内定者に聞く、レバレジーズに就職を決めたワケ

マーケティング事業創造社会課題の解決内定者人の役に立ちたい新卒

ひと

レバレジーズでは次の4月に2020年度新卒の春入社を控え、2021年度の新卒採用が本格化しています。そこで今回は、マーケティング職として新卒採用された2名にインタビュー。入社の意思決定をして間もない彼らは、なぜレバレジーズを選んだのか?レバレジーズを選んだ決め手をはじめ、大学で力を入れたこと、就職活動の軸や、実際の社員の印象について話を聞きました。(聞き手:藤田)

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Profile
  • 佐藤(Sato)

    2020年度マーケティング職で、2019年秋にレバレジーズ入社。慶應義塾大学大学院、理工学研究科卒。在学中にフランスに留学し、École Centraleにて修士課程資格を取得。当初は戦略コンサル企業への就職を希望していたが、最終的にレバレジーズに入社を決める。現在は海外事業部にて、海外3支社と新規事業のマーケティングを担当。趣味はキャンプと、自作パソコンの組み立て。

  • 立山(Tateyama)

    2020年度マーケティング職で、レバレジーズに内定。東京大学、法学部在学中。大学3年時にレバレジーズのサマーインターンに参加したことがきっかけで、目標だった「官僚」から「事業会社」へ視野を広げる。2019年6月よりマーケティング担当として内定者インターンとして勤務中。温泉巡りが趣味で、おすすめは四万温泉。

 

【マーケティング職】2020年度新卒インタビュー

大学時代の気持ちの変化と、レバレジーズを選んだ理由

大学で力を入れたことについて、お二人それぞれ教えてください。

立山

「誰かの役に立ちたい」という奉仕の気持ちが根底にあって、大学入学時は官僚になることを目標に、1〜2年生では政治のゼミや参議院議員会館でのアルバイトに力を入れました。しかしあるとき「自分がなりたいのは官僚ではないかもしれない」と気付きがあったんです。そのきっかけは3年生で参加したビジコンでした。

ある県の鉄道会社が大赤字になっているため、それを改善する目的のビジコンがあったんです。その鉄道会社は補助金が投入されているにもかかわらず、赤字経営のために路線の本数を削減する予定で、電車で通学する高校生、買い物に行くお年寄りが困ってしまうという課題がありました。課題解決に取り組むうちに、私は法的制度を整える側じゃなくて、直接プレーヤーになって課題を解決したいんだなと気付いたんです。その頃から官僚だけを目指すことを辞めました。

それから民間企業に興味を持つようになったので、3年生から新しいゼミに入り直しました。そこで学んだことは「企業ブランド」とは、突き詰めると「企業の信念」だということでした。つまり企業にどんな信念・情熱があって、「その商品・サービスを作っているか?」「どうやってそれが形成されたか?」「どうやって顧客に伝えているのか?」この3つが重要だということ。それを考えるのが楽しかったです。

佐藤

学生時代に力を入れたことはフランスでのインターンです。僕は「ダブルディグリー・プログラム」という、留学先でも修士課程の資格取得ができる制度を利用して、大学3〜4年生をフランスで過ごしました。留学先は、将来官僚になる人材や企業の幹部候補になる人材の養成学校でした。当然授業の難易度も高く、その授業をフランス語で受け、さらに修士課程の資格取得の条件として、留学の最後半年間はフルタイムで企業インターンをする必要がありました。

僕はとある大手自動車メーカーの工場でインターンをして、生産設備のメンテナンスを担当していました。メンバーは全員フランス人、年齢も20代〜50代までバラバラという生産チームと一緒に、効率よくメンテナンスを行うための人員配置、作業工程・器具配置・動線の管理などを考え改善し続けるというミッションです。

はじめは行った提案がことごとく聞き入れてもらえず、年齢、出身、言語などバックグラウンドの全く異なる自分はチームに拒絶されているのではないかと思うことすらありました。そこで気をつけるようになったことは、①メンバーと仲良くなること②提案内容を実行した場合の相手のメリットを最初に伝えることです。①についてはメンバーとバーベキューをしたり、車のレースで有名な街だったのでレースコースを一緒にドライブしたりしてましたね。結果として徐々に自分の提案が通るようになり、メンテナンスの作業効率を改善し続けるというミッションを達成することができました。今でもこういったソフトスキルの重要性に気づかされることは多く、僕がこの経験から得たものは大きかったと感じています。

就職活動の軸をお二人それぞれ教えてください。

立山

就職活動の軸は「成長環境」でした。自分がやりたいと言ったらやらせてもらえて、周りに助けを求めた場合に学びを与えてくれる環境で働きたいと思っていました。そこで最初は、日系大手企業と比べた時に「成長環境」という軸に当てはまった大手外資系銀行を中心に見ていました。そんな中、ベンチャー企業のサマーインターンが始まり、参加したのがレバレジーズのサマーインターンでした。新規事業立案のワークをする中で「誰かの役に立つ事業かどうか」が重要視されていたのが印象的でした。メンターから言われた「市場の数字だけではなく、その課題に親身に寄り添っているか。ユーザーの痛みを分かっていないと、良いサービスは作れない」という言葉が刺さったんです。「事業の創り方」を1番リアルに教えてくれて、学生に「インターンに参加した意味を持って帰ってもらおう」という目的があったレバレジーズに魅力を感じました。

佐藤

就職活動を始めた頃から「近い将来、自身で事業を作って運営できる人間になりたい」と思っていました。そのために「最速で職能を身につけられる機会を、自分で獲りにいける環境」を軸に企業を選ぼうと決めました。そこで、そもそも事業を回すにあたって必要な「職能」とは何かを考えたとき、『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』という本で紹介されている内容がヒントを与えてくれました。同著に書かれていた記述を引用すると、つまるところこのようになります。

【経営者に必要な職能】
① 戦略構築能力
② マーケティング力
③ 組織構築能力

 

森岡毅『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』

選考開始が早かったこともあって、戦略コンサル企業ばかり受けていたときは「戦略構築能力」だけが重要で、「マーケティング力」と「組織構築能力」はあまり必要がないと思っていました。つまり「失敗しない経営」という意味では、戦略さえ立てられれば良いと思っていたんですよね。そんなとき、戦略コンサル企業のサマーインターンに参加して違和感を感じたんです。その企業に就職すれば「戦略構築能力」は付くけれど「事業を回すのに必要な力は、それだけじゃない」と。

そこから事業をやることの面白さに気付くきっかけになったのが、レバレジーズのサマーインターンでした。実践的にマーケティングや組織構築まで考える必要があり「本気で事業を作るって、こういうことなんだ」と教えてもらったんです。そして、プレゼンを完遂したら役割が終わってしまう戦略コンサルタントよりも、事業を作る面白みをずっと感じられる事業会社、中でもベンチャー企業を見るようになっていきました。

レバレジーズを選んだ決め手を、お二人それぞれ教えてください。

立山

最終的にレバレジーズを選んだのは「展開する事業が、人の課題に寄り添えている」と納得できたから。他企業のいろいろなサービスも、人の課題に寄り添っているんだろうとは思うんです。でも例えば「toBの効率化支援ツール」だと学生は実感がわかなかったり、被災者支援や損害補償のサービスはみんながいつも必要とする訳じゃなかったりと、課題が普遍的なものじゃないので共感するのに高い壁があったんです。

それに対してレバレジーズは、たとえばフリーターの求職者が正職員になれるよう支援するサービスがあるんですが、それは「お金を稼ぐ」という、誰でも根底にある共通の課題を事業にしていると感じたんです。なので「やりたい業界だから」「外資系企業・ベンチャー企業だから」という決め方じゃなくて「人の役に立っている実感があるか」を基準にして、私は誰かの生活を支えようとしているレバレジーズに入社を決めました。

佐藤

就職活動の軸でもありますが、レバレジーズは若手でも事業を作り、さらに回せる環境だと感じたからです。ベンチャー企業の中でも、最初はスタートアップの企業も選択肢にありました。これは僕の考えですが、スタートアップ企業でやりたいことを任せてもらおうと思っても、その前に目の前の業務を対応しないといけない。だからと言って成長フェーズの企業の場合も「事業を回せるポジション」はキャリア採用された中途社員で埋まっていて、実際にそういう機会を獲って来れる会社は多くはないと感じたんです。そんな中、レバレジーズでは新卒が活躍した実績がいくつもあって、ここで働きたいと思うようになり、決断に至りました。

レバレジーズに入社を決め、いま思うこと

立山さんは、現在内定者インターンをしているそうですね。インターンを始めようと決めたきっかけや今の思いを教えてください。

立山

2019年6月から内定者インターンを始め、入社までこのままインターンをする予定です。インターンをやろうと思ったきっかけは、サマーインターンで出会ったメンターに「暇だったら、うちでインターンしてみたら?」と言われたことでした(笑)。私自身も「早く成長したいし、やってみよう」という流れで始めましたね。インターンをしてから思ったのは、想定以上に社内に誠実な人が多いこと。社員に「これで困ってるんです」と言うと、すぐにアドバイスをくれたり、「これをやりたいんです」と言ったら実現できるように進めてくれたり。誠実な人たちに囲まれて仕事をするからこそ、私も裏切りたくない、結果を残さなきゃと思っています。

佐藤さんは、留学の関係で20卒として秋入社をしたそうですね。入社後に担当している業務と、やりがいを教えてください。

佐藤

秋入社をした今は、海外事業部にて「海外3支社・国内クロスボーダー事業」のマーケティングの責任者を任されています。戦略策定、予算管理、データベース統合、流入管理や営業KPI管理をしています。

就活生の時から「レバレジーズには素直な人が多い」と強く思っていて、今も本当にその通りで、入社してからのギャップも特になかったです。入社後に再認識したのは「最速で解決方法を教えてもらえる環境ではない」ということ。成長環境ではあるけど、成長を待っていても与えてはくれない。自分で考えて動くことが求められているんだなと感じました。海外事業部専任のマーケティング担当は僕が1人目なので、やればやるだけ事業部全体が活気付くような実感があって、同時に自分のスキルも上がっていくので、やりがいしかないですね。

大学時代や就職活動を振り返って、後悔なく就職先を選べましたか。決断に対する周りの反応はどうでしたか。

佐藤

レバレジーズを選んで全く後悔はないです。就職活動には答えがないので、自分の選んだ答えを正解にするしかないと思っています。

僕の場合、大学院で金融工学を専攻していたため、周りは金融系の専門職に就く人や、アナリストになる人が多かったです。その環境の中で、ベンチャー企業を選んだ僕は周囲からするとレアケースでした。でも、自分の軸だった「最速で職能を身につけられる機会を、自分で獲って来れる環境」は叶えられるし、この選択を正解に変えるのもこれからの僕次第です。よく周囲を納得させられたのか聞かれることがありますが、周りの意見で考えを変えようとは1ミリも思わなかったですね。「自分のキャリアだし」と思っていたし、全然気にしなかったです。

立山

後悔は全くないです。私は法学部だったので、周りは弁護士や官僚になる人が多かったです。そんな中ベンチャー企業を選んだ私は珍しかったと思います。やはり私の周りには有名大手企業に行くことが当然だと考えている方もいましたが、私の人生だし、ちゃんと決断できました。

これから就職活動をする人や、就職活動で悩んでいる人にアドバイスをお願いします。

立山

「人が良い」職場を探していて、かつ成長したい人はレバレジーズを受けてみたらどうですか、とアドバイスしますね。

佐藤

「何人も社員に会ってみてください」と言うと思います。レバレジーズを受けるなら自分が将来どうありたいかを考えたうえで、どんどん面談を設定してもらって、社員に会って質問をする。しっかり答えてくれる社員ばかりなので、自分のキャリアが実現できるかの良い判断材料になると思います。前述したように、就職活動には答えがないので「自分の選んだ答えを正解にするしかない」と伝えたいです。

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