2025年上期全社総会レポート
カルチャー
2025年10月16日、半期に一度の全社イベント「レバレジーズ全社総会」が開催されました。レバレジーズでは、社内ロイヤリティの向上・帰属意識の醸成を目的とし、年に二度、この全社総会を開催しています。
創業20周年を迎え、3,000名を超える社員・30を超える拠点(※1)の規模となった今年は、会場とオンライン配信を組み合わせたハイブリッド形式での開催となりました。本記事では、その模様をお届けします!
(ライター:大坪)
※1 2025年4月現在(社員数・拠点数)
第一部 役員によるプレゼンテーション
レバレジーズの今と、今後のビジョン

オープニングムービー放映後、プレゼンテーションで全社総会はスタート。代表・岩槻が登壇し、堅調な事業成長を報告。長期的な視点で、兆円企業を見据えた経営ビジョンを語りました。
続けて、会社の理念・ビジョンを改めて共有。半期ごとの全社総会の場を通じて、着実に全社へと浸透し、社員の行動指針の礎となっています。
その後、事前に社員から募集した質問に回答するQ&Aセッションを実施。切り込んだ質問にも真摯に答える代表の姿勢からは、そのフラットな人柄とユニークさが垣間見え、貴重な対話の時間となりました。

「アイ」を身につけ、次代を創る

執行役員・藤本のプレゼンテーションテーマは、「『アイ』を身につけよう」。「生成AIの活用」と「愛(人間関係の技術)」の二つのテーマについて深く掘り下げました。
藤本は、AI技術を全社的に浸透させることの意義について言及し、社員一人ひとりの意識変革と行動を促しました。さらに、AI時代だからこそ不可欠となる人間的な繋がりや能力に焦点を当て、レバレジーズの豊富な成長機会を最大限に活かすことの重要性を全社員に熱く訴えかけました。
第二部 全社表彰

役員によるプレゼンテーションを経て、いよいよ全社表彰式。
表彰式は、その年の年間テーマを軸としながら企業理念に基づいて成果をあげた社員へスポットライトを当てる賞賛の場となっています。
今回の表彰では、ノミネート者35名・4チームのなかから、厳正な審査を経て、職種ごとに最優秀賞と全社の最優秀チーム賞が選出されました。

ここからは、ベストセールス賞、ベストスタッフ賞を受賞した2名の声をお届けします。
目標達成を支える「言葉の力」

成田(Narita)
ベストセールス賞受賞
セールス 2024年新卒入社
ー ベストセールス賞の受賞、おめでとうございます。率直に、受賞できた要因は何だとお考えですか?
ありがとうございます。要因は大きく2つあります。
1つ目は、妥協しない高い目標を掲げ続けたことです。入社前から「全社総会のステージに立つ」と口にしていましたし、その目標達成のために「今何をやるべきか」を逆算し、日々の行動に落とし込めたことが、結果に繋がりました。
2つ目は、その高い目標を支えた「言葉の力」を信じて実践し続けたことです。
ー 「言葉の力」について、授賞式でもお話しされていましたね。具体的にどのようなことを実践されていたのでしょうか?
具体的には、大きく2つあります。1つは、目標を口に出して宣言し、逃げ場をなくすことです。研修中、一本も受注できず、成果が全く出ていない時でさえ、上長に「ベストセールス賞を取りたいです」と宣言していました。成果や自信があるから言うのではなく、むしろ、何も持っていなかったからこそ、言葉にして自分を奮い立たせる必要があったんです。
2つ目は、毎日「理想の自分」をイメージし、言葉で定着させることです。毎日2回、自分が全社総会のステージに立ち、スピーチしている姿を鮮明にイメージし続けました。入社1年目で受賞を逃した後も、「次のステージに必ず立つ」という強い意志を持って、変わらずこの行動を続けました。この実践の結果、思考や行動が変わり、成果を出せたのだと考えています。
ー その「変化」について、具体的に教えてください。
変化は2つあります。1つ目は、自分の営業スタイルを言語化できたことです。勉強会や新卒研修に登壇する機会をいただき、これまでのガムシャラな行動が、再現性のあるノウハウに昇華されたと感じています。
2つ目は、視座が上がったことです。1年目はとにかく自分の成果にこだわっていましたが、2年目からは余裕ができ、「自分だけでなく、チームやグループに貢献できないか」という視点に変わりました。
ー 今年の7月、入社2年目にしてリーダーに昇格されたと伺いました。その「言葉の力」や「目標への向き合い方」をチームにどう広げていきたいですか?
メンバーには、「理想のゴール」から逆算して、自分自身で考えてもらうことを意識して接しています。
また、リーダーとしてメンバーの目標達成をサポートするなかで、「言葉の認識のズレ」をなくすことに注力しています。私が意図を持ってフィードバックをしても、メンバーの受け取り方がずれてしまうと、行動は変わりません。
そのため、私とメンバーの間にある言葉の意味や行動の意図を徹底的にすり合わせることに最も注力しています。この相互の認識のズレを無くすことが、リーダーとしての私の重要な役割だと感じています。
ー 最後に、今後の目標と展望をお聞かせください。
まず短期的には、まだリーダーとして未熟な部分が多いと感じているので、リーダーとしての自身の成長、そしてチーム・グループの成果最大化に注力していきます。
そして中長期的には、これから業界No.1を目指していくという非常に面白く重要なフェーズにあるこの事業部において、全体に対してより大きな影響力を発揮していくところに携わっていきたいと考えています。

「兆円企業への道筋」を築く専門性と推進力

前田(Maeda)
ベストスタッフ賞受賞
経営企画 2020年中途入社
ー ベストスタッフ賞の受賞、おめでとうございます。率直に、受賞できた一番大きな要因は何だとお考えですか?
ありがとうございます。要因は、会社のフェーズと、その時求められていた自分の役割がマッチした、そのタイミングが一番良かったと考えています。
当社は今、兆円企業という高い目標を目指すフェーズにいます。そこに向けてオーガニックな成長だけでなく、M&Aやアライアンス戦略が効果的であると、以前から全社的に発信されていました。
経営企画室に異動した直後からM&Aに携わることとなり、旧Global Career Partners (現US支社)やATLIKEのディールに携わった後、直近期でも2件の実績を作り出すことができました。会社の大きな目標達成に向けた「戦略的なピース」として、タイムリーに貢献できた点が評価につながったのだと思っています。
ー 経営企画室でのM&A業務は、通常の事業推進とは異なる難しさがあるかと思います。特にこの1年で感じた、ご自身の「成長」と「課題」について教えてください。
成長したと感じるのは、「完了要件の曖昧な、抽象度の高いプロジェクトを推進できるようになった」ことです。
M&Aは、事業責任者、部門長、バックオフィスなど、多くの部署や人たちを巻き込みます。特に初期的な検討時は、「誰をどのタイミングでどう巻き込むか」、そして「何ができればこのプロジェクトが完了なのか」が不明確なことが多いです。そのなかで、誰に相談し、誰の承認を得るかといった判断のプロセスを自ら設計し、推進する力がついたと感じています。
一方で、課題は「専門知識のインプット」です。財務や会社資本政策、法務など、専門的な知識がまだまだ足りていないと痛感しています。実務に必要不可欠な知識となるので、引き続きひたむきに学んでいきたいと思います。
ー 経営企画室の視点から、今後のレバレジーズの展望を教えてください。
大前提として、岩槻代表が常々発信している通り、理念の体現、つまり関係者全員の幸福追求の部分はぶらさず、さらに拡大していくと思います。そのうえで、売上1兆円という定量目標を目指すためには、既存事業の市場シェアの上限や成長率の限界が見えてくるため、M&Aはもちろん、新規事業開発もどんどん増えていくでしょう。
また、売上1,400億円を超える(※2)大きい規模の会社として、より社会的な責任を強く持っていくと考えています。具体的には、政策企画グループによる国の制度変革への働きかけなどを通じて、市場のルールを変えにいくといった活動を通じて、社会全体にインパクトを与えていくポジションに立つことが必要とされていくと思います。
※2 2024年度実績。
ー 最後に、今後の目標と抱負をお聞かせください。
短期的には、現在進行中のPMI推進(※3)に注力しつつ、より規模の大きいM&A案件の組成と推進もやり遂げたいと考えています。M&Aは案件の組成はもちろん、PMI推進も非常に重要なフェーズです。ここで徹底的に成果を出すことが、私にとって直近の最大の責務だと感じています。将来的には、上場企業のM&Aに携わりたいという目標もありますね。
※3 M&A後の統合プロセス
中長期的には、経営企画室が持つ他のプロジェクト、例えば経営管理や新規事業の開発・立ち上げなど、まだ私自身が触れていない領域にも挑戦していきたいです。この急成長する会社の一員として、あらゆる角度から事業を支え、牽引していくことに強いやりがいを感じています。これからもレバレジーズの「兆円企業」への道を、自身の成長と会社の発展を重ね合わせながら、全うしていきたいと思います。

おわりに
全社総会は、受賞者を祝う温かい雰囲気のなか閉幕しました。下期も引き続き、レバレジーズのさらなる成長に向けて、社員一人ひとりが最大限の努力をしていきます。今後のレバレジーズの躍進に、ご期待ください。
以上、2025年度の上期を振り返る全社総会の様子をお届けしました!