レバレジーズのデザイン組織

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今回は、レバレジーズのデザイナー全員が所属する「デザイン戦略室」を紹介します。2018年に創設され、レバレジーズグループのすべてのデザインを担う部署として、新卒から中途まで様々なキャリアのデザイナー約30名が活躍しています。この記事では「デザイン戦略室」の今後の展望、組織構成や仕事内容をご紹介します。(※記載の内容は2020年1月時点の情報です)

レバレジーズはデザインに注力していく

 

レバレジーズはこれからデザインの領域に力を入れていきます。「デザイン」という言葉は今やあらゆる分野で使用されていますが、レバレジーズにおいてもデザインの対象はWEB、紙、言葉、空間、人の意識など様々な領域に拡大しています。国内外問わず数千万人規模の関係者に利用されていくプロダクトをデザインしていかなければなりません。最近では海外に関わるサービスも出てきていますが、事業内容や対象のエリア・言語が変わっても「伝える」ということの仕組みは変わりません。デザイナーは世界中のステークホルダーとのコミュニケーションの中心的な存在になると思っています。だからこそ、レバレジーズは経営レベルからデザインを非常に重要視しています。

 

デザイン戦略室とは

デザイン戦略室が目指すもの

デザイン戦略室のミッションは「デザインの力で組織と事業の成長に貢献すること」です。レバレジーズの多くのサービスは、Webサイトをはじめとしたメディアを中心に展開されています。顧客とのコミュニケーションが生まれる場所では、快適な体験を設計するデザインの役割が非常に重要になってきています。そのため、デザイナーはものを作る役割にとどまらず本質を捉えてサービスをデザインする役割の重要性が高まっており、影響範囲も大きくなってきています。

デザイン戦略室の理想的な働き方

 レバレジーズは「オールインハウス組織」なので、事業部長やマーケター、エンジニアなど多くの関係者と一緒に仕事をします。各職種の人たちとコミュニケーションを取りつつ、デザインの力を使っていかに事業や会社を成長させることができるかどうかが重要になります。自らビジネスサイドに交渉したり、提案を持ち込めるデザイナーが育つ組織を目指しています。

 

 まだまだ組織を作っている最中のため、能力次第で入社1年目からオウンドメディアの新規立ち上げを担当できたり、サービス自体の本質の課題を考える工程から関わることができます。責任が大きいため、もちろん大変なときもありますが、自らデザインの領域を広げていきたい人にはとてもやりがいのある環境です。

デザイン戦略室の組織構造

 

下記3つのチームから構成されています。それぞれのチームの特徴をご紹介します。

1. 各事業部におけるサービスの施策を担当する「グロースデザインチーム」

2. 新規事業の立ち上げ、拡張を中心に担当する「スタートアップデザインチーム」

3. 各所からの依頼を横断的に解決する「コミュニケーションデザインチーム」

1.「グロースデザインチーム」

レバレジーズではレバレジーズでは現在約30のプロダクトを運営しています。各事業部のサービスのデザインを担当する「グロースデザインチーム」は、単純にものを作るだけではありません。「事業の成長のために何が必要なのか」を、マーケターやエンジニアと考え行動していくことが求められます。担当する領域は、ユーザーインタビューなどの調査から、施策の企画、メディアやアプリケーションのUIデザイン、フロントエンドの実装まで非常に多岐に渡り、マーケティングからエンジニアリングまで幅広い視野を身に付けることができます。このチームでは、努力次第でサービス作りに関わるあらゆることを身につけられます。自分の軸を見つけた上で、いろんな方面にチャレンジすることができます。

 

チームの中で、レバテック・ヒューマンキャピタル・メディカルケアの3つの事業ユニットに分かれており、それぞれ4〜7名で構成されています。最近の事例では、「レバテック フリーランス」のサービス登録フォームをチャット形式で入力できるようにしたUIの改善や、「看護のお仕事」の清野菜名さんを起用したTVCMの紹介ページ制作などがあります。

「レバテック フリーランス」の会員登録の入力画面のUI改善
「看護のお仕事のCM動画紹介ページ」

2.「スタートアップデザインチーム」

レバレジーズでは毎年、複数の新規事業が生まれています。「スタートアップデザインチーム」は新規事業を中心に活動しています。0から1を生み出すことが得意な人が、少数精鋭チームで担当サービスに100%専念してフルコミットできる環境を整えています。

 

新規事業においては関わるメンバーの熱量が重要です。そのためには事業を「自分ごと」と捉え、領域を超えてコミットする姿勢が求められます。海外事業の場合は、制作だけでなく海外の方に受け入れられるコンテンツやデザインの調査も非常に重要になります。

 

新規事業では臨機応変に対応できる柔軟性、事業の方向性やサービスの市場価値を考えることができるビジネス感覚が求められます。例えると「激しいジェットコースターに乗っているような感覚」を楽しめる方にはぴったりの環境です。この半年間で外国人向けのメディアを3つ立ち上げるなどスピード感を持って活動しており、事業、組織もさらに拡大していく予定です。

3.「コミュニケーションデザインチーム」

「コミュニケーションデザインチーム」にはグラフィック制作やフロントエンドに強いデザイナーが在籍しています。プロジェクトは社内の各所からの依頼によって発生し、依頼者へのヒアリングを通じて本質的な課題を設定することから始まります。「そもそも制作が必要なのか?」といった判断からスタートし、依頼された内容とは別の案を提案することも少なくありません。制作だけでなく、事業部や担当者の状況を理解し、各担当者と専門的な内容も対等に話せる知識など、広い知見が必要になります。

 

担当する領域はデジタル媒体に限らず、ポスターやチラシ、パンフレットなどのDTP制作から、サービスロゴの策定、ノベルティの制作などのブランディング領域にも携わっています。

 

最近では新卒就職サイト「キャリアチケット」のWEBサイトリニューアルを行い、Webサイトのデザインから写真撮影のディレクション、実装を行いました。他にも、社内ポスターや会社パンフレット、「キャリアチケットカフェ」の販促物の制作など多岐に渡ります。

採用パンフレット、リファラルポスター、会社移転案内状、各種チラシ

現在は若いメンバーも多いので、育成にも力を入れています。新卒を対象としたデザイナー研修のほか、社内での勉強会もメンバーが自主的に開催しています。勉強会では、ワークも交えながら、様々なデザインの良い点や改善点を議論したり「アイデアはどうやって出せばよいのか?」といった思考法の知見を共有するなど、デザイン以外のテーマも扱っています。他にも、Slackでデザインに関する情報を交換できるチャンネルがあり、日常的にデザインに関する様々な情報が共有されています。

さいごに

 

ちょうど2年前の2018年当時、まだデザイン戦略室という組織はなく、レバレジーズでは約10名のデザイナーが8つのプロダクトに分かれて働いていました。5年以上のキャリアのデザイナーは1人しかおらず、メンバーの大半は新卒4年以内の若手デザイナーで、それに数名のフリーランスを加えたチームでした。

 

2020年現在は30名近くまで組織が拡大してはいますが、会社の成長はそれ以上に早く、30近いプロダクトを運用しながら、今後もどんどん新規のプロダクトを作っていくとなると、人手も組織づくりも間に合いません。冒頭でも申し上げた通り、デザインは経営にとっても重要な機能。「デザインが強い会社は必ず勝ち続ける会社になる」ことを強く思い、目指しています。

 

まだまだ未完成な状態ですが、だからこそデザインすることに価値があります。まだ完成されていない組織やサービスを一緒にデザインしていただける方、ぜひ一度お話ししましょう!お待ちしております。

 

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※掲載内容は取材当時のものです。一部現在のサービス名称とは異なる場合があります。

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