Leverages Tech Fes
事業 / サービス
「関係者全員の幸福を追求する」というミッションを掲げ、IT・医療・介護など幅広い領域で次々と新規事業を生み出し続けてきたレバレジーズグループ。今後、その舞台を国内だけではなく世界へと広げ、テクノロジーの力で社会を変革していくフェーズとなります。そんな未来を支えるエンジニア組織が、今回レバレジーズ初となるテックカンファレンスを開催しました。(ライター:飯野)
レバレジーズのテックカンファレンス
レバレジーズのテックカンファレンスは、社内の情報共有を目的に開催されました。40以上の事業(2022年6月時点)を展開するレバレジーズでは、エンジニアが使用する言語やアーキテクチャーが大きく異なります。これは、サービスやプロダクトを開発するうえで最善を尽くすために、使用する言語・技術をすべて現場の判断に任せているからです。そのため、他チームとの交流はエンジニアの膨大なインプットとなり、その後の個人のスキルアップにも繋がります。
使用技術
また、そういった強みの異なる技術をぶつけ合うことで、レバレジーズの核となるコア・コンピタンスを確立するのも目的のひとつです。変化の激しい時代を勝ち抜いていくためには、会社の幹となる強みをもとに新たな挑戦をし続ける必要があります。
ワークショップ
最初におこなわれたのは、システム部の部長陣によるワークショップ。部長陣が出題した問題に、システム部所属の社員全員が取り組みました。3人1組のチームを組み、実装していきます。
課題は「関係者全員の幸福の追求」をテーマにした「安定結婚問題」です。安定結婚問題とは、n人の男性とnn人の女性において、各人の異性に対する希望順位が与えられた状況を考えるものです。全員が「幸せになれる」ような結婚のペアの決め方(完全マッチング)を求めるのが目標です。
今回は、レバレジーズの人材事業をイメージし、企業と候補者のマッチングという形で出題されました。出題時、使用するアルゴリズムについては伏せられています。このあと、チームで役割分担し、実装していきます。
このワークショップでは、同じプロジェクトを担当しているエンジニア同士がチームを組んで取り組んだため、結束力をさらに強めることができました。
レバレジーズのサービスには、企業と人をマッチングさせる人材サービスが多く存在していることから、「マッチングアルゴリズムへのこだわりをメンバーに伝えたい」という部長の想いから選ばれたテーマでした。検索やMLではないマッチングへのこだわりから、レバレジーズだからこそ生み出せる価値を発掘していきたいと考えています。
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セッション・ライトニングトーク
テックカンファレンスの第二部は、セッションとライトニングトークです。計10人のエンジニアが登壇しました。そして、それぞれMVPを決定します。
セッション
①大規模レガシーシステムから事業成長を支えるマイクロサービスアーキテクチャへ
②ALBと自社OpenID ProviderでSSO構築して、複数サイトの認証を統一してみた
③新規事業で顧客の声を聞くエンジニアになるまでの道のり
④teratailのリプレイスから学んだこと
ライトニングトーク
①API Cost Optimization
②APIリクエストを大量に投げたいとき、AWS StepFunctionが便利だった話
③実コードを関数型にリファクタリングfp-tsで実装はどう変わるの?
④モバイルアプリを開発するためにFlutterを使ったら爆速だった
⑤BFFにGraphQLFederationを採用し大規模なマイクロサービスアーキテクチャへ
⑥Cloud Runへのデプロイ自動化が簡単で脳汁が出てしまった話
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参加者の声
入社してから他事業部のエンジニアや組織のことをあまり知る機会がなかったので、良い時間でした。
また、知らない技術を知る機会にもなったので、業務で使わなくても個人的にキャッチアップしていきたいと思えるきっかけにもなりました!
テックバトルがとてもおもしろかったので、定期的にやりたいです。参加前の期待を大幅に超えたイベントでした。
まとめ
初開催となったレバレジーズのテックカンファレンス。レバレジーズでは組織全体でのイベント以外にも、チームやプロジェクトごとに毎日勉強会をおこなっており、組織全体の技術力向上を目指しています。今後、エンジニア組織のさらなる拡大に向け、個人のスキルアップに加えて組織強化にも力を入れていく予定です。
テックカンファレンスの次回開催は11月を予定しています。
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