レバレジーズの未来をつくる。業務創造・改革コンテストを開催!

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2022年春、レバレジーズで初の試みとなる「新規事業コンテスト」がおこなわれました。このコンテストは、机上の空論ではなく、参加者全員が本気で事業化を目指して取り組むガチ企画。そんな事業会社としてのこだわりがつまった社内コンテストをレポートします。(ライター:飯野)

Contents

新規事業コンテスト「LEGO」とは?

概要

この企画は、社員を対象とした事業創造・事業改革コンテストです。1組5人の9チーム対抗戦でおこなわれ、岩槻代表へのプレゼンで最優秀チームと採択案が決定します。

 

チームのリーダーを務めるのは、レバレジーズの顔ともいえる各事業の部長陣7人と一般公募から選ばれた社員2人のあわせて9人。リーダー自ら指名したメンバー4人とともに、約1ヶ月でレバレジーズの新規事業や業務改善案をつくっていきます

 

初年度ということもあり、社内向けポスターや専用ロゴを作成するなど、社内周知にも力を入れました。

作成したロゴ

コンテストの流れ

コンテストの流れはこちらです。

 

まず最初におこなわれたのは、事業部長7人と競う一般公募のリーダー選抜です。わずか2人分の選抜枠に手を挙げたのは、年齢・役職・職種などバラバラの14人。新卒1年目からマネージャークラスまで幅広い層の社員が立候補しました。

 

当初は、事業責任者7人のみをリーダーに立て、メンバーだけを募集するという話もありましたが、「会社や事業の変革に誰でも挑戦できる」というメッセージを施策を通して伝えたいという想いから、公募でもリーダーを募ることになりました。立候補者は、実際に新規事業案や業務改善案の企画書を作成し、その内容で審査されます。審査基準はコンテストと同じく、市場の成長性や自社で実施する意義などです。

 

続いておこなわれたのは、事業部長7人+公募リーダー2人がチームメンバーを選抜する「ドラフト会議」です。9人のリーダーが一堂に会し、1ヶ月間ともに事業をつくっていくメンバーを1人ずつ指名していきます。

 

\メンバー選抜「ドラフト会議」の様子はこちら/

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また、コンテストに参加したい社員は「選手名鑑」に名前を登録して意思表示できるのも特徴です。「選手名鑑」には、自分の業務内容や発揮できるスキルを記載することができ、リーダー陣と関わったことがない社員でも選抜されるチャンスが生まれます。

 

今回選手名鑑に登録したのは67人。選手名鑑に名前が載っていない社員からもメンバーを選ぶことができますが、多くのリーダーは選手名鑑に名前を載せた社員から選んでいきました。「手を挙げれば機会をもらえる」というレバレジーズらしさがここでも垣間見えました。

 

約1ヶ月で事業をつくる

メンバーが決定した後は、さっそくチームにわかれ提案内容を考えていきます。普段の業務では関わることのない社員同士がチームを組み、約1ヶ月の準備期間を過ごします。

 

進め方はチームによってまちまちです。たとえば、リーダーが持ち寄った企画をブラッシュアップしていったチームや社員にユーザーインタビューをおこなったチーム。なかには、1人100案のアイデアを出し合い提案内容を決めたチームも。

 

代表プレゼンを控えた合宿

ラストスパートをかけるのは、2泊3日の合宿。この期間は、普段の業務には一切手をつけず、事業を形にすることだけを考えます。

そんな3日間で施策立案に最も影響を与えるのは、岩槻代表への壁打ちタイム。各チームは合宿期間中に1回ずつ、岩槻代表へ事業案を壁打ちすることができます。手応えを感じたチームもいれば、振り出しに戻ってしまうチームも…。代表からのフィードバックをもとに追加調査をおこなっていきます。

<フィードバック後のインタビュー>

■長谷チーム

フィードバックまでの時間では「どんな課題に対して何をサービスとして届けるのか」を中心に議論を重ねてきました。この後は、さらに解像度を上げて「どんなサービスだったらユーザーが喜んでくれるのか」というような手触り感も含めて明確にしていきたいと思っています。

 

■矢野チーム

ターゲットにしている業界や課題への着眼点は意外と悪くなかったんだなと少し安心しました。この壁打ちでさらに調べあげなければならない部分がわかったので、今後はそこを中心に分担して進めていきたいと思います。

 

2日目の折り返し地点を過ぎると、進捗状況はチームごとにバラつきが出てきました。これまで順調に進んできたものの競合との差別化に苦戦するチーム、前提のすり合わせに時間を使いスピードアップを図りたいチームなど…。グループワークは夜まで続き、事業会社としてのプライドと熱量で事業案をつくりあげていきます。

 

■新規事業コンテスト合宿の様子はこちら
~前編~

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〜後編〜

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レバレジーズの未来を「自分」でつくる

全社をあげたコンテスト。実施の背景は?

このコンテストは、「社員発の新規事業や業務改善案を生み出せるレバレジーズのカルチャーをもっと促進したい」、そしてその過程で「経営レベルの視点を社員に浸透させたい」「他部署の社員との交流をより活発化させたい」という想いから企画されました。

 

会社の未来を自分ごと化して考え、経営視点から新しい施策を生み出したり、改善したりしていく機会を提供することで、未来の会社を牽引するリーダーの育成に繋がると考えています。

 

最も大切にしたのは「カルチャー」にすること

このコンテストが目指したのは、単なるイベントではなくカルチャーの醸成です。ドラフト会議や合宿の開催など、さまざまな仕掛けのあるユニークなイベントにすることで参加者に楽しんでもらうことはもちろんですが、このコンテストで提案されたものをレバレジーズの事業としてしっかりと形にしていくことを最も大事にしています。

 

ビジネスコンテストで提案されたものだから取り組もう」と、イベントそのものがレバレジーズのカルチャーになること、そして「自分が動けば、自分と会社の未来を変えられる」と思ってもらえるカルチャーをつくっていくことを目指しています。

「事業化」へ向けて継続調査

コンテストの結果

施策案の明暗を分ける合宿最終日。審査員は、代表の岩槻さんです。また、新規事業検討室の佐々木さんもオブザーバーとして参加しました。各チームに与えられたプレゼン時間は20分。考え抜いた事業案を発表していきます。

発表後の質疑応答では、岩槻さんと佐々木さんから鋭い質問に対し、調査してきた情報をもとにとつとつと返答します。

審査の結果、「採用力向上」と「離職率改善」の2つの業務改善案が採択され、すぐに実行していくことが決定。さらに12の新規事業案が「採択可能性あり」という結果となり、追加調査を実施することが決まりました。非常に高い評価で終えたコンテストですが、これは決して審査が甘かったわけではなく、すべてのチームが本気で事業化を目指した結果です。

 

この後、各提案内容を実際に事業化するかを判断するために、継続調査をおこなっていきます。追加調査については、佐々木さんが率いる新規事業検討室のメンバーが主導し、ビジネスコンテストの参加者も任意で継続調査に参加します。

参加者の声

■リーダー枠 本澤さん(キャリアチケット事業部)

入社前に「レバレジーズってこんな会社なんだろうな」と思っていたイメージが1番実現した3日間でした。年次や職種関わらず、本気で世の中を良くしようという想いをもつ人たちと一緒に新規事業を創るということに、レバレジーズらしさを感じましたね。

■堤さん(マーケティング部)

最優秀プランに選ばれ、ストレートに嬉しかったです。一方で、代表が「即実行に移す」と判断できる材料を集めきれなかった悔しさは残りました。追加調査を経て、必ず事業化したいです。あとは、熱量ある優秀な社員たちとチームの垣根を越えた絆が生まれたのが最高でした。

■國島さん(メディカルキャリア事業部)

世の中のビジネスってこうやってできているんだな、とひたすら学びになりました。また普段接する機会のない人と一緒に仕事ができたことで、視座の高さや考え方が勉強になりました。新卒2年目でなかなかできない経験をさせてもらえて、この会社に入ってよかったなとお世辞なしで思っています!

岩槻さんのコメント

 

以前からやりたいと思っていた事業を深く調査して提案してくれたチーム、また自分の知らない領域の事業を提案してくれたチームなど非常に幅広く、自分としても勉強になりました。特に最優秀プランは、市場や競合などの観点から非常に可能性を感じました。聞いていてとてもワクワクするプランでしたね。

 

こういった「緊急ではないけど重要」なタスクは、目先の仕事に追われてなかなかできないものでもあるので、このコンテストは良い機会になったなと思っています。そして今後、ここで決めたことを履行していくことが最も大切です。「参加してよかった」と社員に思ってもらえるよう、事業として形にしていきたいですね。

まとめ

 

レバレジーズで初の試みとなった第一回「新規事業コンテスト」は幕を閉じましたが、事業化に向けて今も継続調査をおこなっています。日々の仕事を忘れ、事業づくりに没頭する時間。普段接することのない人と一緒に、何かに取り組む時間。そういった貴重な時間は、参加者の成長や気づきとなり、関係者全員の幸せに繋がっていきます。自分や会社の未来を信じ、挑戦し続けるカルチャーは、最も「レバレジーズらしい」といえるかもしれません。

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