すべての矢印が自分に向いていた僕が、新規事業のリーダーへ 「達成志向性の高さでチームを牽引、ベストセールスを受賞」

営業リーダー事業創造人の役に立ちたいマネジメント表彰新卒レバテック

ひと

達成志向性の高さでチームを牽引、ベストセールスを受賞
2019年10月に行われたレバレジーズグループ全社総会で「ベストセールス賞」に輝いた中嶋さん。大阪支店でのインターン、レバテックフリーランスのキャリアアドバイザーを経て新規事業「レバテックルーキー」に参画し、リーダーとプレイヤーを兼任しています。中嶋さんがベストセールスに選ばれた理由とは。入社からこれまでの歩みを中嶋さんに聞きました。(リポート:藤田)

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Profile
  • 中嶋(Nakajima)
    レバテックルーキー 法人担当リーダー 兼 キャリアアドバイザー

    2018年新卒入社。大阪支店で内定者インターンを経験し、入社後はレバテックフリーランスに配属、2018年12月にレバテックルーキーへ異動。法人営業リーダーとキャリアアドバイザーを兼任しながらサービスを支え、2019年4月に「ベストチーム賞」を受賞ののち、10月に「べストセールス賞」を受賞。趣味はAmazonでの買い物。

自分本位から「顧客への貢献」へ

学生時代の経験や、レバレジーズに入社を決めた理由を教えて下さい。

中学から6年間サッカーを続けていましたが、キャプテンとして挑んだ高校最後の大会で大怪我をして選手生命が絶たれ、僕はサッカーを継続することができなくなってしまいました。そこで他に打ち込めるものがないか、必死に探していた時に大学の友人から紹介してもらったのが、IT業界での営業職のアルバイトでした。「将来的にも営業の経験は役に立つはず」と考えて大学時代はそれに打ち込み、受注獲得件数は西日本1位の成績を樹立できました。

 

就職活動が始まり、大手企業に勤めていた両親や先輩に話を聞くと、若いうちは「修行期間」が長く、裁量権を与えてもらうまでに時間がかかる、と。それなら若いうちから仕事を任せてもらえる会社に就職したいと考えが行き着いた時に、レバレジーズの説明会に行く機会がありました。当時新卒3年目で事業部長をしていた藤本の話を聞いて、20代の成長環境や、活躍している若手が多いことを知ったんです。そんな環境を求めて選考に進み、最終的な入社の決め手はやはり「裁量権の大きさ」でした。

 

「若手に裁量権がある」とは色々な会社で聞きましたが、レバレジーズは真実なんだろうなと思えたんです。他のベンチャー企業では、新卒1・2年目がリーダーになったり、新規事業に携わっている事例が意外とありませんでした。色々な企業で「活躍している若手社員と会いたい」とお願いしても、実際に出てくる方は若くても4・5年目の方でした。レバレジーズでは実際に1・2年目のリーダーに何人も会うことができ、本当の意味で若手に「裁量権」があると感じ、入社を決めました。内定後は、早くスタートを切りたいと思い、大阪支店で内定者インターンをしました。

入社直後と現在を比べると、ご自身のマインドに変化があったそうですね。入社後の気づきを教えてください。

入社当初は「自分の成績を上げるために何でもする。自分が1番になりたい」というマインドで仕事をしていました。でもどれだけ頑張っても、ある同期に1度も営業成績で勝つことができなかったんです。

 

そんな壁にぶち当たった自分を変えたきっかけは「1度も勝てなかった同期との差」に気がついたことでした。その同期は、自分の成績よりも「顧客への貢献」を常に考えて動いていました。営業成績のことを考えると、案件のボリュームや金額で判断をしてしまいそうになるところを、すべての顧客に「絶対的に等しく」対応し、顧客の課題に向き合い続けていました。一方僕は、個人の成果だけを追いかけ、何をするにも矢印が自分に向いていた。この気づきをきっかけに「成果は、目の前の人への貢献の過程である」ことを実感し、考え方が大きく変わっていきました。

チャレンジの証明、マネジメントの楽しさ

中嶋さんが新規事業に携わるために行ったことは何ですか。

大阪支店で内定者インターンをしていた時、少人数で組織を作り上げて大きくしていく過程がすごく楽しかったんです。インターンを終えた時「この感覚をもう一度味わえるといいな」と思っていました。そんな時に新規事業が立ち上がることを知って、その環境にチャレンジしようか悩んだ時に出た答えは「チャンスは今しかない」ということ。

 

「新しく組織を作り上げて大きくしていく」という、僕が忘れたくなかったあの仕事の面白さを感じるためにはまず、新規事業へのチャレンジを認めてもらうために結果を出すことでした。当時所属していたチームにも、異動先のチームにも、僕のチャレンジを認めてもらいたい。その一心で異動までの2ヶ月間に、与えられた通常目標の2倍を達成し、新規事業であるレバテックルーキーのメンバーとしてチャレンジできることになりました。

今回、ベストセールスを受賞できた成果を教えてください。

ベストセールスを受賞できたのは「リーダーとしてチーム全員の成果を向上できたから」だと認識しています。僕もプレイヤーとして数字に貢献しながら、メンバーマネジメントを行うことで、チームの売上のほとんどに関わることができました。異動してからこれまで売上が10倍に成長し、事業部・会社へ貢献できたと感じています。

 

事業が拡大フェーズということもあり、特に2019年上期はメンバー育成に力を入れてきました。顧客の満足度向上のために、法人営業の強化施策にも取り組んでいて、やることは多いですが本当に仕事が楽しいです。

中嶋さんが考える、マネジメントのポイントを聞かせてください。

①個人の強みを伸ばす
1年目の時に周りの人と比べてばかりいた僕が、上司から学んだことです。周りと比べて平均的に力を伸ばすより、個人の強みを伸ばしていくほうが、成功体験を積んでいきやすい。1年目から成功体験を積んだほうがサクセスループに乗りやすく、自信を持って仕事ができると学びました。今はメンバーにフィードバックするときに、他者と比較して意見するのではなく、メンバー1人ひとりの強みを引き出せるように得意な業務を積極的に任せています。

 

②なぜミスに繋がったか、一緒に考える
ミスが続くと感情的にマイナスになり、負のスパイラルに入ってしまうことがあります。ミスや欠点だけを指摘してしまうと、相手は恐怖や不安を感じてしまい、のびのびと仕事ができなくなると考えています。ミスしたこと自体は決して責めず、何故ミスをしたのか、再発しないようにどう策を打てば良いか一緒に解決していくことを大切にしています。

 

③自己開示をする
入社後すぐ成功体験を得られる人もいれば、苦労したのちに花咲く人もたくさんいます。僕も苦労してきたからこそ、今苦労しているメンバーの気持ちを少しでも理解したい。悩んでいるメンバーには、自分が1年目の頃上手くいかなかった話をしたり、それを乗り越えたことで成長できた実体験を積極的に話して、僕という人間をさらけ出すように意識しています。

 

④良好な関係を作る
これまで僕が出会った上司は「この人のために頑張りたい」と思えた人ばかりでした。上司としての意見はもちろん、個人としての考えを話してくれたり、常に僕のキャリアが良くなることを考えてフィードバックをくれました。そんな上司を目標にしてきたから僕は成長できたと思えるので、今後は僕が「この人のために頑張りたい」そう思ってもらえるような存在になれるよう努力しています。

目の前の仕事を必死にやることで、チャンスが降ってくる

レバレジーズの選考に進む学生は、新規事業に携わりたい人が多い印象です。新規事業に興味がある学生へメッセージをお願いします。

「新規事業」や「立ち上げ」と聞くと、キラキラしてるように見えませんか?でも、実のところ、9割の泥臭い仕事を乗り越えたその先に、とても楽しい仕事が1割あるような感覚なんです。1割の楽しみのために、9割の泥臭いことに全力で取り組める人、目の前のことを頑張れる人が、新規事業で活躍していくと思います。

 

例えば、他事業部ではアシスタントさんにお願いする事務作業も、すべて自分たちでやっていく必要がある。それをした上で顧客から「使ってよかった」という言葉をもらえたり、サービスを他の人に紹介してもらえたりと、少しずつ嬉しいことに繋がっていくんです。新規事業だと、特に仕組み化されてないことや制度が整ってないことも少なくないので、そういう状況でも前向きに取り組める、ポジティブな人にはとてもやりがいのある環境だと思います。

中嶋さんの今後の目標を教えてください。

高橋のインタビューにもあった「偶発的キャリア論」を大切にしています。「目の前の仕事を必死にやることで、チャンスが降ってくる」と考えているので、それを掴み取りたい。目の前のことを頑張っていたら自然に職能も広がってきます。今後は、今携わっている組織の営業責任者を目指していきます。そしてチーム1人ひとりが納得いく成果を出せるようにマネジメントを行い、全社総会でまたべストチーム賞を受賞したいです。

 

中高時代のサッカー部の監督から言われ続けていたのが「みんなはサッカーで飯を食っていくのではなく、サッカーを通して得た経験で飯を食っていくんだ」ということ。この言葉には「目の前のこと頑張っていると、それが糧になって道が切り開けていく」という意味があり、僕はそのマインドを日々大事にしてきました。今後も同じ気持ちで目の前のことに必死に取り組むことで、チャンスを掴みとりたいです。

 

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