仕事を選ばず、秒速で手を挙げ続けたら新規事業責任者になった話

課題解決にこだわり、圧倒的成果を上げ続ける

2018年4月に行われたレバレジーズグループ全社総会で、入社1年目ながら2017年度下期ベストセールスに輝いた泉澤さん。内定者インターン時から手を挙げ続けてチャンスを掴み、課題解決にこだわった泉澤さんが考えるキャリアの考え方とは。課題解決にこだわるようになったワケを彼にあれこれ聞きました。(聞き手:藤田)

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プロフィール

泉澤(Senzawa)
レバテック株式会社 ITリクルーティング事業部 新卒紹介サービス責任者

2017年新卒入社。レバテック株式会社ITリクルーティング事業部に配属。2017年下期ベストセールスを受賞。現在は、レバテックで新しく始動した新卒紹介事業「レバテックルーキー」の責任者として幅広い職務を担当している。趣味は家電情報を調べたり、電気屋に行くこと。

大手企業勤務だった両親とリーマンショック。肩書きより市場価値を高めたい

就職活動や、レバレジーズに入社を決めた理由を教えて下さい。

 就職活動の軸は大手に勤めていた父の影響で、肩書きや安定性を求めて大手企業を見ていました。僕の父も母も大手企業で働いていて、当時業界初だったITシステムを父がプロジェクト主導をして活躍していました。それを機に父は独立を果たしたのですが、独立した直後にリーマン・ショックが起こり、事業は失敗。僕の家族はどん底へと追いやられました。精神的にも肉体的にもきつく強烈に苦労をしてもがいた時に「国民が大変な時に、国は守ってくれない」と実感しました。そういった経験を通して、どんな状況下でも自分の家族を養える人間になるために「市場価値の高い人になりたい」という漠然とした欲が生まれ、さらに「社会貢献性のある事業をしたい」と思うようになりました。

 就職活動を続ける中でも、肩書きや安定性だけを見て就活をしていることに僕自身すごく違和感がありました。そこから「市場価値をあげる」という目的に立ち返り、仕事を任されるのを待つ年功序列の環境ではなく、20代のうちに色々な仕事を任せてもらえる環境が良いと考え、ベンチャー企業を中心に受けるようになりました。

 数あるベンチャー企業の中でも、レバレジーズのオールインハウス体制はすごく魅力的でした。事業開発に必要なプロフェッショナルが全て社内に揃っている環境であれば、チャンスさえ自分から掴みに行けば、会社の中で自分自身の職域を広げることができると感じたからです。そして最後の決め手は、社長の岩槻でしたね。面談を通じて「本当に」社会のことを考えて事業をしていることが理解できて、ここで間違いないと確信することができました。

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内定者インターンを12ヶ月されていたそうですね。インターンでの学びを教えてください。

 内定承諾をした2ヶ月後に、レバテックが大阪支店を立ち上げるという話を聞き、即座に内定者インターンとして働けないか打診し、立ち上げメンバーとして参画させてもらいました。初めは法人企業の新規開拓と、サービス利用者数の増加施策を同時並行で行いました。増加施策については、スカウトなどのダイレクトリクルーティングをいかにうまく履行できるかを試行錯誤しながら取り組んでいました。

 支店立ち上げなどのゼロイチの仕事では、不確実な部分が多く、「まずはやってみる、考える前に動く」ことが求められる場面も多いです。その経験で、失敗を恐れずに行動するマインドも鍛えられましたし、多角的に動くことや、不確実ながらも仮説を立てながら物事を進める力も身についたと思います。

 インターンシップを始めて1年程たった頃、大阪支店でお世話になった先輩が人事部へ責任者として異動した時、僕のことも東京に引っ張って下さったんです。当時、社内でダイレクトリクルーティングが浸透していなかったこともあり、大阪支店の立ち上げでダイレクトリクルーティングが社内で初めて成功した自身のノウハウを活かして、中途採用のダイレクトリクルーティングの仕組み化と、採用コストの削減を行いました。インターンでは、レバテックと人事の2つの事業部を経験しましたが、ここで成果を出せたことは自身の成功体験として今も印象が強いです。

「課題解決をすればもっとよくなるはず」分業制組織の中で、初の兼業ポジションを確立

入社後やっていたこと、2017年度下期ベストセールスを受賞された際の成果を教えてください。

 入社後、まずキャリアアドバイザーとして、エンジニアの転職支援に従事しました。そこで営業成績の事業部ギネスタイ記録を獲り、昨年度は売り上げ額で事業部1位を獲得できたのでベストセールス賞をいただきました。評価したもらえた点は、分業制で事業を展開しているレバテックにおいて初となる、キャリアアドバイザーと法人営業の両面で成果を出せた点だと考えています。

 エンジニアの転職において、技術のマッチングはとても重要なんです。キャリアアドバイザーとして結果を残していく中、分業制で事業を行う上で「法人営業側の、技術的な知識が不足している」という組織的な課題に気づいたんです。そこで自分が法人営業として現場に入り込んで、組織改善をしていきました。具体的には、技術的な知識を法人営業の人たちに浸透させる勉強会を実施したり、求人の見直しを行ったり、提案するだけでなく自分が主導して動いていくことを意識しました。

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本来とは別のフィールドに自身が入り込んで課題解決をしていく際に気をつけていることはありますか。

 課題に対して自分が率先垂範することはもちろんですが、「いかに周囲が取り組みたいと思える感情を醸成できるか?」という感情設計が最も重要だと思っています。

 たとえば専門性を身につけるために、技術知識をインプットすることは重要ですが、 実はインプット自体がとても難しいんですよ。でも、それを身につけることでどういう職能がつけられるか、どう自身の成長に繋がるのかを、将来的な未来を話した上で「面白そう、それやりたい」と言ってもらえるように魅力づけして伝える。その魅力に賛同してくれる仲間を誘ったり、周りを巻き込んだりしています。

 今の状態から一歩踏みこんで組織にブレイクスルーを起こすことや、新しいことを作ることによって社内外にもインパクトを与えることはすごく意識していますし、これからもやり続けたいことですね。

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「組織に対して何もアプローチしていない」先輩の言葉でハッとした

入社当初から活躍された泉澤さんですが、失敗談から気づいたことはありますか。

 インターン時からお世話になっている、僕の中で父親的な存在の先輩がいまして、その人の発言で自分がすごく変われたという経験があります。

 昨年度キャリアアドバイザーとして売り上げ1位だった時、正直放漫になっていたところもありモチベーションが低かったんです。売り上げは1位だけど、組織や他のリーダーに対して不満があったり、今の組織はこうだからダメなんだとか、他責思考に陥っていました。その時に先輩と話していて気づいたことがあって、その先輩は会社の課題を全部自責にして考えていたんです。そういう人は会社から必要とされる人財であり、どんどん仕事が回ってきているというのを実感したんです。

 その時「自分の数字しか出してないのに偉そうなことを言って、なにか努力してるの?組織を変えたの?組織に対して何もアプローチしていない。ただ自分の数字を出すことなんて、誰にでもできる」と言われて。その時すごくハッとしました。例えば自分が今レバレジーズを辞めたとしても、売れるプレイヤーはいくらでもいる。「全然市場価値が高くない」と思ったんですよね。どれだけ影響範囲が広いかこそ、市場価値じゃないですか。「自分ってただの一個人だな」と気づいたときに、組織に対してもっとアプローチしないといけないし、自分が気づいていることは変えていくべきことなんだなと。それを実感できたことで、別の組織の現場に入り込んで組織課題に踏み込んだり、キャリアアドバイザーとして新卒の教育をしたり、組織改善に対するアプローチに踏み出せるアクセルになったと思っています。

社内での仕事に対してチャンスを掴むために、意識していることはありますか。

 新しい仕事に対して、誰よりも早く手を挙げることは意識を持ってやっています。手を挙げる早さにおいては、自分が内定者インターンとして、他の人よりも確実に早くインターンを初めていたので、その成果によって今いろんな仕事が自分に回ってきていて、改めて「社会人ってフライングはないんだ」と実感したんです。だから手を挙げる早さってすごく重要で、悩んでいるうちに他の人にチャンスを獲られたら、負のスパイラルに陥ると考えてます。

 僕が気づいたことで、みなさんに知って欲しいと思ってることがあって「この会社は何でもやらせてくれる」ということ。みんなが課題に思っていることや、変えたいことは、やる気と信念があればやらせてくれる。成果を出していれば、一年目の僕にでも任せてくれたんです。そこに気づいて欲しいなと思っています。みんなが気づいたことを課題解決していけば会社は今より早いスピードで成長していきます。なので、僕が「手を挙げた人が本当に任せてもらえる道」を作って周りに背中で示したい、そう思っています。

新規事業の責任者として、さらに課題解決を諦めない

今のご自身が、レバテックから任されている役割は何でしょうか。

 レバテックには「エンジニアの一生に寄り添う」というビジョンがあり、ビジョン実現のためには、レバテックが価値提供できる範囲をより広げていく必要があるんですね。その新たな一歩が、エンジニアに特化した新卒向け就職支援サービスである「レバテックルーキー」なんです。僕はこの責任者として今走り出していて、レバテックの中での新しい事業の第一歩を踏み出す役割を任されています。エンジニア特化型の就職エージェントは今までなくて、その市場の中でポジションを確立させることによって、エンジニア学生、志望学生全員が使うようなサービスにしていきます。

 社会的意義としては「日本のエンジニア不足を解決すること」。エンジニア不足が叫ばれる社会に対して、エンジニアを創出する。ゼロからイチを作っていく部分に意義を感じています。

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これからやっていきたいことを教えてください。

 チームとしては「レバテックルーキー」を学生エンジニア領域でトップシェアにしたいです。学生の就活支援エージェントはたくさんあるけれど、エンジニアの専門知識があってちゃんと未来のフリーランスとか正社員の働き方や、技術の専門知識を理解した上でキャリア支援ができているところはレバテックが誇れる部分だと思うんですよ。だからトップシェアになって貢献領域を広げていきたいです。

 個人では、新しいことをやるときに、1番に声をかけてもらえる人になりたいです。ある意味それが新しい課題解決を促進することにも、市場価値を上げることにも繋がっていくと思うので「とりあえずあいつに任せたい」と言ってもらえるような人になりたいと思っています。