非エンジニアのPdM。事業成長のコアであるプロダクト責任者とは

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レバレジーズでは、年間10を超える新規事業が生み出され続けています。事業数の増加と比例して、プロダクトの責任者も年々増加しています。そのプロダクト開発の中心となるのが、プロダクトマネージャー(以下PdM)です。レバレジーズでは経験・スキルを問わずPdMへの抜擢をおこなっています。そのため、非エンジニア出身のPdMもたくさん在籍しています。今回はそのなかでも非エンジニア出身PdMやプロダクトの開発体制についてご紹介します。(ライター:青江)

Contents

レバレジーズのPdMはチームの司令塔

PdMが担う役割

PdMはプロダクトマネージャーの略で、プロダクトの新規立ち上げはもちろん、既存の改善企画の立案・実行・意思決定をする責任者です。簡単にいえば、プロダクトに関わるすべての責任を負うポジションです。

 

よくPMと間違えられることがありますが、PMはプロジェクトマネージャーといって、担当するプロジェクトを成功に導くために計画の立案やコスト管理などを担う人物のことを指しています。この2つのポジションは視点が異なり、PdMは「なにをつくるか」「なぜつくるか」を考え、PMは「いつまでにつくるか」「どのようにつくるか」を考えます。

レバレジーズのPdMの特徴

レバレジーズのPdMの仕事内容は、リサーチから企画・施策立案、最終の意思決定まで、業務は広範囲にわたります。ただPdMの業務範囲や定義は企業によって異なり、たとえば他社では業務が細分化され、SNS運用や広告運用、市場調査のみを担当することもあります。しかしレバレジーズでは、1プロダクトにつき1人のPdMをアサインしており、「プロダクトグロースのために必要なことはすべてPdMが統括」しています。

 

また、プロダクトの規模によって多少異なりますが、レバレジーズのプロダクト開発は少人数のチームでプロダクト開発をスタートさせることが多いです。プロダクト開発にはさまざまな職種のメンバーが関わっているので、滞りなく開発を進めるために、一定の専門的知識も必要となってきます。なので、担当領域外の知識も学んでいく必要があります。

他社よりも広範囲かつ求められるスキルも高い分、圧倒的なスピードで成長できる点も特徴です。

PdMとして大切にすべきこと

日々の業務では、大きく2点を大切にしています。

 

1点目は、「プロダクトに関わる人々の力を最大化する方法を常に考え続ける」ことです。エンジニア、デザイナー、マーケターなどさまざまな職種の人が関わりプロダクトの開発が進められます。関わっているすべての人の能力を正確に把握し、丁寧にコミュニケーションをとりながら、職種間の調整をおこなうのがPdMの役目でもあります。

 

2点目は、「ユーザー視点で物事を考える」ことです。グロースすることだけを考えていると、ユーザー視点がおろそかになってしまいがちです。結果として、「ユーザーに受け入れられないプロダクトや機能をつくってしまう」なんてことになりかねません。

 

レバレジーズでは、社会課題の解決を軸に事業運営やプロダクト開発をおこなっているため「顧客の課題を解決できるプロダクト」であることが求められます。そもそも、我々が自信を持って「本当に良いプロダクトです」といえなければ、広めることができません。その信念が最終的に顧客の価値や利益に繋がっていくと信じています。

上流から下流まで一気通貫して携わることができる開発体制

レバレジーズのプロダクト開発体制

レバレジーズのPdMは、プロダクトのフェーズによって事業責任者を兼務する場合と業務範囲を切り分ける場合があります。たとえば、プロダクトがリリースされて 1〜2年以内の場合は、少数精鋭でプロダクト開発を進めているため、PdMが事業責任者を兼務することが多いです。その後、プロダクトが一定程度グロースしてくると、プロダクトの成長をさらに加速させるためにPdMと事業責任者の業務範囲を切り分けることがあります。

 

具体的なプロダクト開発の例で説明すると、キャリアチケットスカウトは、立ち上げ期に関してはPdMが事業責任者を兼任し、エンジニアやデザイナーなどの最小限の人数でメンバーで構成されていました。その後プロダクト開発が進み、リリース直前になると、セールスやカスタマーサクセスなどのメンバーがジョインし、セールス組織を立ち上げました。そこからは、事業責任者とPdMの役割を切り分け、業績目標を事業責任者が担当し、プロダクト開発をPdMが統括する体制に移行しています。

 

このように、フェーズによって適切に体制変更がおこなわれるため、スピード感をもってプロダクトグロースに集中し続けることができます。

仕事を通して喜びを感じる瞬間

開発に関わったプロダクトやサービスを利用したクライアントからの反応を、直に得られることです。戦略の立案や実行・組織体制の構築・ユーザー満足度の調査まで一気通貫しておこなうことができるので、「自分がつくったプロダクトがどう社会の役に立っているのか」を直に感じることができます。

スペシャリスト集団を統括する非エンジニアPdM

非エンジニアのPdMも活躍

レバレジーズのPdMのなかには、非エンジニア出身のPdMが多数在籍しています。後ほど紹介する、手賀さん・有田さんも非エンジニア出身です。他社ではPdMはエンジニア出身者が務めることが多くありますが、レバレジーズの場合は必ずしもエンジニア出身者でなければPdMになれないということはありません。レバレジーズで最も大切にしていることは「プロダクトを通じて、社会課題の解決をおこないクライアントへの価値貢献をすること」です。そのため、職種や経験に関係なく最適な人物にPdMを任せているため、非エンジニア出身でもPdMとして活躍ができる環境となっています。

非エンジニアのPdMが直面する困難

非エンジニアのPdMが直面する大きな困難は、開発組織への理解です。非エンジニアのPdMは開発に関わる実作業を経験したことがほぼないため、開発に必要な工数計算や技術選定の正誤についての正しいジャッジをすることが難しいという状況が往々にしてあります。基本的な知識は、書籍やエンジニアからのヒアリングで習得することは可能ですが、限界があるのも事実です。

 

PdMにとって最も大切なのは、プロダクトをグロースさせることですが、自チームに向き合いながら最適化された方法を模索してくことも重要なのです。その点、レバレジーズのPdMは開発組織側と積極的なコミュニケーションをとりながら相互認識を高め、開発組織の状況を理解しようとしている人物が多いです。そのため、非エンジニアながらPdMとして圧倒的な成長が実現可能となっています。

「モノづくりが好き」や「逆算思考性が高い」ビジネスパーソンがハイパフォーマーとして活躍中

レバレジーズで活躍しているPdMは、「モノづくりが好き」や「逆算思考性が高い」人物が活躍する傾向にあります。

 

まず「モノづくりが好き」ということに関して、プロダクト・サービスづくりはまさにモノづくりと同じだと考えています。クオリティの高さを感じるモノは、総じて細部にまでこだわられていて一切の妥協なくつくられています。これはプロダクトづくりにも同様のことがいえます。そのため、世の中のさまざまな社会課題をプロダクトを通して解決するためには妥協せず、細部にまでこだわったプロダクトづくりが必要なのです。

 

次に、「逆算思考性が高い」ということに関して、言い換えるとプロダクトを通してさまざまな社会課題をどのようにして解決するかを考えることができるということです。PdMは、何のためにプロダクトをつくり、それを通してどんな世界を実現していきたいのか考えることから始まります。つまり、ゴールから逆算して物事を進めていくことが必要なスキルです。そのため結果として、逆算思考性を高く持っている人物が活躍している傾向が高いといえます。

レバレジーズで働くPdMのキャリア例

 

手賀(Tega)/キャリアチケット事業本部 HRプラットフォーム事業部 事業部長

2017年新卒で入社し、マーケティング部SEOチームに配属されSEOディレクターとしてキャリアをスタートさせる。アパレル人材メディアやレバテックなどのオウンドメディアを担当し成果を上げた後、レバテック全体のSEO責任者やオウンドメディア責任者を歴任。その後、海外事業部にてプロダクトの立ち上げをおこないマーケティング責任者として、事業拡大に大きく貢献。その成果が認められ、キャリアチケット事業部にて新卒向けダイレクトリクルーティングの立ち上げをおこない、事業責任者としてレバレジーズの発展に尽力している。

有田(Arita)/マーケティング部 プロダクトマネージャー

新卒でセールスとして入社し、キャリアチケット事業部に配属。入社直後は、セールス職としてキャリアチケットカフェ事業や紹介事業に携わる。これらの事業を通して学んだ、机上では学ぶことのできないリアルな「ユーザー心理」を活かし、ビジネスの上流部分に携わるためにマーケティング職に挑戦する。キャリアチケットスカウトのPdMとしてセールス時代に身に着けたスキルを武器に、業界トップクラスへのプロダクトへと導く。現在は、メンバーの育成をおこないながら、業界No.1を達成するために必要不可欠な最重要キーパーソンである。

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急成長フェーズでのプロダクト開発

プロダクトへのさらなる投資をおこなう

レバレジーズは会社自体が急成長しており、プロダクト・サービスにさらなる投資をしていくフェーズです。レバレジーズでは、社会課題の解決のために、既存領域に加えて新領域への参入も積極的におこなっています。それに合わせて、プロダクト開発をおこなうため、プロダクト責任者であるPdMがさらに必要となっています。

 

レバレジーズは、創業以来完全独立資本での経営をおこなっているのに加えて、社内には各分野のスペシャリストが集結するインハウス型の組織体制です。そのため投資を惜しまない環境で、各分野のスペシャリストとともに細部までこだわり抜いたプロダクトを開発することができます。

 

成長を加速させるフェーズで、前例がないことに挑戦する機会も多いです。レバレジーズのプロダクト開発は大変なことも多いですが、裁量権を持ちながらPdMという仕事を心の底から楽しめると思います。

さらなる発展を目指す

レバレジーズは、さらなる発展・拡大の真っ只中。その成長過程を支え、牽引していくのはプロダクトであり、そのプロダクトの責任を負うPdMです。一人ひとりの裁量権が大きく他社では味わえない経験をすることができます。PdMという仕事に少しでも興味を持った方、ぜひレバレジーズを一緒につくる一員となりませんか?

 

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