福利厚生を徹底解剖 ‐学習支援・研修・コミュニケーション支援制度編‐

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学習支援制度編

読書支援制度

正社員を対象に、四半期ごとに一定回数まで、社員が希望する書籍やレバレジーズが推奨する書籍を購入する際に、補助を受けることができます。社員に読書習慣を身につけてもらい、自身および事業部のスキルアップとマインドの向上を実現するために取り入れています。

 

推奨書籍は幅広く揃えており、職種ごとのノウハウや自己啓発に関するもの、さらには岩槻代表のおすすめ書籍など、多岐にわたる書籍を案内しています。

レバ図書

岩槻代表や各事業部長のおすすめ書籍、社員からのリクエストがあった書籍などを、無料でレンタルできる制度を本社に導入しています。毎月社員からのリクエストを受け新しい書籍が追加されており、現在は約1500冊の書籍が用意されています。

 

対象書籍はシステム上から随時確認できるようになっており、気になった書籍を随時検索し、レンタルすることが可能です。

英会話受講制度

正社員を対象に、特定の条件を満たした場合には自己負担なしでオンライン英会話を受講できる制度を導入しています。英会話のスキルを付けたいという多くの社員の声を受け、制度として取り入れられました。

資格取得支援制度

正社員を対象に、業務に必要で有益な資格を取得する際に、受験費用の補助をおこなっています。現在対象資格は100個を超えており、社員から提案を受けた資格も、随時対象資格に取り入れています。

ビジネススキル学習制度

特定の条件を満たした場合に、自己負担なしで動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」とスクール型研修サービス「グロービス・マネジメント・スクール」を活用し、ビジネススキルを習得できる制度を導入しています。制度を通じて得た知識やスキルを実務で活かし、自己成長やチームの成長につなげて欲しいという想いから導入されました。

 

制度を活用するメンバーで、月次の振り返りやプレゼンテーションの時間を設け、自らの成長や学びをアウトプットする機会も設けています。これにより、学びを実践に活かし、自身の成長を実感できると、社員から好評を得ています。

 

実際に、「GLOBIS 学び放題」と「グロービス・マネジメント・スクール」を活用した豊田さんに、感想を伺いました。

豊田(TOYOTA)

人事戦略部 人材開発チーム

この制度にエントリーしたきっかけは、リーダーに就任し半年が経過した頃、問題解決スキルやマネジメントスキルに課題を感じ、これらのスキルを習得したいと考えたからです。

「GLOBIS 学び放題」の活用をきっかけに、定常的に学ぶ習慣が付いたことはとても大きな収穫でした。またグループディスカッションや課題に重点を置いた「グロービス・マネジメント・スクール」への通学にも、チャレンジを決めました。「GLOBIS 学び放題」で基礎的なビジネススキルをインプットし、「グロービス・マネジメント・スクール」での実践的なプログラムでスキルを定着させることで、普段の業務で学んだ知識を活かすことができていると実感しています。

私は現在、人事戦略部の一員としてこれらの制度の運営に携わっています。制度活用後にアウトプットの場を提供し、学びを業務に活かすことができるよう、制度設計に力を入れています。業務だけでは得られないビジネススキルを吸収する場として、今後も多くの社員に活用してもらえるよう制度のアップデートを行う予定です。ご期待ください!

研修制度編

 

レバレジーズグループは、多様な事業展開をおこなっているため、事業部ごとに必要な専門知識が異なります。そのため事業部ごとにも、専門知識に関する研修や内省支援、技術支援を豊富に用意しています。今回は、レバレジーズグループとして提供している、全社員が受講することが可能な研修制度についてご紹介致します。

新卒・中途向け研修

新卒・中途社員それぞれに研修制度を設けています。

 

新卒社員向けには、入社後1カ月に及ぶ新卒研修をはじめ、新卒2年目まで年に1回のフォロー研修など、多岐にわたる研修を用意しています。研修では、先輩社員と同期社員がチームを組み課題に取り組むコンテンツなども実施。同期同士の絆を深め、優秀な先輩社員から知識を吸収できる、良い機会となっています。

 

中途社員向けには、レバレジーズの理解を深めるためのミッション・ビジョン研修や、中途社員同士の交流会、岩槻代表との交流会などを用意しています。中途社員がスムーズに環境に馴染むことができるよう、多角的なサポートを実施しています。各配属先では、教育担当者が業務に慣れるまで二人三脚でサポートをおこない、入社後にレバレジーズで最大限の力を発揮できるよう支援します。

リーダー・マネージャー向け研修

リーダーやマネージャー向けに、新任時のスムーズな立ち上げ支援から、中堅層へのより専門的なスキル習得の支援まで、幅広い研修プログラムを用意しています。

 

社内の講師を招いた研修はもちろんのこと、外部講師を招いた研修も実施し、社内外の知見を融合し、多角的な視点から得た知識を業務に活かすことが可能です。

コミュニケーション支援制度編

表彰制度

年に2回(4月と10月)全社総会を開催し、活躍した社員を表彰し、半期の業績を振り返っています。この全社総会は、社員の成果を称え、次期の目標設定やモチベーション向上に役立ててほしいという想いから実施しています。

 

また、全社総会だけでなく、各事業部やチームごとのキックオフでも功績を表彰し、社員同士が称賛し合う機会を設けています。お互いの努力や成果を認め合うことで、チーム全体に一体感が生まれ、やる気も高まります。

LCP勉強会(Leverages Crossdepartmental Program)

部署を横断してナレッジや情報交換を行い、会社理解を促進するための勉強会です。事業部長をはじめとした社内で活躍する社員が登壇し、主に組織の成功事例や課題について共有します。過去にはこれ以外にも、「岩槻代表の会社への想い」や「新規事業の生み出し方」などのテーマも取り扱いました。

 

基本的にはオンライン形式で開催し、視聴者はリアルタイムで質問が可能です。またこれらは、アーカイブが残されており、いつでも閲覧ができるため、いつでも見返すことが可能です。

LEGO

チーム対抗で行う事業創造・業務改革コンテストです。立候補者と事業部長の推薦者から、参加メンバーが選出されます。最終審査で実施される、岩槻代表へのプレゼンテーションで、最優秀チームと実行案を採択します。机上の空論ではなく、参加者全員が本気で事業化を目指して取り組む企画です。

 

前回開催時は、「採用力向上」と「離職率改善」の業務改善案が採択され、早急に実行していくことが決定しました。さらに12個の新規事業案が「採択可能性あり」という結果となり、追加調査の実施をおこなっています。社内の福利厚生制度として導入された「ピルの購入補助」は、LEGOで立案されたフェムテック事業の調査も兼ねて取り入れられた制度です。

 

このコンテストは、参加社員のスキル向上に貢献するだけでなく、社員が主体となって会社の成長を考え、より良い組織を実現するための基盤をつくる貴重な場となっています。

メンター制度・社内コーチング制度

入社1年目の社員向けにメンター制度、中途および入社2年目以降の社員向けに社内コーチング制度を導入しています。

 

新卒社員向けには、業務上直接関わりのない先輩社員とペアを組み、対話を通じて悩みや問題の解決、そして成長の促進をサポートします。

 

中途および入社2年目以降の社員向けには、キャリアコンサルタントの資格やコーチングトレーニングを受けた経験豊富な先輩社員による、社内コーチング制度を用意しています。気軽にキャリアや業務に関する相談ができる環境を整えることで、安心してキャリアを形成することが可能です。

 

さらに、各事業部やチーム単位でも1on1制度を導入しており、社員同士のコミュニケーションを促進しています。社内には1on1ガイドラインを設けており、質問事例やメンター・メンティーそれぞれの心構えを記し、有意義な時間を過ごすためのサポートをおこなっています。

 

実際に、社内コーチング制度を活用している本田さんと、コーチを務めている笹子さんに、お話を伺いました。

本田(HONDA)

ヒューマンキャピタル事業本部 ハタラクティブ事業部

笹子(SASAGO)

人事戦略部 人材開発チーム

‐笹子

社内コーチング研修は、他事業部の先輩に気軽に相談できる環境を用意し、対話を通じて新たな気づきを得てもらいたいという想いから始まりました。現在約15名のコーチが在籍しており、参加希望者の相談内容に応じて、適切なコーチを選択してもらうことが可能です。

‐本田

私は過去に3回コーチング制度を利用していますが、キャリアに悩んだ時や業務で思うような成果に繋がらず悩んでいる時に、活用させていただきました。

社内コーチング制度の良い点は大きく分けて2つあると考えています。1つ目は、そもそも自分が何に悩んでいるのかを特定するところから、一緒に考えてくださるところ。2つ目は、普段業務で関わらない社員の方から、第3者の視点でアドバイスを貰うことができるところです。

普段上長と実施する1on1でキャリアや悩みを相談することもできますが、上司に赤裸々に相談することをためらったり、仕事に関連する相談に時間を使いたかったりと、なかなか個人的な悩みを打ち明けづらいことも多いです。そのため、時間をたっぷり使い、自分の悩みの根幹を他者目線で深堀ってもらいながら、組織外の社員という客観的な視点でキャリアに関するアドバイスや、業務上の悩みを打ち明けることができるのはとてもいい機会だと感じています。

‐笹子

コーチングは、正解を教えることがゴールではなく、相談者のなかにある正解を一緒に見つけること・導き出すこと、がゴールです。そのため、相手の思考や感情の状況を整理することを、一番大事にしています。整理することで、自分の悩みや状況を客観的に見ることができるのです。

実際に、社内コーチング制度を使用する社員の8割がキャリアに関する相談ですが、整理をすることで、自分の悩みや状況を客観的に見ることができるようになり、納得した決断ができたという声を多く貰っています。

‐本田

私もキャリアについて、何度も笹子さんに相談をさせていただいたのですが、他のコーチの方に業務スキルに関する相談をした経験もあるんです。同じ組織のナレッジ以外の情報を吸収する場としても役立っており、客観的に見た自分自身の強みを活かしたマネジメント手法等のアドバイスを頂き、とても勉強になりました。

上長には相談しづらいけど誰かに相談したいときや、漠然とキャリアや業務にモヤモヤしているときに、気軽に相談できる場所として今後も多くの社員に活用して欲しいと思っています。

おわりに

 

今回は、レバレジーズの学習支援・研修・コミュニケーション支援制度についてお伝えしました。

 

レバレジーズでは、人材開発・組織開発チームが社員と組織の持続的な成長のため、さまざまな施策を設計しています。

 

今後も社員の声に耳を傾け、時代の変化に柔軟に対応しながら、レバレジーズは社員一人ひとりの可能性を最大限に拡げるための制度設計をしていきます。今後とも、私たちの取り組みにご期待ください。

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