
【中途採用Q&A】レバレジーズ人事が答える、選考中によく聞かれる質問7選
カルチャー
創業20周年を迎え、年間売上1,400億円・社員数3,000名を突破したレバレジーズ。成長企業であるからこそ、年々その内部もドラスティックに変化し続けています。今回は、面談・面接でよく聞かれる質問について中途採用人事の谷口さん・谷水さんに答えてもらい、レバレジーズの「今」をお伝えします。(ライター:丸田)
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谷口(Taniguchi)
人事採用部 中途採用責任者新卒で専門商社を経て、レバレジーズに中途入社。営業部門でマネジメントに携わった後、中途採用責任者を務める。その後HRTechスタートアップの取締役COOなどを経験し、2024年に再入社。再び中途採用責任者として、年間数百名規模の採用を牽引している。趣味は、3歳の息子と1歳の娘と最強王図鑑を見ること。
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谷水(Tanimizu)
人事採用部 中途採用グループ 専門職採用チーム リーダー大手通信会社でSEを経験後、2022年にレバレジーズに入社。エンジニア・マーケター・デザイナーなど専門職の中途採用を担当。2023年より同チームのリーダーを務め、採用数を昨対比130%以上に拡大させた実績を持つ。趣味は、ゲーム配信視聴とカラオケ。
1. レバレジーズは何をしている会社ですか?
谷口
一言でいうと、「社会問題に真っ向勝負している会社」です。現在、日本が抱える最も大きな問題の一つが、少子高齢化による「生産年齢人口の減少」です。2040年には約1,100万人もの人手不足が起きると言われており、これは経済成長の停滞だけでなく、医療や年金といった身近な社会保障制度の根幹を揺るがしかねない、クリティカルなテーマです。
この問題に対し、私たちは「生産力を増やす」ことで解決を試みています。アプローチは大きく3つ。「最適配置」「労働力増加」「DX化」です。

「人材系の会社」というイメージを持たれることもありますが、それは主に「最適配置」の側面から来ているのではないでしょうか。事実、IT・医療・介護といった特に人手不足の領域で企業と人の最適なマッチングを進め、日本経済を下支えしてきた歴史があり、今も会社の柱であることは間違いありません。
しかし、私たちの挑戦はそこに留まりません。「労働力増加」という文脈では、海外から日本で働きたい方の受け入れを支援する事業や、そのための東南アジアでの日本語学校の設立・運営といった教育事業も手がけています。さらに、限られた労働力を「減らさない」というアプローチも大事なので、健康に働き続けられる人を増やすためにオンライン診療事業も立ち上げました。
そして、それらに「DX化」を掛け合わせて1人あたりの生産性を最大化させることで、本質的な問題解決を目指しています。たとえば、社員のモチベーション管理・業務可視化など複数のSaaSプロダクトを開発・提供したり、企業全体のDXコンサルティングをおこなったりもしています。
あくまで、社会問題の解決という目的を果たすため、手段に拘らず日本の未来に貢献していく。それが、レバレジーズの姿です。

2. 今後、上場する予定はありますか?
谷口
現時点で、上場する予定はありません。理由は明確で、事業や人への投資をしがらみなく大胆におこなうためです。
上場すると、株主の意向によって短期的な利益や収益性の高い事業の成長が優先されがちです。しかし、私たちが取り組む社会課題の解決は、時に短期的に赤字を掘ってでも事業を伸ばさなければならない局面や、長期的な投資が必要な場面が数多くあります。
実は、ロッテホールディングス様やJTB様、小学館様など日系大手と言われるような企業でも非上場を貫いているケースは少なくありません。
株価を気にすることなく、5年後、10年後を見据えた本質的な意思決定ができるのは大きなアドバンテージになります。社会的に意義があっても、すぐに収益化が難しい事業にも惜しみなく投資できる。この経営の独立性こそが、社会貢献性の高い事業を創り続けるための生命線だと考えています。
その一方で、コンプライアンス体制の整備など上場企業に匹敵するコーポレートガバナンスも行っているので、さまざまな側面から社会的な信用を積み重ねてこれています。
3. レバレジーズにはどんな社員が多いですか?
谷水
一言で言うと、ベクトルが外向きの人が多いですね。「成長環境」というイメージから、個人間の競争意識の強い社風だと思われるかもしれませんが、実は「仲間同士で助け合って、より良い組織・事業、そして社会を創っていこう」という意識が強いです。
採用においても、スキルはもちろんですが、企業理念である「関係者全員の幸福追求」への共感を非常に重視しています。私自身も中途入社ですが、この「支え合う文化」はあらゆる場面で感じてきましたし、今でも一番の魅力だと感じています。主体性を持って、周囲のために越境していける人が正しく評価される会社だと思います。

4. どの業界からの転職者が多いですか?
谷口
たとえば営業職に関して言えば、前職の業界は金融・不動産・SaaS・コンサルなど多岐に渡りますし、そもそもブライダル・アパレル・公務員といった営業未経験の方もいらっしゃいます。私たちは、創業期から「信頼・知性・情熱」という3つの採用基準を貫いています。そのため、一部のポジションを除いて特定の業界経験を必須とはしていません。
谷水
私が担当しているエンジニア職・デザイナー職・マーケティング職においても、バックグラウンドは様々ですね。一方で、理念共感含めてベースとなる採用基準は共通しているので、全職種で利他性の高い人が多い印象です。
谷口
その上で、特に活躍している方の共通点を挙げるとすれば、「アンラーニングできる素直さ」を持っていることです。前職での成功体験に固執せず、一度それをまっさらにして新しい知識や手法を吸収し、その上で過去の経験を掛け合わせていける。そうした柔軟性を持つ方が、レバレジーズで大きく飛躍しています。
5. 新卒と中途のキャリアパスは異なりますか?
谷水
結論から言うと、キャリアパスに新卒と中途の差異は全くありません。そして、自分次第で縦横無尽にキャリアを形成できるのがレバレジーズの大きな特徴です。
もちろん、メンバー→リーダー→マネージャーへと早期に昇進していく「縦」のキャリアも可能です。特徴的なのは「横」のキャリア、つまりキャリアチェンジの自由度も高いことです。
私たちは事業に必要な機能を内製しているインハウス組織なので、社内には多種多様な職種があります。たとえば、営業としてITエンジニアの方々と接するうちに自身も開発に興味を持ち、エンジニアに転身した例もありました。

谷口
ほかには、中途で営業として入社し、リーダーを経験した後に自ら社内公募制度*を利用して経営企画部に異動した社員もいます。彼は今、20代後半にしてM&Aの推進担当として、会社の未来を創る重要な役割を担っています。
※社内公募制度:社内の空きポジションがイントラサイトで公開されており、誰でも自由に応募できる制度。2024年度には約90件の募集に対し292件もの応募があり、61件の異動が実現した。
個人が得られる裁量は、必ずしも会社の規模に相関しません。レバレジーズは事業成長に伴って加速度的にポジションが増えており、今のフェーズだからこそ大きな裁量が得られる環境だと思います。

6.評価制度はどのようになっていますか?
谷口
評価制度も、入社区分による差は一切ありません。年齢・性別も関係なく、全員がフラットな基準で評価されます。
特徴的なのは、入社後2年間は原則として3ヶ月に一度、評価の機会がある*ことです。これは、正しい方向へ着実に成長してもらうための仕組みです。成果が出なかった場合はすぐに軌道修正のフィードバックがもらえますし、成果が出た場合も「なぜうまくいったのか」を分析し、成功の再現性を高めることができます。別の観点で言うと、2年間で計8回の昇給・昇格チャンスがあるということでもあります。
※2年経過後も、6ヶ月に一度の評価がなされる。
評価の透明性を担保するために「評価者会議」という仕組みを設けています。自己評価と上司の評価だけで完結せず、経営陣に至るまで三段階で評価の妥当性を議論・査定します。一つの会議に2〜3時間をかけることもあり、会社全体として膨大な時間を投資していますが、これは「不適切な評価は成長の障害になる」という考えに基づいています。社員一人ひとりの真の成長を願うからこそ、ここまで徹底しているのです。
このように、キャリアパスや評価など、あらゆる制度に「公平さ」が浸透しています。そして、その根底にあるのが、創業者である岩槻のフラットな人間性です。岩槻が社員全体に対してオープンに接してきたからこそ、いわゆる社内政治もありませんし、ベクトルを外に向けて働きやすい環境が維持されています。

7.中長期的に働くことはできますか?
谷口
「若手が多い」「成長環境」と聞くと、残業ばかりで長くは働き続けられないようなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。ただ、実際は20代から50代まで幅広い年代の社員が活躍していますし、私自身も2人の子どもを育てながら合計8年間働いています。
レバレジーズは、業務時間や業務量で評価されることは一切ありません。生産性高く成果を出した人が正しく評価されるべき、というのが私たちの考えです。どうしても「固定残業80時間」というワードが独り歩きしてしまいますが、80時間残業することを課せられているわけではありません。むしろ、その制度がなかった場合、「全く同じ成果を出した2人がいたら、より多くの時間を割いた方が高い報酬を貰える」という不公平な状況が生まれ得るんですよね。
もちろん、若いうちに一定の時間を投資することが中長期的なキャリアの安定に繋がる側面はありますし、レバレジーズは仕事に前向きな社員ばかりです。しかし、どのタイミングでどれだけ働くかは個人の選択であり、会社が強制するものではありません。
谷水
ライフステージの変化への対応も進んでいます。女性の育休取得率は100%、男性も70%で、復職率は98%と非常に高い水準*です。妊娠中や、子どもの看護のためのリモートワークも一部可能ですし、ワーキングマザー向けのガイドブックを上司・本人に配布するなど、制度・文化の両面からサポートする体制が整っています。
※2024年度の育休取得率の全国平均は、女性86%・男性40%。(厚生労働省の「雇用均等基本調査」より)
こうした文化の根底にあるのは、やはり「利他性」だと思います。ライフステージや置かれた環境が違う仲間を自然に慮り、チームとしてどうすれば最大の成果を出せるかを全員が考える。そういった風土が、レバレジーズの働きやすさを支えています。
レバレジーズへの転職を検討している方へのメッセージ
谷口
レバレジーズは、10年後に売上1兆円企業を目指しています。昨年度の実績が約1,428億円ですから、これからとてつもない成長を遂げていかなければなりません。これは、今のフェーズで参画することに、大きな裁量とスピード感、そして何より「自分たちが会社を創っている」という手触り感があることを意味します。このエキサイティングな旅を、一緒に楽しんでくれる方をお待ちしています。
成長企業は、どうしても社会からさまざまな見方をされます。ですが、最終的に大切なのは、ご自身の目で見て、ご自身の頭で考えて判断いただくことだと思います。ぜひ一度、私たちの話を聞きに来てください。
谷水
今回の記事で、少しでも今のレバレジーズのリアルな姿が伝われば嬉しいです。それでも、まだ気になることや聞いてみたいことはたくさんあると思います。私たちの選考では、候補者の方一人ひとりの状況に合わせてステップをカスタマイズしていますし、その中で社員との面談も柔軟に設定しています。「自分と似たバックグラウンドの人の話が聞きたい」などのご要望があれば、ぜひ遠慮なくおっしゃってください。
そして、みなさんのキャリアにとってレバレジーズが最適な場所かどうかを、じっくりと見極めていただけたら幸いです。ご応募を、心よりお待ちしております。

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