「レバレジーズの営業はまるで企画職」新卒営業3年目のキャリアステップ

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ファーストキャリアの選択は、今後のキャリア形成の土台となる非常に重要な場面です。今回の記事では、キャリア選びの参考として、新卒でセールス職に入社した𡈽川さんに話を伺いました。法人営業を経験したのち、新卒2年目からマネジメントや組織改善、事業グロースなど、職務の幅を拡げている𡈽川さん。配属当初はセールスの仕事に不安を抱えていたといいます。セールスでどのように成果を出し、キャリアの幅を広げていったのか、その裏側を聞きました。(ライター:名井)

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Profile
  • 𡈽川(Tsuchikawa)
    レバテック株式会社 ITソリューション事業部 クリエイターサービスグループ チームリーダー

    2020年新卒入社。大学在学中に、レバレジーズのサマーインターンに参加。インターン中に「社員の人柄」と「本質的な社会課題の解決を目指す企業スタンス」に魅力を感じ入社を決意。入社後はレバテッククリエイター事業の法人セールス職に従事。2年目でユニットリーダー、その翌年にはチームリーダーに昇格。チームの組織づくりやKPI改善、予算策定などと並行し、事業部全体のリーダー育成プログラムの運営・講師、プロダクトの営業側導入推進責任者などを務め、幅広く活躍中。 趣味は、カフェ巡り。

「顧客のため」が自己成長に繋がった

これまでのキャリアを教えてください。

2020年に新卒でレバレジーズに入社しました。

 

フリーランスエンジニア・クリエイターに特化した人材支援サービス「レバテックフリーランス」の法人セールス部門で、事業会社や制作会社などを中心にIT人材の採用コンサルティングをおこなっています。入社から1年間は現場で経験を積み、2年目からユニットリーダーとして、新卒の教育担当もしつつ、チームの数字成果も追っていました。

 

また、3年目の7月からチームリーダーに昇格しました。現在11名のメンバーをマネジメントしながら、次期リーダーの育成や仕組みづくり、組織目標の設計、新規プロダクトのグロースに取り組んでいます。

一貫してセールスのお仕事をしているんですね。セールス職の配属はご自身の希望だったのでしょうか。

入社当初、職種の希望はなく、執行役員の藤本さんに「𡈽川の場合、いきなり思考力で勝負するより、最初はセールスで現場を知って、課題解決の数をこなした方がいい」と言われたのが、セールス職を考え始めたきっかけでした。

 

マーケター職や企画職とも悩みましたが、「マーケターの場合、自分がおこなった施策の良し悪しの判断が半年〜1年程のスパンになるのに対して、セールスの場合、早いと即日で顧客からの反応が返ってくるので、短期間でPDCAを多く回し成長角度を高めることができる」という意見をもらいました。

 

もともと、人とコミュニケーションを取ることは苦手ではなかったですし、新卒3年間の成長速度を重視していた自分にはセールス職が自己実現に最適な職種なのではないかと思い、セールス職でキャリアをスタートさせることにしました。

実際にセールス職で入社すると決めて不安はなかったですか。

そうですね。セールスの経験がなかったので、数字を上げられるのかといった漠然とした不安はありました。インターンやアルバイトで学生時代からセールスをやっていた同期も一定数いたので、そういった人たちと話をするとやはり数字の話になることも多かったので。

 

私の場合はどちらかというと「数字は大事だけれど、それだけで仕事にコミットできるのか。セールスとしてどういう動きをしたらその後のキャリアが広がるのか」といったことが気になっていて、営業として働くイメージが付いていなかったのが正直なところです。

実際に働いた感想を教えてください。

実際にやってみると思ったよりも自分に合っていました。顧客からの「ありがとう」という言葉が純粋に嬉しくて楽しかったです。今でもセールスで入社して良かったと思いますね。

 

数字に関しても、高い目標を達成するにはプラスアルファの動きが必要になりますが、基礎行動を徹底すれば一定の数字は上げられることもわかりました。

前提としてレバレジーズのセールスは、数字というよりは、顧客のためになる行動をしていたら結果的に成果がついてくるという考えがベースにあるので、そこが自分に合っていたと思います。もともと私自身「相手のために自分はなにができるんだろう」と考えて自主的に動くタイプだったのですが、それが最終的に数字として表れていたように思います。

「営業、マネジメント、事業創り」へと広がり続けるキャリア

仕事を通じて感じた、ご自身の成長はありますか。

成長のベクトルが内向きから外向きに変わったことです。入社したてのころは「顧客のために」という想いも当然ありましたが、まずは自分を成長させることが大事だと思っていました。自己成長した先に、他者貢献があると。ですが、振り返ってみると、顧客のためになる行動を続けていたら得られる自分の経験が増え、結果的に成長していたように思います。

 

また組織内での経験においても、組織の改善プロジェクトや事業部長との毎月の1on1、マーケターやエンジニアといった他職種の人たちとのプロジェクト進行などを通じて、視野が広がり、さらには視座も上がっていきました。こういった経験を社会人1年目からできたのは自分の成長にとって大きかったと感じています。

仕事のやりがいや面白みについても教えてください。

そのときどきで楽しさが違っていました。1年目は、顧客から感謝の言葉を直接聞けたり、担当する企業数が増えるにつれて、自分の仕事の幅が広がったりしたところに面白さを感じていました。2年目からはマネジメントを任せていただくようになり、組織づくりやメンバーの成長も大きなやりがいでした。

 

3年目は事業創りに携わるようになり、また違った楽しさがありました。現在、部内の「レバテックプラットフォーム」というプロダクトの導入推進責任者をやらせてもらっているのですが、マーケターやエンジニアの方々とコミュニケーションを取ることがあります。

 

そのなかで開発側から「この仕様にしようと思うけどどう思う?」「これって顧客に伝わるかな?」などと質問される機会が多く、セールス側から事業創りに関われることはやりがいですし、より仕事に対する誇りを感じられるようになったかもしれないですね。

 

エンジニアやマーケターの場合、やはりどうしても顧客の反応を定量データを基に予測することが多いので、セールスだから知っている市場感や肌感、顧客からの率直な意見を開発側に伝えることで、現場との乖離を埋めています。このプロセスは事業を創るうえでとても重要で、ここが抜け落ちていると結局は机上の空論になってしまい、「サービスをつくってみたけど顧客のためになっていない」ということにも繋がります。

そういう意味でも、セールスの仕事はすごく価値のある仕事だと思います。

セールス部門から事業創りにも携わることがあるのですね。

レバレジーズのセールスは、単なるセールス職ではなく、営業企画のような側面に近いと思います。サービスの改善策やチームの方向性などは自分たちで決めますし、たとえば新規顧客数が足りないとなれば、自分たちでイベント企画や追加施策を考えることもあります。

 

そういったプロセスのなかで仕事の幅が広がったり、リーダー・マネージャーに上がることで別の角度から職能を身につけたりと、ビジネスパーソンとしてより出来ることが増えるのでやりがいを感じられる場面は多いかもしれないです。

事業の改善施策や戦略立てなどは、入社何年目くらいからやるのでしょうか。

そこは入社年次に関係ないですね。むしろ1年目のメンバーが「これって意味あるんですか?」という投げかけをくれて、当たり前にやっていたことの見直しにつながったこともありますし、年次・経験に関係なく意見は取り入れるようにしています。

 

どうしても最初はチーム内での改善策からになるので、インパクトこそ小さいですが、徐々に改善という経験を積んで、管轄する範囲が広がっていきます。私の場合も、最初は小さいところからでしたが、今では事業部全体に影響するものに取り組んでいます。範囲が広がると、関係者が多くなり合意形成を取ることも大変ですが、その分インパクトがあってやりがいも大きいです。

どんな要求にも求められる人材に

仕事をするなかで大事にされていることはなんでしょうか。

目先の利益よりも、その行動や施策がちゃんと「顧客のためになっているか」という本質の部分を考えるようにしています。

 

人材支援サービスにおいては企業と人をAIがマッチングさせるようなプラットフォームも出てきています。人である私たちセールスが介在する価値を出す必要がより一層求められ、物事の表面だけをみて機械的に人材のマッチングをするのではなく、相手の相談ごとや依頼内容を鵜吞みするのではなく意図や背景、根底にある課題を読み解いて、ベストソリューションを提供していく必要があります。そのために自分のスキルや専門性は常に高めていく必要があると思っています。

これからの目標を教えてください。

チームと個人でそれぞれあります。

 

まずチームについてです。私はよく「現状維持は衰退」という言葉を使っているのですが、常に成長し続けるサービスやチームを目指したいですし、それはメンバー一人ひとりの成長もそうあってほしいと思っています。

 

過去に私のチームからマーケティング部に異動したメンバーが3人程いましたが、その方たちは異動後も評価されています。そういった優秀な人材を輩出するチームであったり、その先のキャリアで活躍するような人たちを育てるようなチームにこれからも育てていきたいと思っています。「𡈽川が上長だったから成長できた」と思ってくれる人が増えたら嬉しいですね。

 

また個人の成長だと、私は人から求められていることが自分のやりたいことに変わるタイプなので、いろいろな要求に応えられるようになりたいです。今はそれが事業創りに意識が向いていますが、 最終的にはどんな課題も解決でき、潜在化しているリスクを回避したり、チャンスを取りにいけるようなビジネスパーソンになりたいです。

最後にどんな人がレバレジーズのセールスに向いていると思いますか。

何かに対してすごく器用であったり、突出した能力があったりする必要はなくて、きちんと基礎をやりきる人や、「顧客のために何ができるんだろう」「他にできることはないか」という観点で顧客に対して自分ができることを考えて責任をもって取り組む人が活躍している印象です。

 

顧客側からしたら担当者は選べないわけで、そのなかで自分が担当したからこそ良い提案・支援ができたと自信をもって言えることが大事だと思います。「レバテック」に関しては、サービス規模も提供できる幅も大きいので、そこにプラスしてセールスがきちんとした価値提供ができれば、世の中で一番価値があるサービスになると思っています。

 

顧客の期待を裏切らない、期待値を1%でも超えられるような仕事をしたいと思う人にはマッチすると思います。

 

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