セールス経験が武器になる。若手が語るレバレジーズでの多様な挑戦と成長

新卒セールス

ひと

【Summary】
■レバレジーズでは、「ポートフォリオ経営」と「インハウス体制」のもと、社員一人ひとりのWillを重視した職種を超えた多様なキャリアパスの実現が可能。
■下地さんは、新卒でセールス職を経験後、マーケティング職への異動を実現。顧客の深層ニーズや市場のリアルを肌で感じたセールス経験が、マーケティングにおける課題発見や仕組み改善に必要な「思考力」に繋がっている。
■異動後も上長やメンターの手厚いサポートを受けながら、セールス現場の「解像度の高さ」を武器に活躍。
■レバレジーズでは、社員が自らの適性を見極め、多様なキャリアを切り拓き、社会貢献に繋がる大きな影響力を発揮できる。
(ライター:大坪)

Contents
Profile
  • 下地(Shimoji)

    2022年新卒入社。
    新卒向け就職支援サービスのキャリアアドバイザーとしてセールス職を経験後、マーケティング職に異動。現在は、マーケティング部にてレバテックの営業企画、事業企画業務に携わる。趣味は読書とお笑い鑑賞。

レバレジーズが描く、キャリアパスの可能性

レバレジーズでは、社員一人ひとりの成長と志向性を尊重し、多岐にわたるキャリアパスを支援しています。転職をすることなく社内であらゆるキャリアを実現できセールスからマーケター、マーケターからエンジニアなど、職種を越えたキャリアチェンジも可能です。

レバレジーズがこのような多様なキャリアパスの選択を可能にしているのは、独自の経営体制と文化によるものです。

1. 多様なキャリアパスの選択を可能にする経営体制

ポートフォリオ経営が生む、多様な事業ドメインへのチャレンジ機会

レバレジーズは、国や業界、ビジネスモデルにこだわらず分散投資をしていく「ポートフォリオ経営」をおこなっています。社会の本質的な課題解決を通じて長期的な成長が見込まれる事業に参入し続けるこの経営形態のおかげで、社員は転職をすることなく、社内で多様な国・業界の事業に挑戦できる環境を手に入れることが可能です。

インハウスだから叶う、他職種へのキャリアチェンジ

レバレジーズでは、セールス、マーケター、エンジニア、デザイナーなど、事業創造に必要なすべての機能を社内に持つ「インハウス型の組織体」になっています。あらゆる職種の育成ノウハウが社内に蓄積されており、別職種へのキャリアチェンジも可能な環境です。社内公募制度レバチャレでは、会社が求めるポストや職種などの情報を専用サイトで公開し、異動を希望する社員を広く募集しています(※1)。言わば「社内転職」のような制度で、社員は、自分のタイミングでサイトを訪れ、興味のある求人票を見つけて自由に応募できます。2024年度は、90件以上の募集に対し292件の応募があり、実際に61件の異動が実現しました。

※1 公募には、いくつかの条件があります。

2. 自由で主体的なキャリア形成を後押しする文化

レバレジーズに根付く「自由と責任」の文化

レバレジーズは、責任を果たせばやりたいことにどんどん挑戦していける文化があります。これは具体的な業務のみならず、キャリアパスにおいても同様です。会社から任されている責務や期待されている部分に対する責任など、果たすべきところがクリアできたうえで、他にも領域を広げていきたければ、自分で挑戦機会をとりにいくことができます。たとえ希望した仕事が実力以上のものであったとしても、実力以上の仕事に挑戦させ、そこに裁量と責任を渡す。「任せることで人は育つ」という考え方から、個人の成長、会社全体の急速な成長を促しています。

  

これらの経営体制と文化が融合することで、多種多様なキャリアパスを実現し、社員一人ひとりのWill実現を後押ししています。


■社内のキャリアチェンジ例
・セールス→企画

・セールス→経営企画



今回は、セールス職からマーケティング職へキャリアチェンジをした2022年新卒入社の下地さんにお話を伺いました。

顧客と市場の「リアル」から得た学びと成長

早速ですが、下地さんの就職活動について教えてください。

下地

私は大学3年生の5月頃から就活を始めました。当初は明確な軸がなかったのですが、裁量を持って仕事ができるベンチャーからメガベンチャーを中心に、企業研究をしていました。レバレジーズとの出会いは、大学3年生の11月頃に参加したイベントで社名を知り、説明会に参加したのがきっかけです。選考中、面接・面談を計10回ほどおこなったのですが、対話を重ねるなかで、「人材や教育の若手向けサービス」「20代が裁量を持って活躍できる環境」「社風や人柄」といった点に惹かれ入社を決めました。

配属は、新卒向け就職支援サービスのキャリアアドバイザーだったと伺いました。セールス職で得られたスキルについて教えてください。

下地

セールスとして学生さんと深く向き合うなかで磨かれたのは、課題発見力と提案力です。学生さんとの対話・深掘りをすることで、何に困っているのかを発見し、それを言語化するスキルが鍛えられました。それぞれの学生さんのニーズに合った企業を提案する力も身についたと思います。



またセールスとして単に数字を追うだけでなく、データから課題を見つけ、施策を考えて提案する分析的思考力も身についたと考えます。目標の達成率が悪い場合、どこを変えるとどのように改善できるのか、自分で対策を考えたり周囲の先輩に聞いたりして、それを実践することを繰り返していました。このような自分なりの施策を考え、それがどう作用するかを検証するプロセスは、今のマーケティングの仕事にも繋がっています。

「マーケティング職へのキャリアチェンジ」意思決定と挑戦

入社後のキャリアについて、学生時代どう考えていましたか?また、マーケティング職への異動のきっかけを教えてください。

下地

もともとセールス職一本でキャリアを伸ばしていくイメージはなく、「多様なスキルを身に着け、幅広い挑戦がしたい」という漠然とした思いがありました。初期配属後のメンターとの1on1(※2)でも、「セールスだけでなく、より横断的にキャリアを積んでいきたい」ということを話していました。

日々キャリアアドバイザーとして経験を積んでいくなかで、学生さんと一緒にキャリアを探していくことはとても面白い一方で、もっと顧客全体を捉える視点や、市場を動かすことができれば、より大きなインパクトを生み出せるだろうと感じ始めました。目の前の学生さん一人ひとりの支援だけでなく、市場全体やユーザー行動を分析し、仕組みを改善することで、より多くの人に価値を提供したいという思いが芽生えたんです。


定例でおこなっていたメンターとの1on1でも同様のお話をしたところ、「それならマーケティング職に異動してスキルを高めるのはどうかな?」とご提案いただきました。その後実際にマーケティング職に必要なスキルを得られる業務を個人課題として出していただき、その課題をクリアしていくうちに、徐々にマーケティング職への興味が具体化することとなりました。


こうした「個」への支援を超え、「全体最適」を通じてより大きな価値創造に貢献したいという思いが、マーケティング職への関心を深めたのだと思います。

※2 新卒1年目の社員に部署の異なる先輩社員がメンターとしてつき、業務やキャリアについて相談できる制度。異なる部署や職種の視点を得る機会を提供し、多角的な視野とキャリア形成のヒントを促進。

マーケティング職への異動を決断するにあたり、不安だった点はありますか?

下地

大きく2つの不安がありました。1つは、セールスとしての経験をもう少し積んだ方が良いのではないかという点。もう1つは、全く経験のない業務に本当に自分が対応できるのかという点です。


これらの不安は、メンターの先輩を含め多くの方々と面談を重ね、異動後の具体的な業務内容や、その後のキャリアパスについて解像度を上げていくなかで払拭されていきました


「本当に今、このタイミングでキャリアチェンジをするのが正解なのか」「今後、自分は何のスキルを伸ばしていきたいのか」。考えていることを全て話し、多方面から意見をいただき熟考した上で意思決定ができたので、周囲の方々には本当に感謝しています。「一回やってみたらいいんじゃない」と、いい意味で楽観的に背中を押してくれる方も多く、そういった方々が周りにいてくれたことは大きかったです。自分のことをよく理解し、良い方向へ導いてくれる方々がそう言ってくれるなら、頑張ってみたいと思えました。異動のきっかけをくれたメンターの先輩が、東京から大阪支店まで話をしに来てくれたことも、決断を後押ししてくれた大きな要因です。


とはいえ異動直後は、やはり業務に慣れるのが非常に大変でした。3ヶ月ほどは、できることがほぼない状態で、自分はこの組織に何かしら貢献できているのかと葛藤する日々でしたね。メンターの先輩にお話を聞いていただきつつ、この期間は、とにかく情報収集とインプットの時間をしっかり確保し、目の前の業務をやりきることに徹しました。

下地さんのように職種を超えたキャリアチェンジを実現できるのは、レバレジーズならではの強みだと感じます。実際に異動を経験した下地さんから見てどうでしょうか。

下地

そうですね。レバレジーズは、「自分次第」でどんなキャリアでも築ける環境だと感じています。周囲の同期を見ても、セールスからエンジニア、バックオフィス、人事など、多岐にわたるキャリアチェンジを実現し、それぞれの持ち場で活躍している人がいます。彼らもまた、セールス経験で培った顧客理解や課題解決能力、推進力といった普遍的なスキルを土台に、新たな職種で価値を発揮しているのだと感じます。セールス経験を通して自身の適性を見極め、その先でも活躍できる。会社全体として、社員のキャリアを非常に大切にしてくれる、そういった雰囲気が醸成できている柔軟な会社だと感じました。


私のメンターだった先輩も、もともとセールス職として入社し、圧倒的な成果を残した後に別の職種へ異動。その後、責任者の経験を経て、事業部長にまで昇進されています。このように、会社全体で社員のキャリアをバックアップし、実際に多様なキャリアパスを歩んで活躍している先輩が身近にいることは、大きなモチベーションに繋がっています。

セールス経験が活きる、レバレジーズでの成長曲線

現在、マーケティング部で担当されている業務内容を教えてください。

下地

現在は主に営業企画業務と事業企画業務を担当しています。営業企画としては、営業プロセス改善のための原因分析から施策の推進まで行っています。事業企画としては、決定数や決定単価の予算作成・管理、経営管理モニタリング作成などですね。

これまでのセールス経験は現在のマーケティング職で活かされていますか?

下地

この業務において、セールス経験があったからこそ発揮できている強みは非常に多いです。


まず、営業の働き方や業務内容に対する解像度が非常に高いことが挙げられます。問題の原因分析をする際の仮説を立てやすかったり、施策を現場に落とし込む際にセールスの方々の業務や感情を考慮した上で進められたりするのは、セールス経験があったからこそだと強く感じています。マーケティング側の視点だけでは、ロジックは通っていても、実際に現場で実行するには難しい施策になってしまうことが往々にしてあります。一方で、マーケティング施策は、最終的にセールス現場で実行されることで成果に繋がりますそのため、現場がその施策をどう受け止め、どう実行するかを具体的にイメージできるかどうかは、施策の成否を大きく左右しますセールスで培った「顧客と同じ目線に立つ」能力は、ここで「セールス現場と同じ目線に立つ」能力へと昇華され机上の空論ではない、血の通った施策立案に繋がっています。


また、現在の業務では、事業部のセールスマネージャーやリーダー、企画職の方々とコミュニケーションを取る機会が多いです。一方的に施策を下ろすのではなく、現場の感情や実情を深く理解し、現場が納得して行動ができるよう、落としどころを見つけていく。これは、セールス経験で培われた「対人理解力」や「傾聴力」がなければ成し遂げられない強みだと感じています。

最後に

今後の目標を教えてください。

下地

今後は、解決できる問題の難易度をさらに上げていきたいです。そして、その成果によって与えられる影響の範囲を、チームだけでなく、事業全体、ひいては会社全体へと拡げていきたいと考えています。


また、これまでのキャリアを通じて、メンターや上長がメンバーに誠実に向き合い、成長の支援のためにできることは全部してくださっていた点や、リーダー自身が学び続け、成長し続けている点などをとても尊敬しています。そうした方々への恩返しとして、今度は自分も誰かにとってそういう存在になれたらと思っています。私のモチベーションの源泉が「人のため」という部分が大きいので、教えてもらったことはしっかりと次世代に受け継いでいきたいですし、それによって事業として成果が出たり、働く人が幸せになったりすると嬉しいですね。

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