常に期待を超え続ける。「当たり前の徹底」が圧倒的な成果につながる理由とは
ひと
今回は、圧倒的な顧客思考と達成思考を武器に申し分ない成果を残し、ベストセールスを受賞した大久保さんのインタビューです。2021年にさらなる活躍の場を求めて、メガバンクからレバレジーズへ転職されました。異業界ということもあり、戸惑うことが多く結果が出ずに苦しんだこともあったようですが、腐らずに努力を重ねた結果ベストセールスを受賞されました。受賞までの道のりについて詳しくお話を聞きました。(ライター:青江)
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大久保(Okubo)
レバテック株式会社 ITリクルーティング事業部 リクルーティングアドバイザーグループ リーダー2021年中途入社。大学卒業後、新卒でメガバンクに就職し、関西地方にて個人営業に従事。その後、より幅広い顧客に価値貢献をしたいとの想いから、レバレジーズに転職。入社後は、企業担当として企業側の採用支援をおこなう。その後、企業担当とキャリアアドバイザーの両面からサポートをおこない、圧倒的な成果を残し続ける。2023年9月の全社総会にて、ベストセールスを受賞。
成果を出すことが、最大の価値貢献
まずは、ベストセールスの受賞おめでとうございます!率直な感想を教えてください。
素直に嬉しかったです。
それと同時に、自分のしてきた努力が成果に結びつき、それを認めてもらうことができたので安心しました。
そもそも転職をしたのが、営業の枠に留まらずマネジメントや営業企画など幅広い経験をしてスキルや知識を身に付けたいと思ったのがきっかけでした。その軸で転職活動をおこない、レバレジーズに出会いました。そのレバレジーズを通して関わったチームメンバーや同僚、上司、そしてなにより顧客のみなさまのおかげで受賞できたものだと思っています。
ベストセールスを入社当初から狙っていたのですか。
入社当初から明確に狙っていたわけではなく、いつか表彰されるような成果を達成したいと漠然と考えていた程度でした。
しかし、約1年前から大きく2つの理由から受賞を目指すようになり、受賞を意識するようになってから、より一層努力するようになりましたね。
1つ目の理由は、私が所属している組織からは過去に一度も受賞者を出したことがなく、その先駆者となって組織の活性化に貢献したいと考えたからです。
2つ目の理由は、企業側の採用支援に加えて求職者のキャリア支援をおこなうようになり、レバテックのサービスが求職者の人生を変える力を持っていることを目の当たりにし、より多くの人にその良さを知ってもらいたいという想いを持ったからです。当時、圧倒的な成果こそが組織への貢献と受賞への近道だと考えていました。
受賞を意識しながらも、目の前の仕事と真剣に向き合ってきたと思います。改めて、今回評価されたポイントを教えてください。
今回は、「顧客志向性」と「達成志向性」という2点が評価されたポイントだと考えています。
まず顧客志向性に関しては、これまで「期待以上の価値を届ける」ことを意識し、仕事に取り組んできました。特に、「企業と求職者のマッチング率」を重視し、求職者一人ひとりのニーズに合わせた提案や、企業の求める人材像を明確にするためのヒアリングなどを徹底的に実施しました。その結果、事業部内でトップクラスのマッチング率を維持し、企業と求職者に満足いただけるサービスを提供することができたと思っています。
次に達成志向性に関しては、自分が決めた目標に対して「目標達成にコミットする」ことにこだわっています。特に、設定した目標に対して常に150%の達成率を維持できるように、詳細なアクションプランを立て、計画的に実行しました。その結果、目標に対して約200%の達成率を維持し続けることができました。
すべては顧客のために
そうだったのですね。今回の評価ポイントの一つでもある、事業部トップクラスのマッチング率を実現できた理由はなんだったのでしょうか。
担当させていただいている方や企業それぞれと真剣に向き合い、深く理解ができたからだと思っています。
私が支援をさせていただいている企業は、サービス開発をおこなう事業会社やスタートアップばかりです。これらの企業では、技術面のハードスキルも大切なのですが、社風や価値観が求職者としっかりとマッチしているかなどの定性的な部分が、採用においてより重要になってきます。
例えば、あるスタートアップ企業では、新しいことにチャレンジする意欲や、チームワークを重視する社風がありました。そこで、私は求職者との面談において、単にスキルや経験だけでなく、その人の価値観やキャリアビジョンを深く掘り下げるようにしました。その結果、企業の求める人材像と求職者の価値観がしっかりとマッチした人材を紹介することができ、高いマッチング率を実現することができました。
求職者や企業の理解を深めるために、実際におこなったことを教えてください。
求職者と企業の双方が求めていることを細かく把握するために、当たり前のことを徹底するように心がけました。
企業側に対しては、担当者との面談を重ね、求める人材像を詳細に把握しました。また、必要に応じて現場の方とも面談し、現場のニーズ把握もおこないました。それぞれの企業は社風やビジネスに対する考え方が異なるため、事前に詳細に把握することで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
求職者側に対しても、企業側と同様に、これまでの経験や転職に至った経緯、そして先のキャリアについて詳細にヒアリングしました。機械的なマッチングではなく、人が介在するからこその価値を感じてもらいたいという想いから、徹底的にヒアリングを行い、求職者一人ひとりに最適な企業を紹介しました。
これらの取り組みは時間と体力が必要でしたが、転職という人生の節目の出来事に貢献したいという気持ちで取り組んだ結果、事業部トップクラスのマッチング率を実現することができました。
入社当初から順調に成果を残し続けていたのでしょうか?
お世辞にも順調だったとは言えませんでした。一定の成果は出せていたのですが、成果にフォーカスしすぎるあまり、それ以外の部分がおろそかになっていることも多々あってかなり苦労したんですよね(笑)
特に、「視座の向上」や「専門性と幅広い知識の獲得」は当時最も苦労した部分ですね。
「視座の向上」については、上長や事業部長と定期的に面談をする機会があるんですけど、そこで「大久保さんの成果に対するこだわりは素晴らしい。でも、もう少しチームや事業部という視点で視座を上げて行動できるようになるともっといいね」とアドバイスをいただいたことがありました。自分自身で薄々気づいてはいたのですが、なかなか改善することができずにいて…….。そんなときにちょうどアドバイスをいただいたので、ハッと我に返り、「このままだと、さらに上のステージにいくことはできないと」感じ、自らフィードバックをもらいに行ったり、自分がいる意味などを根本から考え直したりすることで、視座を高めるための努力をしました。その結果、以前と比べると、チームや事業部全体の利益を考えた行動を取れるようになってきました。
「専門性と幅広い知識の獲得」については、企業担当とキャリアアドバイザーの両面を担当するようになってからですが、これまでの業務に加えて、キャリアアドバイザーもすることになり「早く結果を出すぞ」と意気込んでいました。しかし、求められている基準に対してインプット量が足りておらず、専門性や知識が十分でなかったということもあり、早い段階で壁にぶつかってしまいました。より高い価値を提供しなければ、プロとして失格だと思い、そこから関連書籍を読み漁ったり、上長や同僚に質問するなど、これまで以上に勉強に時間を割きました。このおかげで今の私がいると言っても過言ではないですね。
なぜそれほどまでに高い目標を掲げ、行動をし続けることができるのでしょうか。
私自身が転職という大きなチャレンジを経験したことが、高い目標に向かって頑張り続けられている大きな理由の1つです。
というのも、転職前は関西に住んでいて、転職を機に上京しました。周りに友達も少ないし、土地勘もないという新しい状況に直面して、改めてこれは私にとって大きなチャレンジなんだなと感じました。
それと同時に、この大きなチャレンジが正しかったことを証明するには、圧倒的な成果を出す必要があるなと。だからこそ、どんなにつらくて大変な経験をしても、頑張り続けることができるのではないかなと思っています。
できることを増やしていきたい
2023年の7月からは、チームリーダーとしてマネジメントにも挑戦していると思います。実際に、マネジメントを経験してみて、新たな気づきやギャップなどはありましたか?
そうですね、良い意味でギャップはありましたね。
マネジメントのスタイルが良くも悪くも型化されていかなったんですよね。なので、チームの目標をどのように達成するかについては、基本的にはチームリーダーに一任されているんですが、達成のために必要な支援はかなり手厚くしてくれましたし、完全放置というわけではなかったので、良いギャップでしたね。
さらに、マネジメントをしながら営業企画のような仕事もさせてもらっています。これによって、仕事の幅がさらに広がったんです。毎日自分自身の成長を感じることができているのと同時に、未熟さを感じることもできているのは、良いことだと思っていますね。このおかげで成長意欲を失うことなく、日々努力を続けることができています。
最後に、今後の目標やキャリアについて教えてください。
まずは、自分のチームを継続して結果を出せるようなチームにしたいと考えています。そのなかで、多くの人と連携しながら、レバテックでしか提供できない価値を一人でも多くの人に提供できるような体制を整えて、レバテックをより大きなサービスにしていきたいと考えています。
また私のキャリアについては、営業という枠にとらわれずに幅広い領域の仕事に挑戦し、縦横にキャリアを広げていきたいと考えています。そのためには、まだまだ勉強や経験が足りない部分も多いので、仕事の範囲を狭めることなく、積極的に学び続ける姿勢を持ちたいと思っています。そして、柔軟かつ総合的な能力を身につけ、様々な問題や課題に対処できるような人になりたいですね。今後は今まで以上に挑戦と学びを大切にし、関わってくれる人とともに成長し続けていきます。