20周年

20代で大きな責任を担う。その経験が、将来の可能性を広げる理由

新卒マーケティング事業部長インタビュー

カルチャー

「自分の力で、何かを成し遂げたい」。そんな思いから、若いうちに大きな責任を担える環境を求め、レバレジーズに入社したアライ。入社2年目でマーケティング責任者、3年目には事業責任者に就任しました。仕事を見る視点は「自分」から「事業」、そして「会社・社会」へ。責任を担うなかで、アライは何を学び、どのような力を身につけたのか。その歩みをたどります。
(ライター:アオキ)

Contents
Profile
  • アライ
    事業責任者

    九州大学を卒業後、2022年にレバレジーズへ新卒入社。マーケティング本部に配属後、プロダクトマネージャーとしてリリース直前の新規事業にアサインされる。入社1年目の終わりにプロダクト責任者、2年目でマーケティング責任者、3年目には事業責任者に就任。現在は複数事業の経営指標・マーケティング領域を横断して統括しながら、新規事業の立ち上げやM&Aにも携わる。

「できる気はする。でも、まだ何も成し遂げていない」。20代で大きな責任を求めた理由

アライさんは学生時代から、さまざまなことに挑戦されてきたと伺いました。どのような学生時代を過ごしていたのでしょうか?

興味を持ったことには、まず挑戦してみるタイプでした。
 


大学では学業と野球部の活動に取り組む一方、将来ビジネスの世界で活躍したいと考え、プログラミングやAIも学びました。アルバイトやインターンも、塾講師からエンジニア、SaaS企業での長期インターンまで幅広く経験しました。塾講師では2年目にリーダーを任され、校舎の売上改善にも取り組みました。

学業やスポーツなど、さまざまな分野で成果を残されてきたアライさんですが、就職活動ではどんな将来を思い描いていましたか?

幼い頃から、事業を通じて世の中に変化を生み出すことへの憧れがありました。
 


きっかけは、中学生の時に親から渡された孫正義さんの自伝『志高く』です。困難な状況でも諦めず、周囲を巻き込みながら事業を実現していく姿を見て、「自分もいつか、事業をつくる側になりたい」と漠然と思うようになりました。
 


学生時代もさまざまなことに挑戦し一定の成果を残してきた自負がありましたが、自分のなかでは「何となくできそうな気はするけれど、まだ何も成し遂げていない」という感覚があって。だからこそ、社会に出たら自分の力で何かを成し遂げたい、自分がどこまでできるのかを試してみたいと考えていたんです。

若いうちから大きな責任を担うことを重視していたのも、そうした考えがあったからでしょうか?

はい。就職活動の時期はちょうどコロナ禍で、これからの人生をどう使いたいか、考える時間が多くありました。そのなかで、事業を通じて世の中に変化を生み出すことに人生をかけたいという思いが明確になったんです。
 


「人生は何もしないには長すぎるが、何かをするには短すぎる」という言葉があるように、何かを成し遂げたいなら、使える時間は決して多くない。そう感じていたからこそ、他の人が10年かけて経験することを、3年で経験するくらいのスピードで成長したいと思いました。


事業づくりに挑戦する場として、なぜレバレジーズを選んだのでしょうか?

年次にかかわらず挑戦できる文化があり、新規事業にも人やお金を投資して、実際に事業を生み出し続けている。「この環境で事業をつくれなかったら、どこに行ってもできない」。そう思えたことが、入社の決め手でした。
 


特に印象に残っているのが、サマーインターンでの経験です。インターン中、「自分はもっとやれると思います」と言った私にメンターから返ってきたのは「じゃあやりなよ」という一言でした。学生だからといって特別扱いせず、一人の挑戦者として本気で向き合ってくれたんです。

「自分に何ができるか」から「事業のために何をすべきか」へ。責任が変えた仕事への向き合い方

2022年に新卒入社されてから、現在までのキャリアを教えてください。

入社後は、リリース直前だった新規事業にプロダクトマネージャーとしてアサインされました。入社1年目の終わりにはプロダクト責任者、2年目にはマーケティング責任者、3年目には事業責任者を任せていただきました。
 


現在は、複数事業の経営指標やマーケティング領域を横断して統括しながら、新規事業の立ち上げやM&Aにも携わっています。

若いうちから責任ある仕事を任されるなかで、仕事への向き合い方はどのように変わりましたか?

実は、入社当初は自分の意見をなかなか言えない「もじもじくんタイプ」だったんです。プロダクトマネージャーとして仕事をしていた頃、「こうした方がいいのではないか」と思うことがあっても、上司や先輩に遠慮してうまく伝えられないことがありました。
 


そんなとき、上司から「事業を前に進めるために必要だと思うなら、それを提案するのが仕事における責任だ」と言われたんです。その言葉をきっかけに、仕事への向き合い方が変わりました。
 


それまでは「自分に何ができるか」という視点で考えていましたが、そこからは「事業のために何をすべきか」を基準に動くようになりました。自分の担当領域にとらわれず、事業を伸ばすために必要だと思えば、集客やプロモーション、セールス戦略にも関わる。そうして少しずつ責任範囲を広げていったことが、現在のキャリアにつながっていると思います。

実際に事業責任者になったことで、さらに視点が変化した部分はありますか?

責任者になる前から、一つ上、できれば二つ上の立場ならどう考えるかを意識してきました。それでも、事業全体の成果に責任を持つようになって、考えるべき範囲は大きく広がったんです。
 


マーケティングの成果を伸ばすのであれば、集客やプロモーションの改善が中心になります。一方、事業責任者になると、セールス戦略や採用、メンバーマネジメント、さらにはプロダクトや料金プランまで含めて、事業全体で何を変えるべきかを考える必要があります。
 


たとえば、事業責任者になってから取り組んだことの一つが、料金プランの変更です。当時は、お客様の予算策定の流れと提供するプランが合っておらず、導入社数が伸びないという課題がありました。そこで、プロダクトとセールスの両組織と連携し、プラン変更のプロジェクトを進めました。集客やセールス活動の改善だけでなく、サービスの提供方法そのものを見直したんです。こうした取り組みを重ねた結果、3年間で年間売上は約20倍に成長しました。
 


また、今は目の前の数字だけでなく、5年先を見据えて、事業をどのような姿にしていくべきかまで考えています。その一つが、ペンマーク社のM&Aの提案です。事業として目指す姿を実現するには、大学生への価値提供やキャリア教育をさらに強化する必要がありました。ただ、すでに他のサービスが市場に広がっているなかで、後発として一から立ち上げることには難しさがある。そこで、M&Aを通じて実現する方法を考え、買収を提案しました。最近では、M&A後の統合や、その後の事業運営にも関わっています。
 


「自分に何ができるか」から「事業のために何をすべきか」、そして「会社として、学生やお客様にどのような価値を届けるべきか」へ。責任範囲が広がることで、仕事を見る視点も大きく変わってきました。

責任範囲が広がることで、ご自身の能力面ではどのような成長を感じていますか?

一番大きいのは、経験したことのない仕事でも、必要なことを自分で考え、組み立てられるようになったことだと思います。
 


たとえば「この領域で新しい事業をつくってほしい」「赤字の事業を黒字にしてほしい」と言われたときに、何から取り組むべきかを自分で考え、実行できる力が身についてきたと感じています。
 


もちろん、どんな事業でも必ず成功させられるという意味ではありません。ただ、目的に対して何が必要なのかを考え、自ら仕事を組み立てて進める力が身についた。それは、若いうちから責任ある仕事を経験してきたことで得られた、大きな財産だと思っています。

これまで経験したことのない仕事でも、自ら進められるようになった背景には、どのような経験があったのでしょうか?

新卒の頃から、仕事を分解して考えたり、必要な情報を自分で集めたりする力を鍛えてもらったことが大きいです。
 


何か新しい仕事に取り組むときには、そもそも何をすればいいのか、どのような知識が必要で、それをどうすれば収集できるのかを考える。そうしたことを、入社後の仕事を通じて身につけてきました。今回のM&Aも、専門部署に異動して一から教えてもらったわけではありません。もちろん、専門部署に助けていただきましたが、事業側の立場として必要な知識は自分で勉強しながら進めていきました。

「自分が成果を出す」から「組織の成長を支える」へ。責任範囲の広がりが生む、新たな視点

事業責任者として組織を率いるなかで、ご自身が成果を出すこと以外にも、意識するようになったことはありますか?

自分が成果を出すだけでなく、組織全体として成果を出せる状態をつくることを意識しています。
 


たとえば、組織のなかでは、それぞれが異なるKPIを持っています。各自が自分の数字を最大化しようとした結果、事業全体としては、本来目指すべき方向からずれてしまうこともあるんです。そんなときに大切なのが、「それは本当にユーザーのためになっているのか」という視点です。
 


私自身、本部長や社長と仕事をするなかで、その点を繰り返し問われてきました。目の前の数字だけでなく、その先にいるユーザーや社会にとって、何が最善なのかを考える。それは、これまでの経験を通じて、自分のなかに明確に定着した価値観の一つだと思います。

そうした考え方は、現在のマネジメントにも生かされているのでしょうか?

はい。自分の組織でも、そうした観点でのコミュニケーションが増えるように意識しています。
 


たとえば、それぞれのKPIを追いかけるなかで、本来目指すべき方向からずれそうになったときに、誰かが「これはユーザーにとってどうなのか」と声を上げられる。その問いが出れば、そこから議論して、方向を修正することができます。
 


ただ、その役割を私一人が担っていては、組織として十分ではありません。誰か一人がユーザー視点を持つのではなく、組織の全員がその観点を持ち、自分の仕事に生かせる状態にしていきたいんです。自分が正しい判断をするだけでなく、周囲のメンバーも同じように考え、行動できるようにする。 そこも、責任範囲が広がったことで新たに考えるようになったことだと思います。

若いうちから責任ある仕事を経験されてきた今、今後はどのようなキャリアを描いていますか?

まずは、自分の後輩たちにも、これまで私が経験してきたような面白い仕事を経験してもらいたいと思っています。
 


私自身、若いうちから責任ある仕事を任せてもらったことで、仕事を見る視点も、自分にできることも大きく変わりました。今度は自分が、後輩たちを育て、同じような成長機会をつくる側になりたいと思っています。
 


また、事業を通じて世の中の当たり前を変えていくという、学生時代からの想いも変わっていません。これまで培ってきた力を生かし、より大きな変化を社会に生み出せるようになりたいですね。

 最後に、これから社会人になる学生に向けて、メッセージをお願いします。

入社当初は、自分の意見を伝えることさえためらっていた私が、今では、経験したことのない仕事でも、自ら必要なことを考え、実行できるようになりました。
 


自分で考え、意思決定し、その結果に責任を持つ。若いうちからそうした経験を重ねることで、見える景色も、自分にできることも大きく変わっていくのだと実感しています。
 


社会に出れば、今は想像もしていないような仕事や、新しい挑戦に出会うこともあると思います。そんなとき、決められた道を歩むのではなく自ら道を切り拓ける力を持っていることは、将来のキャリアにおける大きな財産になるはずです。だからこそ、会社を選ぶときには「どんな仕事を任されるのか」だけでなく、「その経験を通じて、自分は何ができる人になれるのか」まで考えてみてほしい。
 


今の自分にできることだけで、将来の可能性を決める必要はありません。自分の可能性を広げられる環境を、ぜひ選んでほしいと思います。

Read More
こんな記事も読まれています