2023年度の年間テーマ「史上最速で、ぼくらは行く」に込めた岩槻代表の想いとは

事業創造経営カルチャー中途新卒代表インタビュー

カルチャー

今年も4月の全社総会で年間テーマが発表されました。2023年のテーマは「史上最速で、ぼくらは行く 〜自分が、チームが、レバレジーズができる最高の仕事を、史上最速で。〜 」に決定。昨年の総括、今年度のテーマに対する想いや今後のレバレジーズについて話していただきました。(ライター:青江)

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2022年度の総括

まずは、2022年度に注力した事業について教えてください。

大きく2つの事業に注力して取り組みました。

 

まず1つ目が、医療/介護/ヘルスケア業界の課題解決をおこなっている「レバウェル」です。もともと、レバウェルは複数のサービス名称で、事業展開をおこなっていましたが、今回「レバウェル」へブランド統一を図り、各領域のサービス名称を「レバウェル看護」や「レバウェル介護」などにリブランディングをおこないました。これにより、今まで各領域で蓄積させてきた価値を集結し、課題解決をより一層加速させていくことができる見込みです。

 

 

そして2つ目は、新規事業の創出です。弊社は、毎年さまざまな領域で新規事業を生み出し続けていて、今年は既存サービスとは異なる領域に進出し、オンライン診療プラットフォーム事業「レバクリ」をスタートさせました。このサービスは、利用者である患者側の通院の時間や手間を少しでも減らしたいという想いからスタートし、現在まで着実に利用者数を伸ばしています。そのほか、これ以外の領域でも複数の新規事業開発を進めています。今後も領域に囚われずに、世界中の社会課題解決のために、尽力したいと考えています。

2023年度のテーマに込められた想いとは

改めて、2022年度はどんな年でしたか?

拡大期ということもあり、変化の大きな年でしたね。先ほどお話しした医療/介護/ヘルスケア領域のサービスを「レバウェル」へリブランディングしたり、弊社初のコーポレートCMを放映したりさまざまなことに挑戦しました。また、業績はおおむね計画通りに推移し、好調を維持し続けることができています。今後の見通しも明るく、希望を持つことができた1年だったと思います。

続いて今年のテーマに関してお伺いします。今回のテーマの設定背景について教えてください。

そうですね、今回は大きく2つの理由から、テーマを設定しました。

 

1つ目は、成長速度をさらに加速させていきたいという理由です。

 

レバレジーズは社会の課題を解決するために、成長産業かつ長期的なニーズが見込まれる市場においてビジネスを展開し続けています。その結果、創業から18年で1000億円規模へと成長を遂げることができました。

 

そして、今期はさらなる成長に向けて、「リーダーの育成」および「実行力の向上」に重点を置きます。

 

おかげさまで「レバテック」や「レバウェル」は業界を代表するサービスにまで成長を遂げました。今後も永続的な発展を実現するため、戦略計画の策定もすでに完了しています。これによって、新たなビジネスチャンスの探求や競争力の強化の下準備が整い、さらなる成長に向けて一丸となって進んでいきます。

 

特に2022年は、新規事業領域で「HR Tech」や「オンライン診療」など、これまでのレバレジーズにはなかったサービスが誕生し、新たな可能性を示すことができた年となりました。だからこそ、新規事業の拡大やこれまで練ってきた成長戦略を最速で実現していくために、「リーダー育成」と「実行力」が必要不可欠となってきます。

 

そして2つ目は、仕事への意識をより高めてほしいという理由です。

 

さきほどの話とも重複するのですが、1つでも多くの社会課題を解決していくためには、社員の成長は欠かせません。社員一人ひとりの成長こそが、最終的に競争力の源となっていきます。そのため、仕事に対する意識や視座を上げてもらい、1人当たりの生産性をより高めてもらいたいという想いを持っています。生産性を向上させることによって、自己研鑽や新事業創出のための時間を確保でき、より速く成長することが可能となります。

  

19期目に突入した2023年は年商1200億円規模を見込んでおり、東証グロース市場に上場していた場合、No.1もしくはNo.2の売上規模にまで成長を遂げています。また成長率についても前年比139%に至る予定で、名実ともに日本トップクラスの急成長企業になり、新たなフェーズに突入します。

 

今後もこれにおごることなく、社会に貢献し必要とされ続ける企業であり続けたいと考えています。

ありがとうございます。特に注力していきたいことはありますか?

「採用」をより一層強化していきたいですね。

 

会社の成長に合わせて採用人数を増やしていくため、優秀な人材の獲得が重要になってきます。そのため、採用担当がより丁寧に魅力付けをおこなっていく必要があると考えています。幸いにも、弊社を志望してくださる方の人数は以前と比較すると増えてきています。しかし、候補者一人ひとりに魅力を余すことなく伝え、それを採用に繋げられているかというとまだ改善の余地が残っていると思います。

 

YouTubeや社内ブログなど弊社の「今」を知るコンテンツはたくさんありますが、個々に最適化した魅力を訴求できるのは採用担当自身の言葉です。候補者の方一人ひとりに合わせた表現や言葉を使い、適切に魅力を伝える。時間と労力をかけながら一人ひとりとしっかりと向き合い個別最適が図れるのは、採用担当にしかできないことだと思っています。

 

なので、自社の魅力を高めると同時にそれをしっかりと伝えられるような人材を増やしていきたいですね。

では、今のレバレジーズが「史上最速」というテーマを達成するために必要なことはなんでしょうか?

まずは代表である自分自身が、あらゆることにおいて「史上最速」を体現し、率先垂範していく必要があると思っています。

 

会社自体はまだまだ未完成な部分も多いのも事実です。理想の状態に少しでも近づくためには、先頭に立って山積みになっている問題を、優先順位をつけながら「史上最速」で解決していく必要があります。

 

自分が率先垂範し、「史上最速」を体現することでおのずと社員のみなさんも意識するようになり、会社全体の雰囲気としてあえてテーマとして掲げなくとも、常に「史上最速」を意識できるようになれば良いなと思います。

今年を契機に、毎年「史上最速」を更新し続ける雰囲気になれば理想ですね。

そのような雰囲気を維持し続けることができれば、かなり理想の状態に近づけるかなと思います。

 

というのも、今年のテーマは会社の理念の1つでもある「関係者全員の幸福の追求」にも繋がるのかなと。たとえば、ユーザーや顧客にとっては、今まで以上のスピード感でサービスを受けられる可能性が高くなります。

 

ただし、「史上最速」を叶えるにあたって忘れてはならないのは「」です。2020年の年間テーマとして「質の追求」を掲げ、全社を挙げて改善を積み重ね、質を追求し続けました。その結果として、現在ではすべてのサービスにおいて一定の質を担保できるようになりました。その上で、さらなる進化を遂げるべく、あらたなテーマとして「史上最速」を掲げています。「史上最速」を意識するあまりに「質」が低下するのは本末転倒だと思っているので、一定の「質」を担保しながら、「史上最速」を追求してもらいたいと思っています。

レバレジーズの目指す未来

さらなる成長を求めて

レバレジーズを次代の日本をつくる企業にしていきたいですね。そのためには、スピード感を持って既存事業を拡大させながら、さらなる新規事業の創出をおこなっていかなければならないと思っています。

 

我々が事業を創出、運営するなかで最も大切にしている部分は、「顧客やユーザーの感情を満たせるかどうか」です。言い換えると人生にプラスの影響を与えられているかどうか。社会課題の解決を中心に事業運営をおこなっているのもそのためです。だからこそ、レバレジーズは事業領域を多角化し、さまざまなニーズに対応するべく事業を構築していく意思がありますが、より根本的な社会課題の解決をおこない一人でも多くの人の感情を動かすためには、さらなる成長が不可欠です。

 

これを実現していくために、自分自身が先頭に立ち自ら汗をかかないといけないと思っています。さらに、社員の方も「速さ」と「質」にこだわり世の中によりよい価値を提供できるよう一緒に頑張ってもらいたいです。

  

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