福利厚生を徹底解剖 ‐社内制度編‐

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レバレジーズでは、社員一人ひとりが自分の可能性を最大限に拡げられるよう、充実したサポート体制と働きやすい職場環境の整備に力を入れています。今回の記事では、レバレジーズグループの社内制度(※1)に焦点を当て、その多彩な取り組みをご紹介します。社員が安心して働き続けられる環境づくりの一端を、ぜひご覧ください。(ライター:青木) ※1 2024年7月現在

Contents

ライフサポート編

ご近所手当

自宅最寄り駅からオフィスまでの距離が近い社員に対して、家賃補助制度を導入しています。これにより、通勤時間の短縮や満員電車などによる通勤ストレスの軽減を図っています。

 

また、社員のライフスタイルに応じた柔軟な制度設計にも力を入れています。具体的には、会社都合による異動や転勤が発生した社員に対する「単身赴任手当制度」や「赴任手当制度」、さらに一定の等級以上の社員に対しては「借り上げ社宅制度」を用意しています。社員の多様なニーズに対応し、より快適で充実した働き方のサポートに力を入れています。

 

レバレジーズ公式YouTubeチャンネル「レバレジーズch」にて、渋谷勤務社員に人気のエリアをご紹介していますのでぜひご覧下さい。

職種ごとの働き方に合わせた勤務時間制度の導入

職種ごとに業務の特徴や働き方が異なるため、勤務時間を柔軟に変えられる制度を導入しています。

■営業職:シフト制度を導入 (※2)

・通常勤務  9:00~18:00、9:30~18:30、10:00~19:00

・時差勤務① 11:00~20:00

・時差勤務② 12:00~21:00

・時差勤務③ 13:00~22:00

■エンジニア職:フレックス制度を導入

・コアタイム 10:30〜17:00

■マーケティング職・デザイナー職・人事職:月別で出社時間を選択可能

・通常勤務  9:00~18:00

・時差勤務① 9:30~18:30

・時差勤務② 10:00~19:00

※2 事業部によって、定時および時差出勤の可能時間に変動があります。

ライフプラン制度

企業型確定拠出年金制度に加入することができ、公的年金と併せて老後の資産形成が可能です。

 

企業型確定拠出年金制度は、社員自身が掛け金額や運用商品を選び、60歳以降にその掛け金を受け取ることができる制度です。この制度を活用することで、毎月の社会保険料や税金の負担を軽減し、運用で得た利益は原則60歳以降に全額非課税で受け取ることができます。

 

レバレジーズでは、毎年1回の加入可能時期にこの制度に関する説明会や加入案内を実施し、社員が安心して利用できるようサポートしています。

特別休暇

ライフイベントを経た後も働きやすい環境を提供したいという想いから、つくられた制度です。具体的には「婚姻休暇」「介護休暇」などの制度を用意し、社員一人ひとりのライフステージに応じた柔軟な働き方を支援しています。

出産・育児編

産前・産後・育児の休暇

出産予定の女性社員は、産前6週間、産後8週間の休暇を取得することができます。また、子どもが1歳になるまで育児休業を取得でき、就業規則の条件を満たした場合最長2歳まで延長することが可能です。

 

復職後も多彩なキャリアパスを提供し、社員一人ひとりの希望に沿ったキャリア形成をサポートする環境を整えています。過去には復帰後に活躍し、リーダー職に就いた社員や、部署異動を通じて新たなキャリアを築いた社員もおり、柔軟な選択ができる環境であるところが特徴です。

 

産前・産後・育児の休暇を約1年取得後、セールスのリーダーとして復職し現在も育児と両立し活躍している前田さんからお話を伺いました。

前田(MAEDA)

レバレジーズメディカルケア株式会社 看護エージェント事業部

 

社内には、休暇から復帰後に子育てをしながらマネジメントを行っているロールモデルが身近に存在していたため、安心して休暇に入り職場復帰することができました。復帰前には事業部長との面談が実施され、復帰先ポジションをいくつかご提案頂きました。その際に、リーダーとして復帰を期待していると言葉をかけていただき、職場復帰が楽しみだったことを覚えています。現在は、育児と仕事を両立するために時短勤務をしていますが、周囲のメンバーや上司のサポートのおかげで負担なく働くことができています。

 

育産休中は、自分のキャリアを見つめ直す良い機会となり、復帰後にはこれまで以上に他者や社会へ価値貢献したいという新たな目標が生まれました。

 

実際、これまでチャレンジできなかった新規施策・事業立案コンペイベントへ参加し、現在では新規企画の立案に挑戦中です。

 

復帰後も、育児と両立しながら新しい挑戦をすることの後押しをしてくださる上司や、社内制度のおかげで、充実した働き方を実現できています。今後も育児と仕事の両立を実現させ、出産を控える働く女性たちのロールモデルになっていきたいです。

男性育児休暇

配偶者の出産に伴い育児休業を希望する場合、子どもの誕生日から1歳になるまでの間に取得することが可能です。また「出産補助休暇」を利用し、配偶者が出産する際に、出産日を含め産後2週間以内に2日間の休暇を取得することもできます。

 

育児休業を2ヶ月間取得し、現在も育児と仕事の両立をしている神戸さんから、お話を伺いました。

神戸(KAMBE)

レバテック株式会社 ITリクルーティング事業部

 

育児休暇を取得したことで、育児のサポートはもちろん、産後の妻を支える時間を十分に取ることができて本当に良かったと感じています。二人三脚で慣れない育児に向き合えたことで、妻も楽しんで育児ができたと話していました。

 

現在は、保育園への送り迎えと両立しながら勤務しており、こどもが在宅の日はリモート制度を活用しています。こどもの急な体調不良の際も、柔軟に働き方を選択できるため助かっています。子育てに理解がある社内メンバーが多いので、復帰後の働き方について快く受け入れてくれています。また、上司は私のキャリアについて親身に考えてくださり、復帰後からは新卒メンバーの教育に携わるチャンスをいただきました。

 

子育てと両立し柔軟に働きながら、キャリアアップできる環境にとても感謝しています。

時短勤務・在宅勤務制度

子どもの成長や体調に合わせ、働き方を選択することが可能です。
小学校3年生以下の子どもを養育する社員は、勤務時間を短縮して勤務することができます。また、子どもの成長や体調に合わせて、柔軟に在宅勤務を選択することも可能です。

保育料補助

認可保育園に入園できなかった子どもを持つ社員の復職支援として、月々の保育料補助をおこなっています。

 

具体的には、入園する保育園で発生する月々の保育料と、居住する自治体の認可保育園で定められている保育料の差額を、上限10万円まで会社が負担します。

育コミュニケーション手当

復帰しやすい環境づくりの一環として、育休中の社員が復帰前に復帰部署の上長やメンバーとコミュニケーションを取れるよう、飲食代を会社が補助しています。

その他

妊娠・出産・育児は女性だけでなく配偶者にとっても大事なライフイベントであり、本人はもちろんのこと周囲の理解が不可欠です。レバレジーズでは、組織全体で出産や育児に関する知識を深め、相互理解を促進する環境づくりを目指しています。

 

そのための取り組みの一つとして、育児を予定している社員に向けてワーキングマザー・ファザーガイドブックの配布や、育児を予定している社員を部下に持つ上司に向けてイクボスガイドブックの配布をおこなっています。

 

ガイドブックには休暇前の引き継ぎなどの対応方法や人員確保のナレッジ、妊娠発覚から職場復帰までのスケジュール、役所や会社へ提出する書類や助成金等の申請方法などが記載されています。これらの情報を、周囲のメンバーも正しく理解することで、誰もが働きやすい環境を整えることができます。

コミュニケーション編

歓迎ランチ

社員同士の親睦を深めることができるよう、正社員として入社した社員・部門間異動をした社員が在籍するチームを対象に、飲食代を負担しています。新しい組織で親睦を深めるきっかけとして好評を得ており、在籍するほとんどの社員が活用しています。

レバカフェ

豆から挽くコーヒーや紅茶、ココア等が無料で飲み放題。さらに、お昼ご飯に白米を食べることもできます。レトルトカレーやカップスープ、お菓子やフルーツが並ぶこともあり、ラインナップは随時社員の意見を反映し変更されます。「オフィスおかん」の導入を開始し、一品100円(税込)の美味しく栄養バランスの良いお惣菜をいつでも手に取ることが可能です。本社には24階に社員専用のカフェを設置しており、バリスタがつくる本格的なコーヒーやジュースを手軽な価格で購入し楽しむことができます。

 

また週に2回、社員のリクエストや担当者のおすすめのお菓子が配布されます。お菓子が社員同士のコミュニケーションのきっかけとなり、仕事中の息抜きとしても役立っています。

女性の働き方編

ピル購入補助制度

社内の事業創造・事業改革コンテスト「LEGO」で立案された企画に基づき、ピルの購入補助制度が導入されました。この制度は、女性社員の健康維持と生活の質の向上を目指し、ピル購入にかかる費用の一部を会社がサポートするものです。

 

企画立案に携わった、白井さん、後藤さん、杉山さんから、制度化に至った経緯や想いを伺いました。

白井(SHIRAI)

レバレジーズメディカルケア株式会社 医療技師エージェント事業部

後藤(GOTO)

マーケティング部 事業戦略室

杉山(SUGIYAMA)

レバテック株式会社 ITソリューション事業部

 

働く女性が、女性特有の悩みに左右されずキャリア形成ができる環境をつくりたいという想いから、フェムテック事業の立案をしました。

 

当初は新規事業として計画していたものの、海外のフェムテック市場は成長している一方で、日本での市場成長はまだ限定的であり、事業化のために十分なデータが蓄積されていない状況でした。そこで、日本でのフェムテック活用事例を社内でつくり出すため、福利厚生の一環として運用が開始されました。現在レバレジーズでは20代〜30代の女性が多く働いているため、生理の悩みを解決するためのピルの購入補助制度から運用を開始しています。

 

働く女性は仕事が忙しく、病院に行く時間を確保することをためらいがちです。そのため、生理をはじめとする女性特有の悩みを抱えていても受診の機会を見つけられず、慢性的に悩み続けるケースが少なくありません。この制度を活用することで、病院に行くきっかけを作り、生理をはじめとする慢性的な悩みを解消したり、病気の早期発見に繋げて欲しいと考えています。

 

実際に制度を活用している社員からは「病院に行くきっかけができた」「毎月生理痛で休みをとっていたのが改善された」などの声をもらい、徐々に効果を感じていただいている状況です。

 

今後は、社内の新規事業であるオンライン診療プラットフォームの「レバクリ」と連携し、社員がより便利に制度を活用できる体制をつくっていきたいと考えています。将来的には事業化し、働くすべての女性の力になることができるサービスにしていきたいです。

おわりに

今回は、レバレジーズの福利厚生制度についてお伝えしました。レバレジーズでは、ピルの購入補助制度やレバカフェなどのように、社員の声を積極的に取り入れ実際に制度に反映させる事例が多くあります。これからも時代の変化に対応しながら、さらに充実した制度が創出されることでしょう。

 

社員の声に耳を傾け、時代の変化に柔軟に対応しながら、レバレジーズは社員一人ひとりの可能性を最大限に拡げるための社内制度を設計しています。今後とも、私たちの取り組みにご期待ください。

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