メンバー全員で創り上げる。レバウェル看護の次代へと続く道標

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看護師のキャリア支援をおこなうサービス「レバウェル看護」を運営する看護エージェント事業部では、2022年度から「メディカルサミット」を開催しています。このイベントは、メンバーが企画運営から携わり、組織課題解決のために新規施策を考案するコンペティションイベントです。第3回目の実施となる2024年度のテーマは「変わりたい自分に、新しい挑戦を。」。XRスタジオを活用したライブ配信形式で、盛大に開催されました。運営メンバーや施策立案をしたメンバーから、イベントにかける想いや、参加後の感想を伺いました。(ライター:青木)

Contents
Profile
  • 岡橋(OKAHASHI)
    レバレジーズメディカルケア株式会社 看護エージェント事業部

    2019年に新卒でレバレジーズに入社後、看護エージェント事業部に配属され法人向けのセールスを担当。現在は、グループマネージャーとして、組織の統括に携わっている。メディカルサミットには、第1回から運営として携わり、第3回開催時には、運営としてプロジェクトマネージャーを務めた。

  • 前田(MAEDA)
    レバレジーズメディカルケア株式会社 看護エージェント事業部

    2016年に中途入社後、看護エージェント事業部へ配属。入社後はキャリアアドバイザーとして、看護師のキャリア支援を中心に従事する。2021年7月からはリーダーとして、メンバーのマネジメント業務を担当している。

  • 三田(MITA)
    レバレジーズメディカルケア株式会社 看護エージェント事業部

    2020年に中途でレバレジーズに入社後、看護エージェント事業部に配属され法人向けのセールスを担当。2024年4月にリーダーへ昇格し、マネジメント業務に従事している。

  • 茂木(MOTEGI)
    レバレジーズメディカルケア株式会社 看護エージェント事業部

    2022年に新卒でレバレジーズに入社。看護エージェント事業部に配属され、キャリアアドバイザーとして、看護師のキャリア支援に携わる。2024年7月にリーダーに昇格し、マネジメント業務に従事している。

社内でも注目度が高いイベント「メディカルサミット」とは

メディカルサミットとは、どのようなイベントなのでしょうか?

岡橋

レバウェル看護」が顧客により良いサービスを提供するため、看護エージェント事業部のメンバーが新規施策の立案をおこなうコンペティションイベントです。2022年度から開催され、2024年度で3度目の開催となります。

 

本イベントの目的は、「より良い顧客体験の創造」「組織エンゲージメントの向上」「メンバーのキャリア創造」の、大きく3つに分かれます。事業が成長し、顧客への貢献範囲を広げられる点は非常に喜ばしいですが、成長と同時に新たな課題も常に生まれています。実際に組織規模の拡大に伴い、社員の挑戦機会の創出や、メンバーと経営陣の距離感を縮めることは簡単ではないのも現状です。

 

看護エージェント事業部には、自己成長に意欲的なメンバーが多く在籍しています。だからこそ、新規サービス創出・新規施策立案、という通常業務では得られない経験を提供し、事業成長はもちろん自己成長やキャリア形成の後押しをしたいと考え、2022年度から開催を続けています。

 

2024年度は、メディカルサミットがメンバーの新たな挑戦への一歩となることを願い「変わりたい自分に、新しい挑戦を。」というテーマを掲げています。

イベントの概要を教えてください。

岡橋

全4回の審査が実施され、最終審査の場で実行案と優勝案が選定されます。

 

審査員には、経営・マーケティング・セールス・エンジニアなど、さまざまな領域のプロフェッショナルが参加し、多角的な視点から審査されます。

 

今回1次審査には、約280の施策がエントリーされ、そのなかから約70案が2次審査に進出しました。さらに厳選された8案が合宿審査に進み、最終審査へ進んだのは3案です。事業部の約8割のメンバーがエントリーする、注目度が高いイベントとなっています。

 

このイベントの要は、1泊2日の合宿審査と最終審査です。1泊2日の合宿で、メンターと共に施策案のブラッシュアップをします。そして、合宿審査を勝ち抜いた3案が最終審査で審査員と事業部メンバー約400人の前でプレゼンをおこない、審査員が実行施策を採択します。

運営からみるメディカルサミット

運営として経験できることや、工夫していることを教えてください。

岡橋

運営として第1回の開催時から全3回参加していますが、開催の目的や状況に沿って毎回企画内容に工夫を凝らしています。

 

これまで、第1回は0からイベントの企画をつくり、第2回の最終発表はオフライン形式でのステージ発表の実施に挑戦をしました。そして第3回の今回は、メディカルサミットを事業部の一大イベントとして強烈に印象付け、組織エンゲージメントの向上に寄与したいと考えました。そのため、よりインパクトのある形式を模索し「XRスタジオを活用したライブ配信」での開催に舵を切りました。

 

大規模な予算を投資し、事業部全体を巻き込み確実に良いイベントをつくり上げる必要があるという、緊張感のある状況でした。そうした状況のなかでプロジェクトマネージャーを務めた経験は、メディカルサミットでしか得られないと感じます。

困難だったことや、やりがいを感じたことはありましたか?

岡橋

参加メンバー全員が事業部の成長と顧客への価値貢献のため一致団結し、1つの目標に向かって本気で駆け抜ける姿を見たときに、大きなやりがいを感じました。

 

合宿審査と最終審査では、参加メンバーがチームを組み、メンターと共に施策のブラッシュアップをします。メンターからの厳しいフィードバックに、チーム一体となって顧客のために向き合うからこそ「やってよかった」と涙を流すメンバーがいるほど達成感が醸成されました。

 

このような心に響くイベントを完遂できたのは、15人の運営メンバーがいたからです。9ヶ月間に及ぶ大規模プロジェクトを通常業務と並行で進めるのは、簡単ではありません。そのような状況で、全員が「事業部に大きなインパクトを与える企画をつくりたい」と一致団結する経験は、大きな財産になった思います。

 

開催後のアンケートでは、登壇者・視聴者・経営層から5段階中平均4.9と、社内からも高い評価を得ることができました。看護エージェント事業部での取り組みを皮切りに、他部署へも同目的のイベントが普及しています。嬉しく思うと同時に、今後の開催に向けてより一層身が引き締まる想いです。

参加者から見るメディカルサミット

参加を決めたきっかけを教えてください。

前田

今回の開催テーマである「変わりたい自分に、新しい挑戦を。」というテーマが、私自身の境遇に大きく刺さり、参加したいと思いました。

 

私は育産休を取得し、2023年の4月末に職場復帰をしたのですが、 休暇中に会社や自分のキャリアについてじっくり考える機会が多くありました。振り返ると、セールスで成果を追いかけたり、チームマネジメントをしたりした経験はありますが、事業部や社外に対してインパクトのある施策を実行した経験があまりありませんでした。復帰後には、今までできなかったチャレンジをしたい、と考えていたため今回のテーマに共感し、手を挙げることにしました。

三田

私は、課題の分析から新規施策の実行まで一貫しておこない、「自分の可能性を広げたい」という想いが強くありました。

 

一人で新規施策立案のノウハウをインプットすることはできても、業務でアウトプットの機会をなかなかつくることができず悩んでいたんです。そんななか、メディカルサミットでは事業部を巻き込み新規施策の立案ができると聞き、自分の実力を試したいと思い参加を決意しました。

メディカルサミットの特徴として合宿が開催されますが、合宿での学びや困難だったことはありましたか?

茂木

経営陣であるメンターの、顧客への価値貢献を突き詰めることへの視座の高さを体感しました。

 

合宿参加前からチームメンバー同士で意見を出し合い、1つの施策をつくり、合宿当日にメンターに提出しました。しかし、課題の根本から見直す必要があると指摘され、合宿初日に0からの再出発となり、正直なところ頭を抱えました。自分たちなりに詰め切って考えたつもりでしたが、メンターと一緒に紐解いていくと、改善点がいくつも見つかりました。

三田

私は、短期間でメンバー全員が最大限力を発揮できるようにマネジメントする難しさを痛感しました。

 

1泊2日という短期間で、最終審査に進む施策をつくりあげるためのマネジメントをおこなうには、咄嗟の判断力や的確な状況理解が求められました。メンバーの特性を活かし仕事を割り振り、適切なタイミングで次の仕事の依頼をすることが理想でしたが、現実はそう簡単にはいきませんでした。また、事前にメンバー間で企画内容の方向性を十分にすり合わせできておらず、合宿中盤で新たな案が出てくる事態が起こり、チームの視座を揃えることにも苦戦しました。

メディカルサミットでの経験が、通常業務に生きていると感じることはありますか?

前田

今回の施策で、まだ転職を考えていない潜在顧客に向けたアプローチを考案したことで、視野が大きく広がったと感じています。

これまでは、私が担当していた顧客層ということもあり、すでに転職を検討している顧客をコアターゲットとして考えた施策を考案していました。しかし現在は、転職を考えていない顧客層も含めた、潜在顧客層へのアプローチにも、力を入れています。幅広いターゲットの顧客層が使いたいと思えるサービスにするための、業務改善や意思決定をおこなうことを意識するようになりました。

茂木

前田さんが言うように、顧客へのアプローチはイベントに参加する以前と比較して、大きく変化がありました。

 

また私は現在、在籍するチーム内での施策立案に積極的に取り組んでいます。課題の根幹を切り詰めて考える力が付いたことで、施策の進行が以前よりもスムーズになっています。イベントを通じて学んだことを、日々の業務でアウトプットできることで、私自身の成長にもつながっていると感じています。

今回、合宿審査を通過した3案全てが実行案に選ばれましたが、実行に向けての意気込みを教えてください。

三田

施策の実行が決まり、ようやくスタートラインに立てたという感覚です。

 

今回の施策は、組織として抱える大きな課題に切り込むもので、影響範囲も広く、チャレンジングな内容です。施策が実現すれば、顧客により良いサービスを提供できると確信しているため、大きな責任を感じつつ頑張っていきます。

前田

今回私が立案した施策は、レバレジーズメディカルケアのビジョン「この国の、ウェルネスを支える。」の実現にも繋がっていると思っています。社内外の多くの関係者を巻き込む施策で不安も大きいですが、実施に向けて気を引き締め頑張ります!

茂木

大きな責任を感じていると同時に、絶対にやりきり成果を出したいです!

 

今回私達が立案した施策は、事業部の文化を大きく変える可能性がある施策となっています。そして、業界をリードするサービスになるための、大事な一歩に成り得るとも考えています。顧客の方に喜んでもらえるよう、責任感と覚悟を持ち、実行まで全力で取り組みます。

おわりに

「変わりたい自分に、新しい挑戦を。」というテーマを掲げた第3回メディカルサミットは無事に幕を閉じました。実行案に採択された3つの施策は、現在も実行に向けて活動を続けています。このイベントは社会人になると忘れがちな、何かに没頭して真剣に取り組むことや、高難易度な業務に挑戦する機会を提供し、キャリアの成長とともに個々の能力を引き出す貴重な場です。顧客への価値貢献はもちろんのこと、メンバーの成長の場として、今後も運営メンバーが工夫した新たな企画とサービスをグロースさせる施策案にご期待ください。

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