医療・福祉・ヘルスケアを支える「レバウェル」。そのPMの仕事とは

エンジニア中途

事業 / サービス

レバレジーズから分社化し、医療・福祉・ヘルスケア領域で事業展開しているレバウェル。同社で事業成長の鍵を握るPM(プロジェクトマネージャー)は、どのようなミッションを担い、いかにキャリアを築いているのでしょうか。経営企画・開発マネージャー・PMの視点から、レバウェルで働く魅力と、事業会社だけではなくSI/ITコンサル出身者も活躍できる可能性について伺いました。(ライター:丸田)

【Summary】
■「この国のウェルネスを支える」というビジョンを掲げ、医療・福祉・ヘルスケア領域の労働力不足の解決を目指すレバウェル。看護師向け人材紹介からスタートし、より本質的な課題解決を目指して教育事業・SaaS事業にも拡大してきた。
■レバウェルのPMは、一般的なプロジェクトマネジメントだけでなくPdM領域から一気通貫でプロダクト改善に従事。まずは得意領域を切り口に、キャリアを拡げることができる。
■今後はレバウェル内のサービス同士のシナジーを生むため、データ管理に注力する方向性。日本のインフラになるためには中長期での発展を見据えた開発が必要であり、その要となるPMを積極的に募集している。

Contents
Profile
  • 楠本(Kusumoto)
    レバウェル株式会社 経営企画部 リーダー

    2018年新卒入社。神戸大学卒業後、営業職としてレバレジーズに入社し介護エージェント事業部に配属。2年目に大阪支店の立ち上げを経験し、3年目に経営企画部に異動。現在は経営企画部のリーダーとして営業・マーケ・開発・管理等の各セクションと連携しつつ、戦略立案・実行・管理などを担う。2020年度に全社ベストスタッフノミネート・LWベストスタッフ受賞、2024年度には全社ベストスタッフ・LWベストチームを受賞。趣味は阪神タイガース・釣り・ピアノ。

  • 呉(Kure)
    レバレジーズ株式会社 システム本部レバウェル開発部DataForceグループ / SREグループ リーダー

    2020年中途入社。専門学校卒業後、ゲーム会社に入社し、フィーチャーフォン向けアプリ開発で初めてプログラミングを経験。その後、動画配信サービスのバックエンド開発、緊急災害時の電話システム開発/構築、学習コンテンツシステム開発/構築など多岐に渡る分野の開発に携わる。レバレジーズへ入社後は、社内営業支援システムの電話システムに関する開発に従事。現在はレバウェル開発部社内営業支援システム開発グループとSREグループのリーダーとして、各セクションと伴走しながらEM・PjMを行なっている。趣味はゲーム、音楽(J-POP、 EDM)。

  • 室井(Muroi)
    レバレジーズ株式会社 システム本部 レバウェル開発部 DataForceグループ ディレクターチーム リーダー

    2021年中途入社。SES企業での開発経験を経てレバレジーズに入社し、社内営業支援システムのエンジニアとして機能開発・改善に従事。2023年よりディレクターチームに異動。現在はリーダーとして、PdM・PjMの両面から事業課題を捉え、システムによる解決策の企画から要件定義・仕様策定・実行管理まで幅広く担当している。2024年度LWベストエンジニア受賞。趣味は旅行・ドライブ。

国のウェルネスを支える、レバウェルの事業

まずは、レバウェルの概要について教えてください。

楠本

この国のウェルネスを支える」というビジョンのもと、大きな社会問題となっている医療・福祉・ヘルスケア領域における労働力不足の解消に挑戦しています。

現代の日本では、少子高齢化が急速に進んでいます。特に医療・福祉・ヘルスケア領域においては需要と供給のバランスが崩れかけており、我々の親世代ですら十分な医療を受けられなくなりかねない状況です。社会保障が行き渡らないと、国民全体の身体的・社会的な負担が増大するため、国全体の競争力低下にも繋がると懸念されています。

レバウェルでは「人材の確保・最適配置」「人材の育成・新たな担い手確保」「生産性の向上」の3つに取り組み、その危機を救おうとしています。

具体的に、どんな事業を運営しているのでしょうか。

楠本

「人材の確保・最適配置」に対しては人材紹介・人材派遣・スカウトサービス・求人メディアといった人材関連事業、「人材の育成・新たな担い手確保」に対しては資格取得を支援する教育事業、「生産性の向上」に対しては現場の業務負担を軽減するSaaS事業を展開しています。

元々は看護領域特化の人材紹介で業界トップ水準のシェアまで達することができたのですが、より本質的な課題解決を目指し関連する職種のサポート拡充や、人材の確保・最適配置だけではカバーしきれない教育事業やSaaS領域まで拡大してきたような経緯があります。

社会貢献性の高い事業を営んでいるのですね。

楠本

はい、国のウェルネスを根幹から支える実感を持ちながら働けています。

実は私自身が祖父母に育てられた人間でして、介護士さんや看護師さんにお世話になる機会が多かったという原体験があるんです。だからこそ、そういったエッセンシャルワークに携わる方々に恩返しできていることにやりがいを感じています。

レバウェル開発部のミッション

レバウェル開発部はどんな役割を担っているんでしょうか。

事業運営に関わるプロダクト開発全般をインハウス体制でおこなっています。たとえば人材紹介事業というと人力のイメージが強いかもしれないですが、レバウェルではより効果的に社会にインパクトを与えられるよう、SFA(営業支援システム)から内製しています。もちろん、スクール事業やSaaS事業においてもゼロから自社プロダクトを開発してきました。

一貫して、「事業課題を解決する開発部」を目指しています。特に事業会社の内部で開発するからには、短期的な課題に対する個別最適の打ち手を打つのではなく、中長期的な目線を持って解くべき課題を探っていくことが大事になります。

私は過去に受託開発の会社に在籍していたこともあったのですが、レバレジーズでは技術力だけでなく事業に対する視座が高められたような実感があります。楠本さんのように医療・福祉・ヘルスケア領域にピンポイントの原体験があってジョインしたわけではないのですが、レバウェルほど社会に大きなインパクトを与えるサービスを自社で運営し、成長させていける組織はなかなか無いと考えているので、そこに大きな充実感を感じながら、日々の仕事に取り組んでいます。

PMの仕事について

PMの業務内容について教えてください。

室井

一般的に、PMと聞くとプロジェクトマネジメントを行う「PjM」を想起する方が多いと思いますが、レバウェルではプロダクトの在り方を考える「PdM」の領域から一気通貫しておこなっています。もちろん難易度は高いですが、その方が事業課題からブレない開発ができるのと、実行スピードまで担保されるんです。

具体的には、まず経営企画部と課題特定・施策選定をおこない、要件定義・仕様策定・スケジュール管理・リリースまで担当します。楠本さんを始めとした経営企画メンバーとは週3回以上のミーティングを重ねていて、深い信頼関係が築けています。

部署を跨いだ連携も多く発生するんですね。

楠本

こちらから依頼するだけでなく、開発部からも積極的に施策を提案していただけるんですよ。開発部の皆さんは事業理解が深く、ドメイン知識も豊富なので非常に心強いです。普段から食事に行くこともありますし、部署こそ違えど同じチームのような存在だと思っています。

開発を進める中で、「ともに物づくりをしていく」という世界観を大事にしているんです。それは部署内も然りで、ディレクションの役割でなくとも事業視点で開発ができるエンジニアが集まっています。こちらから依頼した案を鵜呑みにせず意見していただいたり、エンジニアから施策を提案していただいたりすることもあります。

PMが各所と対話しながら仕事を進めていくことがわかりました。その中で、求められるスキルセットは非常に高いのではないでしょうか。

室井

成長余地は青天井である一方、最初から全てを完璧にこなせる人は多くありません。大切なのは、事業の成功を第一に考え、周囲と積極的にコミュニケーションを取る姿勢です。そのスタンスさえあれば、必要なスキルは後から付いてくるものだと感じています。

実際、事業会社に限らず、ITコンサルやSIといった幅広いバックグラウンドのPM経験者を募集しています。入社後は、まずご自身の強みが活かせる領域から担当いただき、徐々に役割を拡大していくイメージです。現在、導入プログラムやOJT、メンター制度といったオンボーディング体制を強化しており、一人ひとりの経験や志向性に合わせた手厚いサポートでスムーズな立ち上がりとキャリア構築を支援します。

私自身もエンジニアとして入社しているのですが、エンジニアとユーザーの架け橋になりたいと考え、ディレクションの立場へと転向した経緯があります。その経験を活かし、様々なバックグラウンドを持つ方がキャリアを拡げられるような環境づくに力を入れています。

レバウェルの未来

今後の方向性について教えてください。

楠本

ビジョン「この国のウェルネスを支える」を体現するような、日本のインフラになる事業を目指していきます。人材関連事業・スクール事業・SaaS事業それぞれ育てていくのは当然として、シナジーを生むためのデータ管理にも踏み込んでいきます。最終的には、医療・福祉・ヘルスケア領域に関わる方々に対して「誰にどのタイミングでどのサービスを届けると喜んでもらえるか」を科学したいと考えています。

室井

開発部としても、データ管理が大きなテーマになります。私が担当しているのは営業支援システムで、営業現場で得られた情報をいかに蓄積し、活用しやすい形で整えるかが重要です。ただ、現状では情報がそもそも十分に蓄積されていないケースや、蓄積されているのに活用まで至っていないケースが多く見られます。

正直にお話すると、データ管理は目に見える成果がすぐに出にくい領域です。しかし、正しいデータ管理が実現できれば、プロダクトの戦略策定に役立てられたり、新規サービスの立ち上げに有効活用できたりするなど、中長期的に見たらすごく意義深いことなんです。覚悟を持って取り組んでいきたいですね。

そういった中で、今回募集するPMに対して期待することをお聞かせください。

室井

まず、なぜデータを蓄積できていないのかを特定する上で、ITコンサル出身のPMが持つ「課題を構造化して特定する力」は非常に有効です。営業の業務フローやデータ活用の導線をヒアリングしながら可視化し、どこにボトルネックがあるのかを明らかにしていくというアプローチは、まさに必要としている部分です。

一方で、こうした複数のプロジェクトが同時に動いている今、SI出身のPMが得意とする「QCD(品質・コスト・納期)を守りながらプロジェクトを前に進める力」も求められています。レバウェルは影響範囲が大きい故にスピード・慎重さの両立が求められますが、幅広く関係者を巻き込みながら推進していただけたらありがたいです。

ビジョンを実現するために、それぞれの多様なスキルを掛け合わせながらステップを踏んでいきたいと思っています。

さいごに

最後に、レバウェルのPMへの転職を検討している方に向けてメッセージをお願いします!

楠本

ここまで大きな社会課題の解決にダイレクトに関われることはなかなかありません。将来的には、同様の課題に直面する可能性が高い海外諸国へも価値を提供できるような、グローバルなサービスへと発展させていきたいと考えていますし、レバウェルならできると信じています。面白いフェーズだと思うので、一緒に事業を前に進めていきましょう!

室井

レバウェルのPMなら、自ら企画を生み出し、そのインパクトを最後まで見届ける経験を積めます。それを積み重ねる中で、プロダクトへの愛着も深まるに違いありません。一緒に事業成長のドライバになっていきましょう!

室井さんの他にも優秀なPMがたくさん在籍しているので、切磋琢磨しながらキャリアを拡げていけるのも自信を持っておすすめできるポイントです。組織としてまだ未成熟な部分もあるので、積極的に多様な方の視点を取り入れていきたいと思っています。ぜひ、あなたの力を貸してください。

レバウェル一同、お待ちしています!

 

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