「偶発的キャリア論」が着実に自身を成長させた

ベストチームを受賞し、年間MVPを獲った僕

2018年4月に行われたレバレジーズグループ全社総会で、栄えある年間MVPに輝いた高橋さん。2017年度上期にもベストチーム賞を受賞しました。法人営業から始まり新卒5年目で支店統括マネージャーになった高橋さんが考えるキャリア論とは。前に進み続ける彼に、仕事への想いを聞きました。(聞き手:藤田)

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インタビューした人

高橋 (Takahashi)
レバテック株式会社 支店統括マネージャー

プロフィール

 大阪大学卒、2014年に新卒入社。レバテックに配属され法人営業を担当。翌年チームリーダーに就任し2015年末より大阪支店の立ち上げに従事。現在は支店統括マネージャーとして大阪支店に加え福岡支店も担当している。好きな偉人は坂本龍馬。

メンバーと一緒に伴走することが僕の仕事

ー 年間MVPを獲れた背景を教えてください。

 「僕が教育したメンバーが活躍してくれているから」と受け取っています。教育面で特に意識しているのは、抽象度の高い課題を依頼する時の僕のスタンスです。例えばこのKPIを改善する、なにか新しい方法を生み出す、その仕組みを作るとか。そういうものをメンバーに依頼するんですが、課題の抽象度が高いとゴールイメージが伝わりにくく、上手くいかない時が多くて。それでそのまま放っておくと、成長の機会損失だし、何が上手くいかなかったか本人がわからない。しいてはメンバーの不満に繋がる場合もあるので、1回チャレンジしてみてつまずいた所を一緒に振り返って、ネクストアクションを一緒に考えて「伴走する」イメージですかね。それを何回も「一緒に」繰り返してやっとできるようになることが教育だと思ってるので、伴走することを蔑ろにしない事を意識しています。メンバー人数が増えることで、伴走の量や質が薄れてはいけないので、伴走できる人を増やすことが重要だと思っています。

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ー マネジメントで意識していたことは何ですか?

 メンバーの目標設定を「自分が成果を出す」のではなくて「チームが成果を出す」ことに最初から持っていきました。「まず成果を出すのは当然で、その事業を加速させるために必要なスキルをつけるためにはどういう仕事をすればいいか」を毎日チームメンバーに伝えていました。僕は、成果よりも事業を促進させるような施策を作って実行してもらい、それに伴走する事にすごく力入れます。そうするとメンバーも僕も経験が積めてより強固なチームになります。

 あとは、メンバーとの関係を深めるために、あえてコミュニケーションはデスク周りでするようにしています。その方がフラットに色々と話せるんです。先に僕が思ってることを全部吐き出して自己開示して、メンバーにも思っていることを吐き出してもらって会話量を増やす感じです。

 僕の場合、ストーリーで相手を捉えることを大事にしています。その人自身を知る時に、現在や将来的にやりたいことだけでなく、過去の経験やその背景まで聞いた方が僕自身、相手のことを想像しやすいんです。なので、その人の中学校での話や大学時代について、聞くこともあります。口から出た言葉だけを捉えるんじゃなくて、過去の経験の中からどう考えてきたのかなど。そういった話はデスクの方が盛り上がりやすいんです。 その人の人生ストーリーをきちんと見るようになったきっかけは、社内のリーダー研修で「最初につく上司でその人が変わる」みたいな話に共感する部分があったからです。新卒入社のタイミングは特にその人の人生のベクトルを決めるのにすごく大事な時期じゃないですか。だからこそ上司が理解しようとするかしないかで、その人の人生の幸せ度だったり自由度って変わってくると思うんです。そこに対して責任を感じなきゃいけないなと思って始めました。

 僕自身も今思い出すと、夜集中力がなくなった時にした上司との何気ない会話だったり、ふと考えてデスクで口に出したことだったりが、有益なフィードバックをもらうことに繋がった経験があるので、今もデスクでのコミュニケーションは続けています。

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市場価値が0だと気づいてハッとした

ー 大学時代の経験や入社の決め手を教えてください。

 リアルに僕、レバレジーズに入るのすごく不安だったんですよ。入社時の同期は、学生団体立ち上げたりとか、営業やっていましたみたいな人がいましたけど、僕は全然そんなことなくて、大学始めの3年間はサークルに行って呑んでばっかりで、居酒屋で働いた後ボーリングしてそのまま授業行くみたいなことを繰り返してました(笑)。そんな僕の中で唯一特殊な経験だったのが、大学3〜4年度にアメリカに1年間留学したことです。 そのとき、「自分自身の市場価値がないんだな」とすごく感じたんです。僕の大学の留学プログラムが特殊で、最初の9ヶ月は現地の学生に混じって勉強をして、残りの3ヶ月は企業でインターンシップをする。しかもそのインターン企業先は自分で見つけないといけないんですよね。大体みんな元々繋がりがあるところに行くことが多いんですけど、僕は「THE・現地」みたいなところでどうしてもやりたくて、とりあえずかっこよさそうな会社を羅列して1つずつ応募したんですが、1通も返事が返ってこなくて。その時に英語もビジネスレベルで話せない日本人大学生なんて現地企業からしたら無価値だよなとハッとしたんです。

 そこでビジネスにおいては市場価値をつける必要だと感じてその3ヶ月は、現地でいくつか事業をやってるオーナーのもとでインターンをやりました。その人は元々マッキンゼーで働いていて、ハーバード大学でMBAを取って起業していたんです。そこでのインターンで「事業を創るってすごい楽しいな」って思ったんですよね。そこから僕も事業を創っていきたいと思うようになって、日本に帰国してからの就活ではベンチャー企業を受け始めました。レバレジーズの入社の決め手は、本当に任せてくれそうな環境がある会社だなと思ったことに尽きます。加えて、同期で執行役員の藤本が先にレバレジーズに入社を決めていたんですが、彼は先にインターンをしていたとはいえ、同期が新規事業を創っていたのが衝撃的で。この会社だったら確かに色々やらせてくれそうだなと思って入社しました。

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偶発的キャリア論

ー キャリアの組み立て方など意識していたことはありますか?

 ベンチャー企業に入社しようと思ったのもアメリカ留学がきっかけでしたし、レバテックで自走したいと思ったのも1年目にやった新規事業調査の経験から来ていたり、まったく違うポイントで発生した感情や環境が、所以となっているんですよ。だけどその点と点がうまく線となって今の僕を形成しているなと思ってます。「偶発的キャリア論」ってすごく好きなんですよね。個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定されるとか、その偶発的なことを計画的に導くことでキャリアアップをしていくべきだって思ってます。その時々に得たチャンスを最大限に活かして、自分を成長させることが自分には向いてるなと。それこそ大阪支店の立ち上げについてもまったく予期していなかったですが、話が来た2ヶ月後には僕大阪に居たんですよね(笑)。でも新天地で自分を組み立てるのはいい機会だなと思えたし、行った結果やっぱりこの選択で良かったと思います。大阪支店立ち上げ等のキャリアの転換期は偶発的に出会ったものの、その中で未経験のことや誰もやったことが無い挑戦の機会を自ら沢山創り出し自身を成長させてきました。

 リクルート創業者である江副氏の言葉で「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という言葉があります。これは会社から与えられるのではなく、自ら成長する機会を創って自ら成長していきなさいという意味で受け取っているのですが、メンバーにもこれをしてほしいなと思っています。レバレジーズの良さって、圧倒的な成果を出して記録を作って終わりじゃなくて「その組織自体を強くする、その事業自体を加速させる」ことに携われるところだと思うんですね。レバレジーズでは出る杭は打たれないので、どんどん前に出て自分で新しい機会を創ってほしいです。別に失敗しても全然いいと思うんですよ。それでキャリアがなくなる会社じゃないですし。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」いい言葉ですよね。