移り多様な経験を積む方もいれば、1つの施設で長く働いて正社員に雇用形態を転換される方もおり、様々な働き方を支援しています。

・未経験からのチャレンジ支援

派遣サービス開始直後から、無資格・介護職未経験の方への支援も行ってきました。「介護業界は大変」というイメージが先行し、正社員で働くまでに二の足を踏む方がまだまだ多いのが現状ですが、派遣という形でサポートを行いながら介護業界へのチャレンジを支援しています。

・介護人材派遣事業の拡大が、介護サービスの質向上に繋がる

介護施設の担当者の話から強く感じるのは、私たちは「人材」というアプローチで事業運営や経営の課題解決をしているということです。介護職員を派遣することで、他の職員の負担が減り、サービスの質が上がり、サービスを利用する高齢者の満足度が上がり、ご家族からも喜ばれる。私たちが介護人材派遣事業を拡大することは、レバレジーズの理念である「関係者全員の幸福の追求」に繋がると考えています。

【介護人材紹介事業】

正社員・契約社員・パートの人材紹介サービスとしてリリース。事業開始からの4年間で社員数20倍以上の規模となり、圧倒的なスピード感で事業成長を遂げました。

・求職者への転職市場の情報提供

日本では介護業界の離職率の高さが問題となっていますが、その問題の中で大きな割合を占めるのが、人間関係や労働条件の不明瞭さによっての離職です。介護業界では、就業前に的確な情報や条件の明確化がができないケースが多々あります。そこで、レバレジーズでは求職者ごとに専属アドバイザーがつき、自身の調査では知ることが難しい情報を的確に提供しています。

・採用難の施設への貢献

介護施設は、人材不足に加えて「人材の獲得競争」に苦戦しています。少子高齢化の進行で「介護施設の人材確保」が急務となり、採用において課題を抱える施設が多いのが現状です。そこでレバレジーズでは各施設の採用活動のサポートや、採用ノウハウの提供を行い、未経験者の介護業界への就業斡旋も行うことで、社会問題の解決に取り組んでいます。

 

(2)「介護系の有資格者不足」の解決

 

【介護スクール事業】

2020年1月、介護領域におけるキャリア支援の新規事業として「きらケア STEP UPスクール」をリリース。レバレジーズに派遣登録している介護スタッフ向けに、東京都・大阪府・愛知県で介護福祉士実務者研修を開講しています。

「介護を必要とするすべての方が質の高い介護サービスを受けられるように、介護人材のスキル向上を目指す」ことをミッションに掲げています。高齢化の進展や世帯構造の変化の中で、介護サービス利用者と、その家族のニーズは多様化しています。そのため、それぞれのニーズに適切な介護サービスを提供できる介護人材の養成が急務です。そこでレバレジーズの介護人材派遣事業の収益の一部を「介護スクール事業」に還元し、介護サービスの品質向上を図っています。

・働きながら、無理のないスケジュールで有資格者へ

介護福祉系資格の中には「介護福祉士」という唯一の国家資格があります。この受験資格を得るには複数のコースがありますが、働きながら受験資格取得を目指せる「3年以上の実務経験および、介護福祉士実務者研修修了」というコースを多くの方が選択します。レバレジーズでは、6ヶ月の講座スケジュールのうち前半3ヶ月を通信講座とし、就業中の方でも無理のないスケジュールを提供することで着実な問題解決を図っています。

・受講料をキャッシュバック、金銭的な負担を解消

介護福祉士実務者研修の修了には約15万円の受講料が必要になる場合があり、残念ながら受講を諦める方も少なくありません。そこでレバレジーズでは、受講料の全額キャッシュバックシステムを実施し、費用面の問題を解決しています。

(3)「介護人材の早期離職」の解決

【労働環境コンサルティング事業】

2019年4月に、介護施設の労働環境の改善を目的に事業を開始。「医療・介護を支える人とともに、医療・介護サービスの供給不足を本質的な解決へと導く会社を目指す」ことをビジョンに、コンサルティングやセミナー開催を行っています。

・自治体の共催、後援を受けたセミナーの開催

介護業界の人材不足を解消するには「採用してもすぐ離職してしまう状態」から、いち早く脱却する必要があります。そこで「介護人材の採用と定着」にスポットを当てたセミナーを実施し、レバレジーズが人材事業で培ってきた採用ノウハウに加え、自社内で効果を上げた定着ノウハウを提供しています。また自治体の共催・後援を受け、助成金活用セミナーをこれまで複数回に渡り実施しています。

・「採用→離職→採用」負のスパイラルに歯止めを

「中途採用者の充分なサポートができない」「マネジメントノウハウを持っていない」など、介護人材の離職に課題を持っていても具体的にアクションを起こせていない施設が数多くあります。そこでレバレジーズが労働環境改善コンサルタントとして、施設の人事・現場の負担を減らしながら離職防止対策を代行。離職可能性が高く対応が必要な人材を抽出できる「エンゲージメント把握ツール」を用いた定着支援を提供することで、面談実施などのサポートをしています。さらに助成金を有効活用するなど、将来的には定着対策の実施は施設自身で自走可能にする必要があり、その一助を担っています。

【介護人事メディア事業】

2019年11月に、介護人事メディア事業として「きらケア研究所」をリリース。施設の現場を動かす上でボトルネックとなる問題の解決に繋がる情報提供を目的としています。具体的には、施設経営および人材の採用・育成・定着に役立つノウハウ提供を行っています。このメディアにより、施設の人事状況が改善され、経営が安定し、入居者への最適なサービス提供が可能になることを目指しています。

・成功事例の情報提供

「求めている人物像の面接応募が来ない」「内定承諾率が低い」「採用しても早期離職が続く」など、人事に関する課題を持つ施設が数多くあります。そこで、レバレジーズの介護人事メディアでは、大手法人の採用効率化・施設運営ナレッジなどのインタビューを掲載しています。その他にも、自治体の助成金活用や地域課題解決について実例を交えて紹介することで、施設の運営改善に役立つ情報を発信しています。

・精度の高い調査レポート、介護の最新情報の提供

レバレジーズ介護人材派遣・紹介事業への登録者対象に行う、調査レポートを展開。介護人材の生の声が知れる精度の高い情報を提供しています。また、社内外と連携したセミナー内容の展開を行うほか、外国人採用やIoTなどの介護福祉における最新の事例を紹介を行っています。これらの情報発信により、施設運営に役立つメディアを目指しています。

(4)「介護情報の非対称性」の解消

【入居施設マッチング事業】

2017年10月、医療・介護事業とは異なる「シニアライフ事業」として「きらケア老人ホーム」をリリースしました。介護施設と入居希望者のマッチング事業で、施設入居の障壁となる「施設選びの難しさ」を解消しています。

・誰もが「最適な介護を受けられる社会」に

日本の社会では、介護を受けたくても受けることができない「介護難民」や、高齢者が高齢者を介護する「老老介護」、認知症患者が認知症患者を介護する「認認介護」などの社会問題が起きています。そのほか、家族が介護のために仕事を辞めざるを得ない「介護離職」、深刻な介護疲れに陥る「介護うつ」など、問題は山積している現状です。

しかし施設に入居するにも、介護保険や施設ごとに異なる入居条件を理解した上で入居先を選択する必要があり、その選択は容易ではありません。また内部情報が分からなければミスマッチも起きてしまいます。そこで「きらケア老人ホーム」では、医療依存度・介護度・ADLや認知症の状態などを元に、数ある施設の中から最適な施設を紹介し、社会問題の解決に取り組んでいます。

おわりに

 

レバレジーズグループが複数の介護事業を展開する中で大切にしていることは、日本で起きる社会問題の解決に取り組んでいる自覚を持ち「自分たちが日本の現状を切り拓く」という意思です。日本では高齢化により今後も介護問題の進行が予想されますが、私たちはその問題解決のために正面から向き合い、本気で事業に取り組んでいきます。

複数の新規事業が立ち上がり、それぞれの事業がスピード感を持って拡大を続けることで、社員は圧倒的な速度でキャリアアップしています。今後のさらなる成長に向け、活躍してくれる社員を募集しています。一緒に日本の社会問題を解決しましょう。みなさんのエントリーをお待ちしています!

※この記事のデータは、2020年4月の取材・調査に基づいたものです。公開後にデータが変更になる場合があります。

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