成長企業の最前線で活躍!事業戦略に切り込むレバレジーズのPdM
事業 / サービス
【Summary】
■レバレジーズのプロダクトグループは、データ分析、ユーザーリサーチ、UI改善など多様な専門性を活かし、主に新規事業のプロダクト成長を牽引。若手にも大きな裁量が与えられ、事業責任者へのキャリアアップも可能。
■新規開発フェーズから黒字化フェーズまで、事業課題に合わせた幅広い業務を担当。プロダクトの戦略設計を通じて、業界・市場No.1のプロダクト創りを目指す。
■多様なバックグラウンドを持つメンバーが、密に連携を取りながらプロダクト開発を推進。成長中の企業で、自身のスキルアップと事業貢献を同時に実現できる環境。
(ライター:青木)
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野村(NOMURA)
マーケティング部 プロダクト戦略室 室長一橋大学大学院 商学研究科を卒業後、2017年新卒入社。入社1年目から看護/介護領域のメディアのシステムリニューアルを統括。2021年12月より、メディア/プロダクト企画を担うメディア戦略室の室長に就任し、2024年1月に、現職に就任。レバレジーズで運営する各メディア/プロダクトの方針決定・改善やメンバーのミッションマネジメント、採用活動等に従事。趣味は、人生のフルコース探し、バレエ鑑賞、登山、スノーボード。
レバレジーズのプロダクトを一手に担う「プロダクトグループ」の役割
プロダクトグループが所属する、プロダクト戦略室の役割を教えてください。
プロダクト戦略室は「オウンドメディアやプロダクトを通じて人々に豊かさを提供し、事業の競争優位性を創出する」というミッションを掲げています。
レバレジーズは「次代を、創る。」というタグラインのもと、10年後に売上1兆円規模の企業を目指しています。そのためには、既存事業のより一層の成長と市場No.1の地位を確立する新規事業の創出の両方が不可欠です。
プロダクト戦略室は、新しい価値あるメディアやプロダクトの創出と、既存のオウンドメディアのグロース、それらを支えるコンテンツや専門性の蓄積を通してこの目標達成に貢献する役割を担っています。
プロダクト戦略室は、どのような組織構成なのでしょうか?
プロダクト戦略室は、大きく分けて「メディアグロースグループ」「プロダクトグループ」「プロダクトデザイングループ」「コンテンツグループ」の4グループで構成されています。
今回ご紹介するプロダクトグループは、プロダクトマネージャー(以下PdM)や事業企画を担うメンバーが約15人在籍するグループです。どのようなプロダクトをどのように実現するのか、顧客から最も選ばれるプロダクトとはどういうものか、という問いに応えることが求められ、主に、新規事業の事業企画やプロダクト開発のディレクション、各プロダクトのKPI改善などを担当しています。
各グループの役割については、以下の表をご覧ください。
プロダクトグループの役割や、携わるサービスについて教えてください。
プロダクトグループは「集客数」を追いかける、というよりは「プロダクトの成果改善」全体をミッションとしています。スカウトメディアやスマートフォンアプリ、SaaSといったプロダクトの目標KPI達成を目指し、プロダクト経由の売上やプロフィール入力率の向上、ユーザビリティ指標に責任を持っています。
具体的にはSaaSプロダクトやスマートフォンアプリ、ダイレクトリクルーティングサービスを担当しています。
プロダクトグループが携わるサービスは、新規事業領域が多いのですね。
そうなんです。実はレバレジーズでは、スカウトメディア事業やSaaS事業は2020年〜2023年頃に事業展開が開始されました。というのも、会社の組織規模が拡大し新規事業開発が活発になったのが、ちょうどこの時期でした。顧客への提供価値と事業成長の最大化を考えた際に、スカウトメディア事業やSaaS事業の展開に踏み切ることになったんです。
そのため、プロダクトグループが担当する「レバテックダイレクト」「キャリアチケットスカウト」「わんコネ」「レバテックルーキースカウトサービス」「レバクリ」など、多くのプロダクトが新規事業領域のプロダクトです。
「プロダクトグループ」の業務内容とキャリアパス
プロダクトグループの具体的な業務内容を教えてください。
プロダクトグループの業務内容は、事業フェーズによって比重が変化します。大きくフェーズを分けると、プロダクトを0から開発しリリースを目標とする「新規開発フェーズ」と、サービスリリース後に事業の黒字化を目標とするフェーズのプロダクトが該当する「黒字化フェーズ」です。
「新規開発フェーズ」では、プロダクトグループのメンバーが事業責任者を兼任するケースも多く、事業戦略や集客戦略などのビジネスサイドにまつわる業務を担当する比重が高くなります。
「黒字化フェーズ」では、事業部長と共に事業戦略を策定しつつ、プロダクト戦略の策定に責任を持ち、コンセプト策定や競合との差別化設計などを実行する比重が高いです。
現状は半分ほどのプロジェクトが「新規開発フェーズ」の業務を担っています。ただ、携わるプロダクトや事業のフェーズによっても、業務内容の線引はまちまちです。個人のキャリアプラン、事業戦略や組織のニーズ次第で、携わる業務内容を柔軟に調整しています。
詳しい業務内容は以下をご覧ください。
【ビジネス・管理】
■マーケットリサーチ
■事業戦略・戦術設計・KPI設計
■販売戦略
■集客戦略
■予算管理、PL管理
【プロダクト開発】
■ユーザーリサーチ
■プロダクトビジョン戦略策定
■施策プランニング
・仮説設計
・要求定義
・要件定義
・仕様策定
・効果検証
■デザイン・開発ディレクション
プロダクトグループに在籍するメンバーには、どのような経験を積んだ方が多いのでしょうか?
社内でデータアナリスト・広告運用・プロモーション・SEOなどを担当していたメンバーや、他社でPdMや新規事業開発・Webメディアのディレクターを経験したメンバー、そして新卒入社のメンバーまで、本当にさまざまな経歴を持つ人材が活躍しています。
多種多様なバックグラウンドを持つメンバーが揃っているのですね。
そうですね、各メンバーがそれぞれの専門性を武器に活躍しています。たとえば、プロモーション出身者は集客戦略と連動したプロダクト開発を提案したり、データ戦略室出身者はレコメンド機能開発において高度なデータ分析やロジック構築を担ったり。エンジニア出身者は実装面での実現可能性を検証したりするなど、多角的な視点を取り入れながらプロダクト開発を進めています。
プロダクトマネジメントグループから実現可能なキャリアパスを教えて下さい。
大きく分けて4パターン「機能軸組織マネジメント」「スペシャリスト」「事業軸マネジメント」「機能軸の専門領域の拡張」があります。
レバレジーズでは、半期ごとに目標設定をおこなう「ミッションマネジメント制」を採用しています。この制度では、事業戦略・機能軸戦略と個人のキャリアビジョンである「Will・Can・Must(※1)」を踏まえ、半期ごとに各人のミッションや達成水準を決定しキャリア形成をおこないます。
この際、事業・機能のミッションと個人の「Will」に乖離がある場合は、異動や新たな挑戦といったミッションが与えられることもあります。個人と組織の目標を整合させながら、最適なキャリア形成が可能です。
PdMから事業責任者へ。早期のキャリアアップで感じた、レバレジーズならではの魅力
青木(AOKI)
マーケティング部 プロダクトマネジメントグループ
レバテックダイレクト 事業責任者
ー 入社から現在までのご経験を教えてください。
2020年に入社後、プロモーションチームに配属となり、レバテックルーキーとレバテックキャリアのプロモーションを担当していました。入社後10ヶ月ほど経った頃、レバテックダイレクトのリリースに伴い、当時の新規事業であった同サービスのプロモーションも担当を開始しました。
入社2年目にプロモーション業務とPdM業務を兼任で担当。2年目の半ば頃からPdM業務に1本化するためプロダクトマネジメントチームに異動しました。そして、2年目の終わり頃にレバテックダイレクトの事業責任者に就任し、現在に至ります。
ー 異動を経てプロダクトマネジメントグループへ。そして事業責任者へと早期にキャリアアップされていますが、その経緯を教えて下さい。
顧客とプロダクト成長に貢献したいという想いから、事業責任者の役割を引き受けることにしました。
レバテックダイレクトはプロダクトサービスであるため、品質や戦略が顧客価値に直結します。事業責任者として責任範囲を広げ、より多角的に事業をコントロールすることで、プロダクトをさらに成長させることができると考えました。立場へのこだわりは強くありませんでしたが、プロダクトをより顧客にとって役に立つものにしたいという想いを叶えるために、事業責任者の道を選択しました。
ー プロダクトマネジメントチームで働くなかで感じる、レバレジーズならではの魅力とははどんなところですか?
大きく分けて2つあります。1つ目は、若くても裁量権の大きい仕事を任せてもらえるところ。2つ目は、エンジニアやデザイナーなど社内で密に連携できるオールインハウス体制であるところです。
僕もそうですが、20代で事業責任者を任せてもらえる経験は他社では珍しく、PdMとしても事業全体を理解するうえで貴重な経験です。プロダクトの観点だけでなく、事業成長の観点を早くから養うことは、今後のキャリアにおいても必ず生きるだろうと感じます。また、エンジニアやデザイナーなど、社内で密に連携できるインハウス体制も、プロダクトマネジメントを円滑に進める上で大きなメリットです。社内の専門家から知見を吸収できる点も、成長できる良い環境だと感じています。
データ分析経験を武器にPdMとして活躍。組織に縛られないキャリア形成
浜田(HAMADA)
マーケティング部 プロダクトマネジメントグループ
ー 入社後のご経験を教えてください。
2022年に入社後データ戦略室に配属となり、人事関連の営業指標のモニタリング体制構築やプロダクトへのレコメンド機能実装、ピープルアナリティクス業務に携わっていました。入社3年目でプロダクト戦略室へ異動し、現在はキャリアチケットスカウトのPdMとしてプロダクトマネジメントチームに所属しています。
ー データ戦略室からプロダクトマネジメントチームへ異動した経緯は何だったのでしょうか?
学生時代にデータ分析の経験を積んでいたこともあり、入社から数年間はそのスキルを発揮し、会社に貢献したいという想いがありました。ただ、将来的にはプロダクトマネジメント領域の経験も積みたいと、漠然と考えていたんです。
データ戦略室に在籍し、一定成果を出すことができるようになった頃に、現在携わっているキャリアチケット事業部の方と話す機会がありました。そこで、プロダクトに興味があることを口にしたことがきっかけで、部署異動に繋がりました。
ー チームの異動に関して、元在籍していたチームから反対は無かったですか?
正直異動を引き止められるのではないかと思っていたのですが、とても前向きに応援してくださりとても驚いた記憶があります。
今では、データ戦略室と一緒に仕事をすることも多いです。データ領域ならではのプロジェクト進行の難しさを理解しているからこそ、自分がPdMとしてプロジェクトを進行する際に先回りして回避できる点も多く、今までの経験が繋がっていると実感できます。
ー プロダクトマネジメントチームのチームの雰囲気を教えてください。
プロダクトマネジメントチームのメンバーは各事業部にそれぞれ就くため、チームとしての一体感よりも、各事業部との連携を重視した体制となっています。ただ、この体制だからこそ各事業部のノウハウやナレッジを回収する機会を得ることができ、貴重な機会を得られていると感じます。
たとえば、レバテックダイレクトの成功事例を参考に、他事業部でも同様の施策を検討するなど、部門を越えた情報交換が日常的におこなわれているんです。社内全体の情報共有も活発で、他事業部の動向を常に把握しやすい環境です。あえて正式に共有の場を設けなくても、気軽に質問できる雰囲気があり、必要な情報をスムーズに得ることができています。
最後に
プロダクトマネジメントチームの今後の展望を教えてください。
プロダクトマネジメントチームでは、新規プロダクトを、数多く担当しています。最大の目標は、これらを業界No.1の質の高いプロダクトへと成長させることです。
そのため今やるべきことは大きく分けて2つ。1つ目は、競合他社よりも優れた「資産」を活用すること。2つ目は、戦略や施策を多角化・高度化することです。
コンテンツ、記事、ユーザーに紐づく固有データ、UI、機能など、積み重ねてきた資産を活用し、他社サービスよりも質の高い情報、より良いユーザー体験、最適なタイミングでの情報提供を実現させていくことを目標にしています。また、レバレジーズだからこそ貯めることができたデータや情報を駆使して、業界で唯一無二のプロダクトを創りたいです。
これらが実現できれば、ユーザーへより高い価値貢献が実現できると考えています。
今後入社する仲間へ向けて、メッセージをお願いします!
レバレジーズは多数の事業とプロダクトを抱え、成長した既存事業や0から立ち上げフェーズの新規事業など、さまざまな領域に携わることができる唯一無二の環境です。
だからこそ、個人のキャリアに合わせた柔軟なキャリア形成が可能で、新規事業開発や既存プロダクトのグロースなど、多様な挑戦が可能です。その環境を活かし、さまざまな領域に携わったり、自分のスキルを更に高めていきたいと意欲的な方には、とても充実した環境だと思っています。
市場・業界共にNo.1水準のプロダクトを創るため、一緒に邁進できる仲間と働けることを期待しています。