
最先端のコミュニケーションとテクノロジーで、顧客と向き合い、市場を変革する
事業 / サービス
【Summary】
■レバレジーズのマーケティング部は、多様な専門性を持つスペシャリストが社内に揃うインハウス型組織。最先端技術と手法を活用し、データとクリエイティブの両面を強化することで、顧客ニーズへの迅速な対応と事業成長を実現している。
■常に進化するマーケティング環境に対応するため、AIと人間の共創、クリエイティブプランニング強化、グローバル展開を見据えた戦略構築を推進。これらの挑戦を通じて、社員の成長機会を創出し、市場を牽引する存在を目指している。
■「努力できて、思考体力があり、自学自習できる人」を求めており、最先端のマーケティングに挑戦し続けたい人にとって、大きな成長機会を提供している。 キャリアの飛躍と長期的な成長を望む人にとって理想的な環境を実現している。
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藤本 直也 (Fujimoto Naoya)
レバレジーズ株式会社 執行役員 兼 マーケティング部長1991年生まれ。 大阪大学工学部卒業後、レバレジーズへ2014年に新卒入社。
新規事業責任者、レバテックの経営企画を担当後、25歳でレバレジーズ史上初の執行役員に就任。その後は人事責任者、経営企画室長などを歴任し、現在はレバレジーズが抱える全ての事業において、事業開発/プロダクト開発/広告/データサイエンス/CRMなど専門性を用いて事業を牽引するマーケティング部長を務める。2018年度から2019年度まで、中央大学で新規事業、マーケティングについての非常勤講師を務めた。
各領域のスペシャリストが、1つの組織に
組織構造
マーケティング部は、新卒と中途入社者がほぼ同数の、多様な専門性を持つメンバーで構成されています。多種多様なキャリアが集うからこそ、組織としての共通原理をとても重要視しています。その1つが、ミッション・ビジョンです。
ミッションは「最速で、顧客のニーズを満たす」。常に市場動向を注視し、迅速かつ的確な施策を打ち出すことに注力しています。
ビジョンは「レバレジーズが保有するすべての事業を、業界を牽引する存在に引き上げる集団になる」。各事業部と密接に連携し、市場でのポジショニング強化や競合他社との差別化を図っています。
多様な各個人のスキルや経験、ポテンシャルを最大化するために、組織図を常に変更しています。以下は2025年1月現在の組織図となります。

最大の特徴は、ユーザーの問題解決のために必要なことを全てやり切るというスタンスです。問題解決のために専門性を高めることが、結果として個人のキャリアを加速させるという考え方です。
また自身の専門領域にとどまらず、顧客のニーズに応えるために他の領域にも積極的に踏み込んでいく人が大多数を占めています。ユーザーのために挑戦したり、やりきったことなら、成功でも失敗でも基本的には許容しています。
各組織の専門領域
「事業軸」と「機能軸」の2軸に属する各組織は、組織構造としてそれぞれ7つの専門領域に分かれており、各専門の領域を司っています。
各個人のキャリアに寄り添うためには連続的な成長機会の創出が必要です。よって組織としての活動整合性を担保し、生産性と生み出すインパクトを常に考えながら、今現在の構造に着地しています。もちろん、必要があれば関係者と常に会話し、組織図を柔軟に変更します。
事業開発室
新規事業の立案から実行までを一貫して担当します。事業開発の専門性を持つマーケターが所属し、市場調査や新規事業機会の発掘から始まり、新サービスの企画立案、事業計画の策定と実行まで幅広い業務を担っています。これらの活動により、毎年10以上もの新規事業開発が可能となっており、会社の持続的成長の原動力となっています。また、事業開発に携わったメンバーがそのまま事業責任者として活躍するケースも多く、キャリア形成の観点からも魅力的な領域となっています。
事業戦略室
事業のマーケティング戦略立案と実行を担う部門です。各事業のマーケティング責任者が所属し、マーケティング戦略策定から組織マネジメントまでを包括的に担当しています。事業間の連携を促進し、知見の共有を積極的におこなうことで、各事業の成長スピードを加速させる役割を果たしています。具体的には、市場動向の分析、競合調査、顧客ニーズの把握などを通じて、既存事業の成長戦略を立案・実行しています。
ブランドコミュニケーション
ユーザーの困りごとの解決を目指し、デジタルと非デジタルの両面からアプローチします。
具体的には以下のような活動をおこなっています
・サービスのブランド戦略の立案
・コミュニケーション戦略の策定
・広告クリエイティブの制作
・TVCMやオフライン広告の企画・実施
・デジタル広告(サーチ、アフィリエイト、ディスプレイ)の運用
プロダクト戦略
オウンドメディア、サービスサイト、SaaS、アグリゲートサイト、CGM(Consumer Generated Media)、SFA (Sales Force Automation)などあらゆるアプリケーション、ソフトウェア、Webサイトの戦略戦術を企画・実行しています。
機能戦略
CRMを駆使した戦略的な顧客関係管理を実施しています。顧客一人ひとりのニーズや行動を深く理解し、パーソナライズされたコミュニケーションを実現することで、顧客生涯価値の最大化を目指します。 また、最先端のMAツールを活用し、リードナーチャリングから顧客育成まで、マーケティングプロセス全体を自動化・最適化しています。
BizOps戦略
ビジネスとオペレーションを結びつけ、データを活用して効率的な組織運営を実現する組織で、オペレーショナル・エクセレンスの実現をミッションとして、利益最大化のために、社内外における課題を解決します。「一貫性のある良質な顧客体験」を「高い生産性の業務プロセス」で実現しようとしています。
データ戦略
全体に関わるデータ分析や活用を担当します。またプロモーションと連携して広告効果の測定にも注力しており、CV/CPAといった直接指標の分析だけでなく、MMM(Marketing Mix Modeling)を活用した機械学習モデルの構築までおこなっています。
これらの専門領域が有機的に連携することで、包括的かつ効果的なマーケティング活動の展開を可能にしています。
市場の変化や顧客のニーズに迅速に対応するべく、各領域のスペシャリストが協力し合い、一気通貫したマーケティング戦略の立案から実行、効果測定までを社内で完結させることができるのが、レバレジーズのマーケティング組織の強みと言えるでしょう。
さらに特筆すべきは、課題解決を起点としたインハウスのマーケティング部が、事業開発を強力に支えている点です。毎年10以上もの事業開発が可能となっている理由にもなります。
各組織の連携体制
事業と人の成長を最速かつ最大化するため、マトリクス型でのプロジェクト運営を採用しています。マトリクスは「事業軸」と「機能軸」の2軸から構成されています。
柔軟かつ独自のプロジェクト運営体制により、事業の垣根を越えた知見の共有が可能となり、各事業の成長スピードが加速しています。また、専門性を持つマーケターが複数の事業に関わることで、スキルの向上と多様な経験を積むことができます。
メンバーは常に新しい挑戦に向き合い、スキルセットを拡大し続けています。結果として、チーム全体の総合力が高まり、複雑化する市場環境においても効果的なマーケティング戦略を立案・実行することができるのです。

・事業軸:「事業」に責任を持ち、各事業部のマーケティング戦略・組織マネジメントをおこなう
・機能軸:「機能的専門分野」に責任を持ち、全社の専門性向上・新マーケティング手法の開発と研究・組織マネジメントをおこなう
「あらゆるスキルを獲得できる」国内でも事例の少ない成長環境とは
まずはじめに、レバレジーズのマーケティング部は、国内でも事例の少ない「すべてのスペシャリストが社内に存在する」インハウス型組織となっています。独自の組織形態により、類を見ない成長機会と経験の提供を可能とし、キャリアを加速させるあらゆるスキルを習得できる環境となっています。
獲得できるスキル例
1.包括的なマーケティングスキル
2.クロスファンクショナルな思考力
3.迅速な意思決定と実行力
4.データドリブンな思考と分析力
5.プロジェクトマネジメント能力
6.事業開発の視点
7.専門性と汎用性の両立
成長環境
以下のような独自の成長環境を用意することで、各個人のあらゆるスキル習得を担保しています。
1.最先端のマーケティングテクノロジーや手法を学べる環境
・グローバルIT企業との共同プロジェクトに参加する機会
・AI・機械学習技術を活用した最新のマーケティング手法の実践
2.多様な事業領域での経験
・人材関連事業以外にも、HRテックやオンライン診療など多様な事業領域でのマーケティング経験を積むことができる
・成長産業かつ長期的なニーズが見込まれる領域での事業づくりの一端を担える
・新規事業から既存事業まで、幅広いフェーズの事業に携わることが可能
・マトリクス型組織により、複数の事業や専門領域を横断的に経験できる
3.大きな裁量権と主体性
・ミッションマネジメント制度により、自ら目標を設定し、主体的に業務に取り組める
・戦略立案から実行まで一貫して担当することができる
4.データとクリエイティブ、双方の視点を持つマーケターとしての成長
・データ分析スキルとクリエイティブスキルの両方を磨くことができる
・総合的なマーケティングスキルを身につけられる環境
5.柔軟なキャリア開発を可能とする自由度
・スペシャリストライン(SP)とマネジメントライン(MG)の2つのキャリアパスから選択可能(※1)
・個人の志向や適性に合わせたキャリアの選択を促している
6.インハウス型組織ならではの深い業界理解と顧客理解
・外部パートナーに頼らず、自社で全てのマーケティング活動を経験できる
・業界と顧客への深い理解を基に、効果的なマーケティング施策を立案・実行できる
7.急成長企業ならではのチャレンジングな環境
・市場の変化に迅速に対応し、新しいことにチャレンジできる
・自身の成長と共に、会社の成長を肌で感じられる
8.多様な専門性を持つ仲間との協働
・データサイエンティスト、クリエイターなど、さまざまな専門性を持つ仲間と連携して業務を進められる
・異なる視点や知見が、自己の成長につながる
レバレジーズは完全独立資本によって経営されており、大規模な投資体力をもっています。だからこそ、成長環境の中でも様々なチャレンジをしていくことが可能となっているのです。
※1
スペシャリストライン:職種における高い専門性やスキルの発揮を求められるライン(※一定以上の等級から選択が可能)プレイヤーとして、さらなる専門性の向上が可能
マネジメントライン:事業や組織、業務のマネジメントが求められるライン。専門組織マネージャー・事業責任者、そしてCMOなどそれぞれの志向に合わせたキャリア構築が可能
拡げた職能を、事業開発・事業成長に繋げる
究極的には、あらゆるマーケティングスキルを事業開発・事業成長のために活用し、業界と顧客へ還元するのが、マーケティング部の存在意義と言えます。活用する環境は今もなお生まれ続けていて、既存事業と同レベルで、新規事業での挑戦機会も豊富となっています。
我々は、10年後に年商1兆円を目標として掲げており、新規事業にも毎年100億円規模の投資をしています。新規事業開発という文脈でも、あらゆるマーケティング業務に携わることができるということです。
目標を達成するためには、既存事業の成長だけでは不十分で、一般的にユニコーン企業と呼ばれる規模の事業を複数創出する必要があります。また、これまで以上にM&Aに取り掛かっていくため、買収した企業の再生と成長を目的とする、より経営サイドに近いマーケティング活動に挑戦できる可能性が非常に高いです。
だからこそ、新規事業の創出や事業の成長に必要な、あらゆるスキルと経験の獲得機会を、これまで以上に提供しています。そこで得た職能を活用し、立ち上げた新規事業の責任者として事業を更に拡大させる人もいれば、これまでにない事業を立ち上げる人もいます。
また一方で、1つの事業を担当し続けながら様々な挑戦を繰り返すことで、事業理解と顧客理解が深まっていくケースも多数あります。この場合、様々な事業課題を、体得した多様なマーケティング手法によって解決に導く人が多いです。
獲得できるスキルの多様さと、スキルを活用できる環境の組み合わせが無数にあることで、各個人のキャリアの選択肢を増やしていると言えます。
最先端のマーケティング手法を追求し続ける
我々は常に、最先端のマーケティング手法に挑戦し続けています。あらゆるマーケティング技術が急速に進化し続けているからこそ、その進化にどこよりも早く対応し活用をすることが、企業と個人の成長に繋がると考えているからです。
1.グローバルIT企業との戦略的パートナーシップ
レバレジーズは、最先端のマーケティング手法を取り入れるためグローバルIT企業と協業しています。この協業を通じて、最新のマーケティングテクノロジーや手法をいち早く取り入れることができます。
2.AI・機械学習の積極的活用
データ戦略室を中心に、AI・機械学習技術を活用した高度なデータ分析や予測モデルの構築をおこなっています。たとえば、ユーザーインタビューの動画データをAIで解析し、自動的にペルソナを作成するシステムを開発中です。これにより、より深いユーザー理解と、それに基づいた効果的なマーケティング戦略の立案が可能になります。
3.リアルタイムマーケティングの実践
ユーザーの行動に応じてリアルタイムで最適なチャネル(メール、LINE、Webサイトなど)を通じてコミュニケーションをおこなう「マルチチャネルリアルタイムマーケティング」を実践しています。これにより、ユーザーエンゲージメントの大幅な向上を実現しています。
4.ブランドマーケティングの強化
従来のダイレクトレスポンスマーケティングに加え、ブランドマネジメントグループを新設し、長期的な視点でのブランド構築にも注力しています。テレビCMや交通広告など、オフラインメディアも積極的に活用しています。
5.マーケティングミックスモデリング(MMM)の活用
テレビCMや電車広告などのオフライン広告の効果を、統計的手法を用いて予測・分析しています。レバレジーズのMMMは日本でもトップクラスの精度を誇り、効果的な広告予算配分に貢献しています。
これらの最新技術と手法の実践により、常に一歩先を行くマーケティング活動が展開できていると考えています。

組織のベクトルは常に、業界と顧客に
社内外におけるマーケティング技術は常に進化し続けています。だからこそ変わらない、揺るがぬ行動原理や意思決定軸が、強い組織には必要不可欠だと考えています。
レバレジーズのマーケティング部で最も重要視しているのは、「業界理解」と「顧客理解」です。さまざまなマーケティング施策を社内に提案し実行する上で、業界や顧客の深い理解がなければ効果的な施策を打ち出すことはできないと考えています。この揺るがない意思決定の軸が、マーケティング部を支えています。
そのため、各マーケターは自身の専門性を高めるだけではなく、もはやそれ以上に業界や顧客の理解を深める努力をしています。この取り組みの背景には、現代社会の特性が大きく関わっています。
今の時代、情報があらゆるところに溢れており、各社が考えていることは似通ってきています。そのため、戦略だけでは差別化が難しくなっています。このような状況下で重要となるのは、いかに市場の変化に迅速に対応し、顧客のニーズを的確に満たすことができるかという点です。前述したミッション・ビジョンは、これらの考えをもとにして規定しました。
この「業界理解」と「顧客理解」を深めることで、実践的かつ効果的な施策を複数実行していて、それがレバレジーズの急成長の原動力となっています。
あらゆる成長支援で、各個人のキャリアを創造する
レバレジーズでは、マーケターの成長を支援するためのさまざまな取り組みをおこなっています。
1.ミッションマネジメント制度の導入

組織や上司からのトップダウンではなく、個人のwill・組織の目標・事業の戦略が合致する部分をミッションとして設定します。各自の人生設計と各事業のビジョンを複合的に照らし合わせ、3~6ヶ月単位で目標を設定し、上司と相談しながら進捗管理をおこないます。この制度を通して、個人の成長と会社全体の目標達成を効果的に両立しています。
2.スキルマップの活用
各マーケターのスキルを可視化し、強みと弱みを明確にすることで、効果的なスキル開発を支援しています。
3.社内勉強会・ナレッジシェア
定期的に社内勉強会を開催し、最新のマーケティングトレンドや成功事例を共有しています。また、社内SNSを活用したナレッジシェアも活発におこなわれています。
「進化を追求し続ける」という不変の展望
レバレジーズのマーケティング部門は、常に進化し続けるマーケティング環境に対応するため、以下のような挑戦的な目標を掲げ、さらなる成長を目指しています。
1.テクノロジーの活用 / AIとヒトの共創
AI・機械学習などの最新テクノロジーを駆使し、データ分析や広告運用の自動化・最適化をさらに進めていきます。同時に、AIを活用しつつ人間の創造性を最大限に引き出す新しいマーケティングのあり方を追求します。これにより、マーケターはより戦略的かつ創造的な業務に集中できるようになり、AIとヒトの強みを最大限に活かしたマーケティングの革新を目指します。
2.クリエイティブプランニングの強化
テクノロジーの進化により、人間にしかできない創造的な業務の重要性が増しています。キャッチーな広告コピーの作成や、ユーザー体験を重視したWebデザインなど、クリエイティブ面での競争力強化に注力します。これにより、テクノロジーと人間の創造性を融合させた、より効果的なマーケティング施策の開発を目指します。
3.グローバル展開を見据えたマーケティング戦略の構築
日本国内での成功モデルを基に、グローバル市場でも通用するマーケティング戦略の開発に取り組みます。文化や市場の違いを考慮しつつ、レバレジーズの強みを活かしたグローバルマーケティングの実践を目指します。
レバレジーズのマーケティング部門は、テクノロジーと創造性が融合する最先端の職場環境を提供しています。常に変化し続けるマーケティングの世界で、自身の可能性を最大限に引き出したい方にとって、非常に魅力的な職場といえるでしょう。
ここでの経験は、マーケティングのエキスパートとしてだけでなく、将来的には事業責任者としても活躍できる人材へと成長する機会を提供します。レバレジーズでの経験は、キャリアの幅を大きく広げ、長期的な成長につながる貴重な機会となります。
さいごに
レバレジーズのマーケティング部門では、「努力できて、思考体力があり、自学自習できる人」を求めています。常に学び続け、自己成長を目指す方にとって、この環境は大きな可能性を秘めています。最先端のマーケティングに挑戦し、自身のキャリアを大きく飛躍させたい方には、まさにうってつけの職場と言えるでしょう。
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