ヒカリエオフィスに働くママ社員が集合!復職前セミナーリポート

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育休中社員向けの復職前セミナーが2019年7月に開催され、渋谷ヒカリエオフィスに産後約半年前後のママ社員6名が集まりました。当日はキッズスペースの用意もあり、可愛いお子さまたちも一緒に和やかな雰囲気でスタートしました。(リポート:名井)

Contents

アイスブレイク

セミナーの開催趣旨と目的の共有

 10時30分、渋谷ヒカリエオフィスに育休中社員が集合です。

 

開催に先立ち、司会の坂部からセミナーの目的とゴールについて説明がありました。坂部もこの4月に産休・育休を終え会社復帰をしており、働くママの1人として自身の経験を交えながら話をします。

 

復職セミナーは復職を予定している正社員を対象にしたセミナーです。復職前にそれぞれが感じている不安を払拭し、さらに復帰における自身の課題を明確にしてもらうことをゴールに開催されています。

まずはチームで自己紹介

 

自己紹介は、テーブル毎に行われ、産休前の所属部署やそこでの仕事内容、子どもの名前の由来など、様々なトピックで盛り上がっていました。「一年半ぶりに会社のイベントに参加した」という人も数名程いて、復職に対して不安を抱えているような発言も見受けられます。

仕事と育児の両立について

 

このセッションでは、フルタイムと時短勤務におけるメリット・デメリットに関して坂部から説明がありました。時短勤務、フルタイムそれぞれの良いところや、仕事と家事・育児を両立させる上での壁や課題を客観的に見ていきます。

  

 一通り話を聞いた後は、ワークです。ここでは、自分たちが実際に復職する場合のシミュレーションを行っていくのですが、具体的には以下の2つについて考えていきます。

 

①仕事に復帰する場合の、自分のタイムスケジュールを把握する

 

②タスクを見える化する

 

①は実際に自分が復職した時を想定し、フルタイムと時短勤務どちらかを選択した上で自分自身のタイムスケジュールを書いていきます。②は、家事・育児の見える化です。今自分自身が行っている家事には赤丸、夫やご家族の方が行っているものについては青色で丸をつけていきます。

 

 

自身のシートが完成したら、今度はその内容をチーム内で共有していきます。

 

「あ、主人が家事をあまりやっていないな」
「これからもワンオペが続くと復職は難しそうだな」
「フルタイム勤務だと夕食を作る時間が無さそう」

 

など様々な感想が各テーブルから聞こえてきて、少しずつそれぞれの課題が見えてきたようでした。中には「全然想像できないんですけど…笑」と前置きをしながら話す社員もいて、今の生活から復職する姿をイメージしながら楽しそうに話をしている姿は印象的でした。

 

最後は、「社内に周りの支えがあることを理解した上で、自ら周囲に協力を仰ぐことの重要性」について説明があり、このセッションは終了しました。

パネルディスカッション

先輩子育て社員から聞く、働くリアル

 

ここからは、レバレジーズで実際に子育てをしながら働く社員2人によるパネルディスカッションです。質問に2人がどんどんと答えていきます。

馬場(写真右): 法務部所属。業務内容はリーガルチェックや法務部の業務全般。

お子さんが8ヶ月のタイミングで、昨年の12月に復帰。2019年12月に復帰した時は時短勤務で、現在はフルタイム勤務。

 

沼里(写真左): レバテック事業のバックヤード部門を担当。

6歳と1歳半のお子さん2人。2回の産休に入り、1人目は2年、2人目は3ヶ月の育休を経て復帰。現在は8:30-17:30の時差勤務。

仕事に復帰するにあたって不安に感じたことはありますか?

馬場

約8ヶ月産休を取得していたので仕事をする頭が戻ってくるか心配でした。あと子どもと自分自身の体調管理にも不安がありましたね。同じ部署に産休明けの時短勤務社員がいたので、業務の割り振りなども不安でした。

沼里

私の場合は1回目の時は復職まで2年のブランクがあったので、スピード感のある会社なので復帰後どうなるか想像ができず不安でした。知らない人ばかりになっていたり、システムについていけるのかなど。2回目は自分の体が仕事モードに戻っているかとか、子どもがきちんと保育園に慣れてくれるかなどが心配でした。

復帰にあたって準備しておいてよかったこと、しておいた方がよかったことは何ですか?

馬場

準備したことは、家の中をスッキリさせて掃除をしやすくしました。使いやすい掃除機を購入したりお金で解決できそうなものは準備しました。旦那さんとタイムスケジュールを調整して分担したりはしました。

逆にしておいた方が良かったと後悔したことは、家事の見える化です。復帰後にワンオペになってしまったので、文字に起こして誰が何をやるか、産休中の日中どんな家事があるかなどを可視化しておけばよかったと思いました。

沼里

私も馬場さんと同じで、お金で解決できる家電は全部揃えました。1人目の時は揃えていなかったのですが、2人目の時にロボット掃除機や食洗機など、家事の手を抜ける家電は用意しました。

やっておけば良かったと後悔したことは、平日に遅くまで開いている病院をおさえておくことですね。たとえば掛かり付けの病院が17時に終わってしまう場合、定時で帰った後に行けないので、休診日なども把握しながら探すことになりました。それから、復帰前に家族で旅行に行って思い出作りなどもしました。

仕事に復帰して良かった点を教えてください!

馬場

自分の時間があることですね。昼食をゆっくり食べられることや、お手洗いなども1人でいけるようになったり、自分の時間が作れるようになりました。あとは切り替えができること。育休中は24時間ずっと子どもといるので遊ぶときも手を抜きがちになってしまっていました。働きに出て子どもとの時間が短くなるのを意識することで、その時間を大切にするようになりました。この時間しかないからじっくり本を読んであげようとか、時間がかかっても寝かしつけをしようとか思うようになりましたね。

沼里

メリハリができたことです。家にいるとダラダラしてしまうこともありますが、仕事をすることで生活のリズムにメリハリができ、仕事の悩み・育児の悩みがあったとしても、仕事に夢中になって育児の悩みを忘れられたり、逆に育児になると仕事のことも忘れられたりと、それぞれの時間を過ごすことで気持ちの切り替えができて精神衛生上とてもよかったと思っています。

復帰直後に仕事のペースはすぐに掴めましたか?

馬場

いまだに掴めていないかもしれないですが…。笑

法務部は同じ業務を複数名で担当するところもあるので、そこは周りにも頼りながら、協力してもらってペースを掴んでいます。生活リズムは、子どもが朝起きて夜寝るタイプだったので、うまくペースを戻すことができましたね。

沼里

復帰直後から数日は苦戦しましたが、数ヶ月くらいで産前のペースが戻った印象です。

子どもの具合が悪くて仕事を休まなくてはいけない、休みが続く時はどう対処しましたか?

馬場

復職前に主人と相談し、病児シッターさんをお願いしています。どうしても他人に預けるのが不安な時は有給をとるなどして調整しています。あとは半休をとって、半日はリモートするとか。

沼里

夫の勤務時間の融通が利くので、夫と協力して分担しています。レバレジーズでも事前申請を行っていれば在宅勤務が可能なので、数日間はリモートするなど、夫と休暇を調整して対応しています。

急な休みが発生することを想定して、業務上で心がけていることはありますか?またその頻度はどのくらい発生しますか?

馬場

月によって変わりますが、今年に入ってからは1月の半ばに1週間、2、3月も月1回休みました。風邪で月1、2回休んだりすると、有給がなくなっています。有休消化が多くなることも想定して、個人で溜め込む業務はゼロになるようにしています。また個別で相談される案件も、1人で抱えるものがないように調整しています。

沼里

私の場合、比較的子どもの熱や風邪などで休むことはありませんでした。ただ突然仕事前日の夜中に体調が悪くなることもあるので、そういったことを想定して心がけてることは、1人で抱えるものを作らない、早めに対応する、またどうしても出たいミーティングがある場合は夫にお願いするようにしています。あとは一緒に働いてる周りの人への感謝の気持ちも忘れないようにしています。

仕事と育児を両立するうえで心がけていることを教えてください。

馬場

家にいるときは仕事を持ち込まず、気持ちを切り替えるようにしています。仕事が気になる時もありますが、家ではメールを見ないとか。それから主人が忙しいときは自分で全て家事を回さないといけないので、それに対してイライラすることもありましたが、最近では夫婦で協力し合えるよう主人と話しながら進めています。

沼里

”手を抜くこと”を心がけているというか、”こうあるべき”みたいなことを思わないようにしています。平日のこの日はご飯作らないと決めたり、家事は出来るだけ家電を使ったり、手を抜くところは手を抜いて根を詰め過ぎないようバランスをとっています。

パネルディスカッションは以上になります。

レバレジーズの育児支援制度の紹介

 

パネルディスカッションの後は、レバレジーズにある数ある制度の中から「働く子育て社員向けの制度」について改めて以下に関する説明がありました。

 

時短・時差勤務制度:小学校3年以下を持つ従業員が使える制度。

育コミュニケーション手当:復帰前に復帰先のメンバーや上長とのランチ等で使える費用を会社が負担する制度。

在宅勤務:社員に対して柔軟な労働環境を提供するための制度(条件あり)。

保育料補助制度:早期復職を目的として認可外保育に預ける場合、認可保育に預けた時の差額を支給(条件あり)する制度。

企業提携保育園制度:レバレジーズと提携している認可外保育園にお得に利用できる制度(対象地域:板橋向原・南町、港区西麻布、墨田区本所、豊島区高田、千葉勝田台)。

懇親会

 

 セミナー後は、みんなで記念撮影です。この後は、参加者でランチを食べながら交流し、復職セミナーは終了となりました。

参加者の声

 

 最後に、参加者のアンケートから一部抜粋します。

 

・1年育休をいただいているので、復職するにあたって少し不安があったのですが、復帰されている方のお話を伺えてよかったです。

・復職した社員の話を聞くことができて、復職のイメージがわいた。時短か時差勤務をして、家事・育児と仕事を両立させる可能性が広がった。

・子連れで参加しやすい環境でした。キッズスペースにおもちゃを用意いただいて、大変助かりました。

 

リポートは以上になります。

 

いかがでしたでしょうか。レバレジーズ には、復職セミナー以外にも、子育てをする社員向けの支援制度やイベントなどがたくさんあります。meLev(ミレバ)でも今後積極的に紹介していきます。

 

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