さらなる飛躍を目指す2024年度。岩槻代表が語る今年のレバレジーズが目指す場所

新卒中途代表インタビュー

カルチャー

今年度の年間テーマが、4月の全社総会にて発表されました。今年度の年間テーマは「次代を、創る。土台を、創る。」。創業以来右肩上がりで順調に拡大しているレバレジーズ。今年は、この先さらなる飛躍を目指すための重要な1年となります。期待が大きい2024年度の年間テーマに込めた想いや取り組むことについて、岩槻代表に話してもらいました。 (ライター:青木)

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「史上最速」で駆け抜けた2023年度

早速ですが「史上最速で僕らは行く」というテーマを掲げた2023年度を振り返ってみて、どのような1年でしたか?

レバレジーズがさらなる飛躍を遂げるために、いま整えるべき土台があると気づけたことが大きな収穫となった1年でした。

  

2023年度は、既存事業での事業領域の拡大、新規事業へのチャレンジなどのさまざまな角度から「史上最速」で成長が出来た1年だったと感じています。企業として成長し、レバレジーズを通じて貢献できる範囲が広がってきたことは喜ばしいことです。そのなかで、成長しているからこそ分かった、今後さらなる飛躍を目指すにあたって改善するべき課題も浮き彫りになってきました。

 

全社の業績は想定通り順調に推移しており、今後の見通しも明るいといえます。既存事業では、特に医療/介護/ヘルスケア業界の課題解決をおこなっている「レバウェル」が期待を超える成長を遂げました。たとえば、介護業界への就職・転職や介護従事者としてのキャリアアップを目指す方をサポートする介護資格スクールである「レバウェルスクール介護」では、新たに「介護福祉士試験対策講座」の提供を開始し、「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」の取得支援における対象エリアを全国に拡大しました。また、薬剤師向け人材紹介サービスの「レバウェル薬剤師」のリリースもおこないました。これにより、業界に特化した合計9つの領域における人材サービスを展開することとなりました。

 
新規事業では、2023年6月にリリースをしたオンライン診療のプラットフォームサービスの「レバクリ」や、クライアント向けのソフトウェアの品質保証を目的とするサービスで、品質計画の策定、動作テスト、品質管理をおこなう「クオリティアシュアランス事業」などの新規事業も順調に業績拡大を続けており、今後新たな事業の柱になっていくことを期待しています。

今年度のテーマ「次代を、創る。土台を、創る。」に込めた思い

今回のテーマ設定の背景についておしえてください

レバレジーズは社会課題の解決を通じて価値創造をおこなっており、国内外で影響力を高めながら、各種サービスを通じて多くの人々や企業に貢献できるよう事業を展開してきました。しかし、今後さらなる飛躍を遂げるには、現行の経営資源や体制では限界があります。

 

組織や業績が拡大するにつれ、現在の状態では対処しきれない課題が生じるでしょう。単に規模を大きくするだけでなく、質的な変革も求められます。会社の持続的成長を実現するためには、このタイミングでしっかりとした土台をつくっていかなければなりません。実際100億円規模で成り立っていた仕組みが1000億円規模になると通用しない事例が社内でも起こっておりました。

 

このような点から、体制に関してさまざまな見直しを図り、成長に適した組織を構築することを今年度の重点目標と位置づけました。

具体的にはどのようなことに取り組んでいきますか?

今後さらに持続的な成長を支える経営基盤を構築するために、「財務・会計の管理体制の再構築」と「人事・採用・評価の基盤づくり」と「システム基盤構築」の3点に注力していきます。

  

「財務・会計の管理体制の再構築」においては、まず全社的な予算管理体制を明確にしたいと考えています。現段階ではまだ大丈夫なのですが、組織規模が拡大するにつれて、いずれ従来の方法では管理が追いつかなくなることは明白です。そのため、今のうちに中長期的な事業計画に基づき、適切な予算配分をおこなう仕組みを整備していきます。また、会計基準や管理手法の統一などを全社でおこない、さらなる規模拡大に備えていきます。

 

「人事・採用・評価の基盤づくり」については、社員がより主体的に活躍できる環境の整備に力を入れていきます。レバレジーズの急成長を可能にしているのは、社員一人ひとりの頑張りがあるからにほかなりません。その社員が仕事に対してより前向きに、そして主体的に働ける環境を整備するのは、代表である私の仕事だと考えています。社員数が増加することで、多様性も生まれてきます。今後は、その多様な人材が「より活躍できる環境はなにか」をしっかりと考え、基盤の整備をおこなっていきます。

 

「システム基盤構築」については、ビジネスにおける意思決定のフローをよりスムーズにできるよう、整備に力を入れていきます。具体的には、現在データが複数のシステムに分散して格納されていますが、これらを統合しデータ利活用を促進していく予定です。

今のレバレジーズはどのようなフェーズなのでしょうか?

レバレジーズは現在、サービスを通じてより多くの人々や企業に貢献できるよう、経営や事業の土台を再構築する重要なフェーズに入っています。

 

2023年度は年商1149億円と過去最高を更新しましたが、中長期的には年商1兆円超を目指しており、まだまだ通過点に過ぎません。今後さらなる飛躍を遂げるためには、既存事業のさらなる成長新規事業の創出が不可欠です。

 

新規事業は、既存事業をさらに伸ばすことでチャレンジが可能になります。事業立ち上げ初期は赤字になる場合が多いですが、それを既存事業の収益で賄いながら育成する必要があるためです。レバレジーズは完全独立資本で経営をおこなっているため、既存事業で生んだキャッシュを新規事業への投資に回しています。そのため、さらなる新規事業の創出には既存事業の成長が必要不可欠なのです。

 

また事業規模の拡大に伴い、リーダー層の確保と計画的な育成も急務となっています。今後の事業計画を達成していくためには、経営陣だけでなく、現場で主導的な役割を担う多くの中核人材が不可欠です。そのため、事業を推進出来るような力を身につけるための人材開発をおこなっていく考えです。人材育成には時間を要するため、早期から着手し、将来の成長に備えます。こうした取り組みを通じて、社員一人ひとりのキャリアアップの機会も広げていきます。特に成長意欲の高い人材については、事業責任者など、重要ポストへの抜擢を引き続き積極的におこないます。こうすることで、社員のキャリア形成を後押しすると同時に、会社の持続的成長を実現できるものと考えています。

 

このように、レバレジーズは既存事業の深耕と新規事業の創出の両立を図りながら、その原資となる経営基盤の再構築に注力するフェーズを迎えています。事業ポートフォリオを拡充し、より多くの顧客層へ価値を提供できる体制を整備する、まさに飛躍に向けた土台作りの時期なのです。

レバレジーズが目指していく場所

 今年はレバレジーズにとってどんな1年になるか

今年1年でレバレジーズは社会に対してより影響力をもち、目立つ存在になっていく見通しですこれは、私が今年3月に一般社団法人新経済連盟の幹事に就任したことにより、国に対して提言を出来る機会が増えていくことによるものです。 

 

今は次代のレバレジーズを創るために、会社としても踏ん張り時です。成長に伴い組織編成や人事、新規事業への挑戦など組織に大きな変化が起こっていくと思います。変化はときに大変な一面もありますが、なかなか味わうことが出来ない貴重な体験でもあります。成長フェーズだからこそ、社員一人ひとりに今まで以上に活躍の機会が拡大する可能性が高いです。社員一人ひとり現状に満足せず、努力を継続し顧客への価値提供を追求して欲しいです。

 

会社の理念の1つでもある「関係者全員の幸福の追求」を体現し、サービスを通じて良い経験を提供出来る顧客を増やしていく1年にしていきたいと思います。

土台を整えた先にレバレジーズが目指す姿を教えてください

日本のみならず世界のあらゆる社会課題解決につながることに中長期的に取り組み、最終的には社会に無くてはならないサービスを複数提供する企業になりたいと考えています。

 
日本社会が抱えている「人口の減少」「少子高齢化」「地域間格差」等の問題は、レバレジーズの事業を通じて解決していきたいと考えている課題と一致しているんです。今は、レバレジーズが持っているリソースで貢献出来る範囲から事業を始めていますが、中長期的には分野にとらわれず、日本をより良くするための社会解決課題の解決が出来る事業という軸で、幅広く事業を展開していく予定です。

最後に一言お願いします

レバレジーズのサービスが必要不可欠な社会を実現していくために、今年度はその土台創りに全身全霊を捧げます。

今年はもちろんのこと、来年以降もさらなる飛躍を期待していてください!

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